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水上由伸投手から勝手に学ぶ「好きを楽しむ」こと

こんにちはnknです。新年も三が日が過ぎ、徐々に普段の生活に戻ってきている方も多いのではないでしょうか。

普段の生活に戻ると、仕事や生活に追われて、だんだんと疲れが重なってきてしまい寝て起きて生活をするだけになってしまう…とお悩みのそこのあなた。


水上由伸くんを応援してみませんか?


えっ?誰?という方は西武ライオンズファンの中にはそういないと思うのですが、西武ライオンズファンでない方も記事を読んでいると想定して水上由伸くんのことを紹介させていただきます。

水上由伸(みずかみよしのぶ) 1998年7月13日生まれ 長野県宮田村出身
2020年ドラフト育成5位入団
2021シーズンが始まると、5月に支配下登録され6月に爆速1軍昇格したシンデレラボーイ
1軍昇格後、初登板から17連続無失点を記録して、パリーグの「デビューからの連続無失点記録」の保持者に
2021年は29登板 防御率2.33 4ホールド 1敗 めちゃくちゃようやっとる

因みに名前の由伸は「高橋由伸」からきているそう。同い年のオリックス山本由伸投手もいるので、獅子の由伸とかファンから所沢の由伸とか言われたりしております。


そんな水上由伸投手。最速は150/kmを超え、西武の投手にしては珍しくストライクにガンガン投げれてあんまり(比較的)(出さないとは言ってないけど)四球を出さないのが売り。挨拶代わりの先頭打者四球に慣れた我々西武ファンも大歓喜。

そしてなによりの魅力は、その魂の強さにあります。

魂。
いや、マジで。魂が強いんだよ。本当に。マジで。

まずは支配下登録後、球団youtubeに上げられたこの動画をご覧下さい。

(忙しい方は8:52~から見てください)

見た? みんな見ましたか? 見たね?

この場面で「球団歌うたえます!!!!」つって恥じらいゼロで歌い出せる新人がおるか??


この時点でちょっと「あっコイツ…メンタルオバケ…?」ってなったんですけど、わたしはマジで明確に2021年Lions Magazine10月号のインタビューで、「モットーは?」と聞かれたときの返答でイッキに大好きになりました。

”野球を楽しむこと”と”深く考えないこと”です。「深く考えろ」「研究しろ」という人もいますが、考えて悩んでいる時間って無駄じゃないですか?いいか悪いかわからないですが、僕の場合は、だったら早く吹っ切って、新しく始めたほうがいいかなと。悩んだところで、どっちにしろ新しいことを始めるじゃないですか。だったら、悩まずに新しいことを始めたほうが早いかなというのが僕の考えです。

Lions magazine 10月号

「考えて悩んでいる時間って無駄じゃないですか?」ですよ?!
「悩んだところで、どっちにしろ新しいことを始めるじゃないですか」ですよ!?

それができる人間がこの世にどれだけいるかっつ~~話なんすよ!!!

本当にねえ、今読んでも、ボロボロに泣いてしまいそうになります。
個人的に、丁度これ読んだとき人生ちょっと迷っていてしんどい時期だったのも重なって、「あ、そうか…どっちにしろ新しいことを始めるなら迷ってるのって時間の無駄だな」ってものすごいクリティカルだったんですね。

多分これだけ切り取ってみてしまうと、「それができたら苦労しない」って思う人はものすごく多いと思うし、この考え方が合わないっていう人もいると思うし、そもそも”年若い”水上くんだからそういうともすれば無謀ともとれる行動に移れるという人もいるのではないかなと思うんですけど。

いや 全人類 グダグダ言わずに”好き”を楽しんで良くない????


って、めっちゃ思わせてくれるんですよ。いつでも。この水上由伸って男は。


水上くんって、このインタビューでも上の支配下登録のときの動画でも、他のインタビューでもシーズン終わった後のインタビューでもなんでもかんでもまず出てくるのが「野球を楽しむ」っていうワードなんですよ。


「楽しんでやりたい」「楽しんで野球をやることが売り」
そう言って憚らないし、その言葉通り、どんな場面で投げていても堂々としているしのびのびと投げている。いつでも楽しそうに投げている。
後半戦はわりとちょくちょく満塁を演出したりしてたけど、それでも絶対にそれを引きずらないでいてくれる。笑顔を見せてくれるし、次回は絶対に大丈夫と思わせてくれる。


そういう姿を見せてくれるからこそ、我々ファンも折れずに頑張ろうと思えるんじゃないかなとわたしは思うのです。


どんなときでも、どんな瞬間でも、全人類「好き」を手放さないで「好き」を楽しんでいいんだと、何を差し置いてでも楽しむことを我慢しなくていいんだと思わせてくれる輝きが水上くんにはある。


プロ野球の世界というのは過酷だと散々言われていますよね。
肉体的にも精神的にも、一般人には想像もつかない重圧があろうなというのは想像に難くないものです。
成績出さなきゃハイおしまいの世界。足掻けない奴は消えていくだけ。

その中でただひたすら”好きな野球を楽しむ”を追求してくれる水上くんの姿は、応援しているこちら側が応援されているような気持ちになります。

しんどいな、きついな、ってなったときに、自分はなんでこんなことをしてるんだろうって思ったときに、道しるべのように光って、「楽しんでいい」ということを教えてくれる。
楽しめない、好きでいられないものをほっぽりだして、”好き”に向かって駆け出そうとする背中を押してくれる。

そんなふうな気持ちを抱かせてくれる選手を応援しないなんて選択肢ないやろがい!



と、ここまでの文章に書いたこと、完全にわたしが勝手に感じて勝手に思っているだけなんですけど、人はそれを妄想と呼ぶんですけど、それでもそれでも絶対水上由伸の投球を見たら、元気が出るんですよ。絶対なんですよ。それだけは保証する。だって四球そんなに出さないから。(物理的元気)


それは冗談としても、マジで元気が出るんです。エネルギーにあふれた”真の投げっぷり”を見てほしい。


野球選手に対して感じる感情っていうのは人それぞれで、データで見て楽しむ人もいれば、人間性も好きになって応援する人もいるし、そもそも選手単体に思い入れを持たない人もいるだろうし、それのどれもが正解なんですが。

もし、だれかを応援しよう、そして応援するということで応援されたい、という方がいれば、疲れた心に差し込みたい、と思ったら、ぜひ水上由伸投手のことを見てみてください。

疲れてて、なにもできないときでも。
しんどくて、勝手に涙が出るときでも。
心の中にある自分の”好き”を絶対にあきらめなくていい。

そういう気持ちになるし、そういう気持ちで野球を見れれば、きっと水上くん以外にもたくさん輝くものを見つけられるとわたしは勝手に思っているし、そういう気持ちにさせてくれた水上くんが引退するまで一生応援しよ…
って激重感情を常に爆発させています。水上由伸投手ご本人に気持ち悪いといわれない限りは一生応援するんで対戦よろしくお願いします。厄介なファンを抱えさせてしまい申し訳ない。もう戻れないんだょ……。


というわけで、水上由伸投手を応援しよ? というダイレクトマーケティングでした。

してみませんか? っていうか…しよ? オウエン…シヨ…?
大丈夫! ぜんぜん怖くない! むしろ楽しいことしかない! 大丈夫! ちょっとだけだから! ほんと! 大丈夫大丈夫! なんにも怖くないから!


なんにも怖くない証明に、水上由伸くんの動画を置いておきます。パリーグTV様、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

み~~~んなミズカミヨシノブを好きになれ!!!!!!!!!!!!!!


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