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馬骨擬装網「亞種音変異説」解説

「馬骨擬装網」その成り立ちについて

総てはこの時に始まった。

2020年秋M3で向かいの列に「平沢進」とデカデカと書いているサークルがあったのだ。
無論、速攻で突撃した。

そこに居たのが華力発電所所長にして、
後の馬骨擬装網メンバーであるリキッド氏であった。

時は流れて12月、

このツイートに反応を示していただき
めでたくナカムラ書房と華力発電所の業務提携を相成った。

どうせ業務提携するなら合作しようという話になり、
ならば中村椋所属バンド「世界システム」より回造氏を招こうと
トントン拍子で決まり、
2021年末に馬骨擬装網プロジェクトが秘密裏に始動された。

ジャケット

「亞種音変異説」

馬骨擬装網現時点で唯一の音源集(絶賛通販中)

1戒厳令下、プラントへ
2巨星β-riareusu
3赤方偏移

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1曲目「戒厳令下、プラントへ」

仮タイトル「Transmission」
デモup:2021年1月28日
原曲:リキッド氏

このCD、ひいてはこの「馬骨擬装網」というプロジェクトを運命付けた曲。

歌詞は落語の「野ざらし」がモチーフ。
デモを聴いた時に、陰にこもってものすごい感じがしたから。

タイトルは語感で決めたから意味は無いが
なんとなく今の状況を示すような結果になっていて恐ろしい。

ギターソロは回造氏。
ワーミーで破滅的なソロを奏でてくれている。

2曲目「巨星β-riareus」

仮タイトル「TinyTitan」
デモup:2021年3月9日
原曲:リキッド氏

読み方は「きょせいブリアレウス」

リキッド氏曰く「中野テルヲとヒラサワの間の子」
当初はもう少し大人しいアレンジだったが結局ヒラサワ寄りで収まった感。

仮タイトルが小さな巨人ということで、
土星の衛星の中で最も小さい星「アイガイオン」をモチーフにして、
リキッド氏の仮歌詞に味付けをしていった。

*土星の衛星は神話上の巨人にちなんで命名される
*アイガイオンは巨人ブリアレウスの別名

ギターソロは中村椋。
お気に入り。

3曲目「赤方偏移」

仮タイトル「Caravanよりすごい遠く」
デモup:2021年2月8日
原曲:中村椋

仮タイトルそのまま。
平沢進の浄化曲に頻出する「遠く」。
その全てに勝ってやろう、というテーマで作った曲。

セクションごとに音程の上下が激しく、
しかもサビは超ロングトーン。
ライブでどう再現するか、今から頭が重い。

歌詞はサビの「遠く」以外を回造氏に丸投げ。

タイトルは古典コピペより。

今後の展望

以上

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