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閃刀姫生誕祭準備進捗-week5,6 -最終調整-
VRオンラインイベント:閃刀姫生誕祭(2月23~24日)の準備状況についての記事になります。Vketに集合しての打ち合わせや会場の細部機能の調整を主に進めました。
前記事:
『企画の日時調整』
24日(月・祝)にエキシビションマッチの企画を予定していましたが、工場勤務の方など祝日であっても月曜に出社される方が多い様子だったので、他の企画と同様に23日(日)での開催とすることにしました。詳細は下記Xでの投稿をご参照ください。
閃刀姫生誕祭のタイムテーブルの改定をさせていただこうと思います。24日(月・祝)が思いの外、出社予定の方が多く、エキシビションマッチの企画実施が難しいことが理由です。変更内容は下記の通りです。
— 猫の耳@強謙17No.68 (@NekoMimiMattari) February 13, 2025
・エキシビションマッチ:
日程変更:24日9:00~13:30⇒23日18:00~20:30… pic.twitter.com/fApcuKnKtP
『最終打ち合わせ』
イベントで使用予定のVketワールドに集合しての打ち合わせを実施し、タイムテーブルや詳細の変更点の共有やの課題点の打ち明けを行いました。
YouTubeなどで配信をやっているメンバーがほとんどですが、それでもマイク接続に苦労する場面があったりなど技術的なトラブルもあったので、事前に集まって全員で確認ができたのは良かったかなと思います。
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『細部調整』
・ワールドの軽量化
Vketではスマホやタブレットなど処理能力の低いデバイスからのアクセスも想定されるため、ワールドの軽量化が必要になります。3Dゲームなどで使われる軽量化の指標の一つとして3Dモデルの面の総数(ポリゴン数)があります。Vketの最大許容ポリゴン数が80万なのに対して、現状のワールドは96万で20%程オーバーしてしまっていました。推奨許容ポリゴン数は60万なので、できればこれ以下に抑えるのが望ましいです。
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今回は一部モデルを画像化してポリゴン数を削減する対策を取ることにしました。
Blenderのレンダリング機能を使うと簡単に3Dモデルを元にpng画像を作成することができます。作成した画像をQuadに貼り付けることでポリゴン数の節約が可能です。
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この対応で総ポリゴン数は40万程に抑えることができました。
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・声の距離減衰の設定変更
Vketではアバター間の距離に応じてボイスチャットの音量を調整する機能が搭載されており、多人数が同時に接続している場合でもチャンネルの切り替えなしでも会話の混線が起きないようになっています。
ですが、打ち合わせで会話をしている感じだとデフォルトの設定では減衰がきつすぎる感じでした。今回のイベントでは参加人数も限られるので、機能を実質的に無効とすることにしました。
・ゲームパッド対応の設定
移動操作についてのみですが、ゲームパッドに対応できる様でしたので機能を有効化しました。
・ピックアップアイテムの同期設定
デバッグ対応です。ピックアップ可能アイテムを装着しても他のプレイヤーからは見えない状態となっていたので、修正しました。
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VketCloudの『掴む機能の有効化』をONにするだけではこのような表示になってしまいます。
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とはいえ、修正対応はそこまで難しくはなく、公式がアセットストア(リンク)で提供してくれている下記アクティビティを導入するだけで大丈夫です。
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ピックアップしたいオブジェクトの親にVKC Item Activityをアタッチし、アセットストアで配布されているjsonファイルを選択、tagnameにピックアップしたいオブジェクトの名前を指定すると対応完了です。
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下図の通り、アイテムを装着している本人しか、装着している表示とならない問題は解決しました。
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・シークレット企画進捗
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ZEEERRR0さん(X:@pegasus1210_)のご協力で進めている展示企画も無事準備が完了しました!23日より、イベントワールドに反映されます!あのカードを大迫力の3Dモデルでご覧いただけます!
無駄にカッコいい pic.twitter.com/NgWoV4lDOe
— 零媒師 (ゼロ / ZEEERRR0) (@pegasus1210_) February 20, 2025
まとめ
これで準備は一区切りとなりました。残るはイベント当日!
ドキドキ、わくわく!楽しみで夜しか眠れません!(笑)