大阪杯 パドック回顧 後半戦
いきなり始めます。
昨日はエクセルのデータをスクショして張ってましたが、今日は変えてみます。
見てくれている方の反応が良い方で、今後進めていきます。
5枠⑩ ヒシイグアス
まず蛍光マーカーで記した部分よりも、毛艶に注目してもらいたい。
毛艶が中山記念の時に比べ、格段に良くなっているのがわかる。元々毛艶は良く見えるタイプの馬だが、今回は今まで見た中でも1~2位を争うレベル。
そして、マーカーで記した部分。
まず、前脚の伸び。つまり肩の可動域が格段に良くなっているのがわかる。
腰回りの張りも、はち切れんばかりにパンとしていて、腹回りも太め感と言うよりも、迫力満点の腹回り。
今回の陣営の本気度が伺える馬体の造りで出てきた印象。
今回が最高の出来だと思うので、この先いかにこの様な状態のパドックを見つけられるかが、取捨てのカギになりそう。
今回の馬体は、覚えていて損はないレベル。
6枠⑪ ステラリア
正直今回の仕上がりは、エリザベス女王杯の時よりも良く見えたのが第一印象。腰回りのボリュームや丸み、腹回りのどっしり感。
どちらも良く見えただけに、勝負できなかった原因はどこなのかを何度も見返した。
気になったのは、集中力。エリザベス女王杯の時は前を見て、集中して歩いているのに対し、今回は若干周りを気にする素振りを見せていた。その辺りがレースに影響していたのかもしれないが、三歳時よりも明らかに馬体の成長は見られるだけに、今後に期待したいところ。
6枠⑫ ショウナンバルディ
まず、腹から後肢の付け根の部分のボリュームが、若干ながら中日新聞杯の時よりも落ちていて、後肢の蹄の返しが、今回は硬くぎこちなく見えた。
腰回りのボリュームやハリは、悪くは見えなかったが、全体の伸びやかさという点で他馬を上回るような出来にはなかった印象。
7枠⑬ キングオブコージ
この馬の良いときは、気合を前面に出して周回するのが特徴。そして少し腹袋の大きなタイプの馬なので、少し腹回りが太いかな?と思われるくらいが理想。今回+10で出てきたがパドックでは少し小さく見えた。腰回りは少し寂しく見えても肩の筋肉や腹回りがどっしりとしている時に好走傾向にある。
7枠⑭ レイパパレ
レイパパレについては、ほかの馬よりも写真を多く使います。
まずは、昨年の大阪杯が過去最高の出来だと思う。
休み明けのオールカマーは、馬体に余裕があり仕上がり途上の印象。
そこからのエリザベス女王杯。
馬体の艶などは戻りつつある印象も、腰回りの筋肉やこの馬本来のすっきりした馬体は見られず。
そして金鯱賞。 毛艶は全く冴えず張りにも疑問が残る。
週中から、この馬本来の出来に戻るかがカギと思っていた。
もしかすると、このまま馬体の回復が見込まれないかもしれないと思っていたが、今回の大阪杯で、馬体のすっきり感と腰回りの張りや筋肉が戻りつつある印象があった。
昨年秋から続く、最悪の状態は脱した印象。
今後、さらに昨年の大阪杯の状態に近づけば好走は確実だろう。
8枠⑮ アフリカンゴールド
後肢や肩に筋肉にボリュームがあるタイプで、腹回りもパワフルな時の方が好走する印象。
今回、若干ながら寂しく映って見えた。年齢的にここから更なる上積みが見込めるわけではないので、前走の状態に近づければ好走は可能か
8枠⑯ マカヒキ
この馬に関しても年齢的な上積みは疑問でも、馬体の張りなどは年齢を感じさせない。
多くを語る必要はないだろうが、現状維持でも十分な力はあると思う。
以上 大阪杯のパドック回顧後編でした。
徐々にパドック回顧を再開して、相馬眼をさらに磨いていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。