つくばはなんのまち?-”○○のまちつくば”
つくば市は地方都市として全国でもめずらしい、人口増加のまちです。
あらたに来られる方も「○○のまち つくば」という言葉をよく耳にされると思います。いったいどれだけ「○○のまち つくば」のようなつくば市を形容する表現があるか、耳にしたものを整理してみました。書きかけではありますが公開しますので、補足情報やほかにご存知なものがあればぜひコメントで教えてください。
つくば市公称
つくば市が計画で掲げていたり、つくば市のホームページに記載されているものを整理しました。
世界の明日がみえるまち
まずはこれ。
つくば市の「ビジョン」としてよく目にしたり耳にします。たとえばプレスリリースではデザインされたロゴで一番目につく左上に記載されています。
ビジョンとはなにか、明確な定義がされているわけではなさそうですが、例えばこんな解説が。
で「世界の明日がみえるまち」は、つくば市のビジョンして喧伝されているので、つくば市の総合計画に相当する「つくば市未来構想・戦略プラン」を見てみると
。。。。。書いてない?
未来構想で目指す将来像として示されているのは
の4つ。本文中にも「世界の明日がみえるまち」なんてどこにも書いてない。そして改めて、よくよくつくば市ホームページのトップを見ると「世界の明日がみえるまち」なんてどこにも書いてない。
位置づけがないのに自治体として発信してる「世界の明日がみえるまち」。
一体何なのでしょう??
科学のまちつくば
つくば市成立のきっかけとも言える「筑波研究学園都市」の建設目的として「科学技術の振興」ということがあるので、その辺りから来ているものかと。
ただまあ、昔からこう言われているわけで。
最新の市民意識調査でも状況は変わらないようです。恩恵云々の前に「科学のまち」と思っている人はどれだけいるか、認知度を調べた方がいいのでは?
自転車のまちつくば
ロボットの街つくば
つくば市のホームページにはないけれど
世界の明日がみえるまち
つくば市の「ビジョン」として、よく目にしたり耳にします。
たとえば、
と。
つくば市のビジョンして喧伝されているので、つくば市の総合計画に相当する「つくば市未来構想・戦略プラン」を見てみると
書いてない。
未来構想で示されているのは
の4つ。本文中にも「世界の明日がみえるまち」なんてどこにも書いてない。
そして改めて、よくよくつくば市ホームページのトップを見ると「世界の明日がみえるまち」なんてどこにも書いてない。
パンのまちつくば
ちょっと前はよく聞いたような気がしますが、ネットの情報が見つけられませんでした。継続調査。
ラーメンのまちつくば
スポーツのまちつくば
つくば市の方ではスポーツ推進計画のスローガンを「スポーツで “つながる” まち つくば」という言い方をしてますね。
アートのまちつくば
○○都市/○○シティ
研究学園都市
「筑波研究学園都市」(≠つくば市)の歴史とか変遷とか、この辺のページも参考になります。
国総研資料第815号
「筑波研究学園都市の現状と諸課題にみる都市形成過程上の問題」
国際都市
SDGs未来都市
環境モデル都市
スーパーシティ
つくば市が目指す、20世紀テイストが漂うスーパーシティのイメージ図。
つくば市は2022年3月4日で、つくば市がスーパーシティ特区に指定されることが原案了承されたというプレスリリースを出しました。
内閣府の「スーパーシティ型国家戦略特別区域の区域指定に関する専門調査会」に国のヒアリングで用いられた資料が掲載されています。
同じ会議でプレゼンした大阪府・大阪市は自治体名でのプレゼン資料になっていますが、つくばについては「つくば市」ではなく「つくば市長」なのがひっかかりますが。