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#8 ライム、メリッサ、スパイクナード

世の中を見渡すと、あまりにも疲弊している人が多すぎる。「心身の健康」というものがあまりにも蔑ろにされており、それが常態化されている。僕はそれが不思議でならない。果たしてそこに「幸せ」は存在するのか。

今回取り扱うのは「心の闇解消ブレンド」。憔悴しきって身動きが取れなくなり、エネルギー減衰の兆しが見えてしまっている方には是非このブレンドを使用して頂きたい。


エネルギーの減衰、即ち生命力が落ちてしまっている人にとって開かれている世界は、終末そのもの。どんなことにも希望を持てず、己の無力さに苛まれ、ただ嘆くことしかできない。そのような極限の状況に置かれた時、誰しも1度は逃走願望ないし希死念慮を抱いたことだってあるでしょう。

そんな絶望の淵からの復帰をサポートしてくれるのが、今回取り扱う3種類のオイルたちです。

メリッサは闇に飲み込まれてしまっているあなたに、強烈な光を与えます。自身の闇が深い分、それに比例し光は強くなり、時にはそれが苦しさとなって現れることもあるでしょう。

でもそのような「光を感じられること」、「浄化の痛みを感じられること」は生きているからこそ受けられる恩恵なのです。それはとても尊いことです。その恩恵に対して、スパイクナードは感謝できるようサポートしてくれます。差し込む光は、あなたの敵ではないことを教えてくれます。

しかしながら、憔悴している際に行われる浄化の痛みに耐えることは容易でないこともしばしば。それを耐えられるよう後押しをしてくれるのがライムの力です。

ライムは落胆し、打ちひしがれている際にぬかるみから引き上げ、人生に光や喜びを感じる余裕を与えてくれます。また、抑圧して無いものと目を背けていた感情を解放し、溜まった毒素を放出してくれる手助けも行ってくれます。またそういったデトックスを行うことで、あなた自身で毒素と向き合えるようなコンディションを整えてもくれるのです。

光を与え続け浄化が進むと、自身も徐々に光の中へ溶け込んでいく感覚を憶えるでしょう。その時、過去に感じていた心身の重さを忘れ、軽やかに次のステージへと歩むことができます。

受け取り方1つで、眼前に広がる世界は容易く変えられる。そういったことをこのブレンドが教えてくれます。



今回のエッセンシャルオイル

ライム

  • 人生への熱意の精油。心の毒素を浄化し、人生に光や喜びを感じられるよう余裕を作り、今在るものへの感謝を思い出させてくれるようサポート。

  • 宿るメッセージは、人生の岐路に、新しい旅立ち、待つのをやめて行動する、混乱からの脱出、関係性の改善など。

  • インドでは魔除けとして使用され、大航海時代、多くの船乗りたちを壊血病から救った果実。頭皮トラブルやセルライトにも?

  • トップノート。

  • 花言葉は「あなたを見守る」。

メリッサ

  • 光の精油。魂に真実と光を呼び起こし、本当の姿と地球に生まれ落ちた意味を思い出させ、最大限の可能性への到達を妨げるものを全て手放すことをサポート。

  • 宿るメッセージは、強烈な印象を残す、生命力アップ、隣人愛の心、恐れを知らない実行力など。

  • 古代からメディカルハーブとして大切にされ、ヨーロッパでは昔から「長寿のハーブ」とも呼ばれる。「不老不死の妙薬」の逸話も。

  • ミドルノート。

  • 花言葉は「思いやり」、「共感」、「同情」。

スパイクナード

  • 感謝の精油。「感謝は受容の完全な形である」ということを教え、大いなるエネルギーに降伏し委ねることをサポート。

  • 宿るメッセージは、正直になる、落ち着き、心の闇の解消、創造力の開花など。

  • 新約聖書に登場する神聖かつ貴重なエッセンシャルオイルであり、日本でも平安時代に香料、生薬として使われていた根茎。

  • ベースノート。


後語り

久々に本格的な感情の読み取りをしました。やはり文章は書いていかないと書けなくなるものですね。滑り出し不調でござった。

今回紡いでいる際に気づいたことは、オレガノとメリッサで対応関係になっているかもしれないということ。

オレガノは「執着の解放と謙虚さの精油」、メリッサは「光の精油」。オレガノは物理的に妨害するものであったり、物質主義の解放を促す一方で、メリッサはそれが精神的なアプローチに代わっているなぁと感じました。

脳筋フルパワーで薙ぎ倒すオレガノ、Holyなエネルギーで一切の悪を浄化滅却するメリッサ。

なんか漫画描けそうな2人だな。そんなところで後書きはおしまい。

あなたは「疲弊」が常態化していませんか?自分を守れるのは自分だけです。

あなたがわざわざ擦り減る必要はありませんから。


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