珈琲用語メモ>レインフォレスト・アライアンス認証
ざっくり言うと何?
持続可能な農業を展開している農家で栽培された作物であることを示す。
ざっくり過ぎた!もう少し掘ると
生物多様性の保護、環境・社会・経済面の発展や労働者の権利保護、生産性向上などを通じて、包括的に、長期的な持続可能性を維持している農園が生産している作物であることを認証しています。
コーヒー栽培を長く、安定して続けるには、環境への配慮や、そこで働く関係者の労働環境改善、賃金の維持向上などなどが必要です。これらを頑張っている事を証明して、消費者の選定基準として提供されていると考えれば良いと思います。
1992年、レインフォレストアライアンスとサステナブル アグリカルチャー ネットワーク(NGO)が基準を策定して認証開始。しかし、認定の基準は事細かに厳しいい基準が並んでおり、初めて農園が認証されたのは1996年のことでした。
そう言った認証ですので、コーヒー農園に限った話ではなく、幅広い農園を認証対象としています。さらには、林業、観光など広範囲に認証します。
認証された商品や農園などはカエルのマークの認証印を使うことができます。カバー画像のように自社製品のアピールとして使用している例を見かけます。
なぜ、カエル?
カエルは指標種、すなわち環境条件を知るための目安になる生物です。そして、南極大陸を除くすべての大陸に生息しています。(rainforest allianceのWebより)
似たような仕組み
このような取り組みがいくつか存在します。
コーヒーメーカーの周辺で繰り広げられることをお届けします。