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二次創作作品はプレッシャーもある

活動を再開して以来、私はドラゴンクエスト10の五大種族であるウェディのイラストを主に描いています。
それ以前はどちらかというと、オリジナルをメインにしていて、二次創作はあまり手を出していませんでした。

「オリジナル<二次創作」ではあるけれど

既にある程度の知名度がある人であれば別でしょうが、人の目に留まることを考えればオリジナルよりも二次創作をやるほうが見てもらえる可能性は高くなるのではと思います。
二次創作であればある程度設定的に固まっているため、どのようなモチーフで制作するかをまとめやすいというメリットもあるかと思います。

以前の私はそのメリットはわかっていながらも、二次創作に手を出すのにハードルがあると感じていました。

「似てない」のは制作側もストレス

とはいえ何度か二次創作に手を出したことがあります。
しかし、残念ながら完全に満足するものが描けたと思えませんでした。

二次創作の特定のキャラを描こうとしたとき、そのキャラクターにあまり似ていないのは描いているあいだずっとストレスになってしまいました。
その作品が好きだから描いているのに、似たイラストを描けない力不足。思っていた以上にしんどかったのです。
その後公開して思った以上の反応があったときはちょっと複雑な思いを抱えてしまいました。

現在はドラクエ10の二次創作をメインにしているわけですが、特定のキャラクターを描くことは控えています。
特定のキャラクターやプレイヤーの分身である“勇者の盟友”ではなく、市井にいるであろう一般市民を描くという方向です。
とはいえ、ゲーム中で設定可能な髪型や顔のパターンからは外れないように心掛け、二次創作とは言いつつやや限定的な形ではあります。
この形でどうにか二次創作に取り組むプレッシャーを薄めているという感じ。

「特定キャラを描きたくない」わけではない

とはいえ、まったく特定のキャラを描きたくないのかというとそういうわけでもなくて、まあ色々やってみたいことはあります。
ただ、それをやるにしてももう少し自信をつけてからじゃないと、またプレッシャーばかり感じてしまって楽しく描けないかもしれないなと思っています。

ただ、今が思った以上に楽しくやれているので、案外特定のキャラを描く日も早く訪れるかもしれません。
既に1件「半分依頼、半分志願」という感じで特定のキャラクター(今回はドラクエじゃありません)をやることになっているため、それを仕上げたときに何か心境の変化があるかもしれませんけど。

2023年はどれくらい忙しくなるかわからないのですが、できるだけ楽しく描ける時間を確保したいなと思います。

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