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平日21:30の試合に50,000人集まるクラブ


今までの人生で一番の盛り上がりを見た。
スペイン、ビルバオに来て本当に良かった。
改めてそう思わせてくれた一日。
言葉にするのが難しいため、ぜひ一度訪れて実際に味わってほしい場所。


2024.2.29(木)

スペイン、バスク州にあるビルバオという街のクラブ

アトレティック・クルブがコパデルレイ準決勝2ndレグ

ホーム サンマメススタジアムに

アトレティコ・マドリーを迎えての一戦が行われました。

コパデルレイとは
日本で言う天皇杯のような位置付けのスペイン国内のカップ戦。
準々決勝までは基本リーグや順位が下のクラブのホームで試合が行われる。
準決勝はホーム&アウェイ
今シーズンの決勝はセビージャで行われる。

アトレティック・クルブ


日本ではアスレチックビルバオやビルバオなどと呼ばれているが、
正式名称はアトレティック・クルブ

現地の人はアトレティやアトレティックなどと呼んでいます。

このクラブについて話し始めてしまうと止まらなくなる(自分の知識じゃ伝えきれない部分もある)
ため

今回は先日行われたコパデルレイの話だけにしておこうと思います。


サンマメススタジアム

この日チケットは完売し、購入できなかったが
スタジアム前の雰囲気でも味わいたいと思い、
キックオフ2時間半前にサンマメスに到着。

雨が降っていたこともあり、まだそこまで人はいませんでしたが、
いつもはない柵がスタジアム前には置かれていました。

これは何かあるなと思い、柵の1番前に陣取ることにしました。


キックオフ2時間前

徐々に柵の前にアトレティサポーターが集まり始め、チームの応援歌を歌い盛り上がり始めました。


柵の前に集まるサポーター

盛り上がりはどんどんヒートアップ

発煙筒が焚かれます🔥


かなり雨が降っていたのですが、気にすることなく盛り上がるサポーターたち

アトレティックのチームバス


20:00 チームバスがスタジアムに到着

ここで盛り上がりは最高潮に

煙で視界がとても悪く、また目の前の柵が倒れ、
人がなだれ込んでいきました。

この時に命の危険を感じるほど、後ろからどんどん人が押し寄せてきて柵が倒れなければ潰されていたと思います。


文章だと伝わりづらいので動画をYouTubeにアップしました。

ぜひそちらもご覧ください!


サッカー文化が日常に溢れる街


この試合が行われたのは木曜日で
ど平日にもかかわらず、52,000人の観客が入り、サンマメススタジアムの過去最多人数を更新しました。


朝から街にはアトレティのユニフォームを着た人たちや、アトレティの旗が掲げられ

何も情報が無くても今日試合があるんだなと分かります笑


試合時間が近づくと更に人が増え、
スタジアム近くの道路は歩行者天国じゃないのに
車道に人が溢れて、
車の運転手は大変そうにしています。

そして素敵だなと思うのは
老若男女問わず

全員がアトレティのシャツやタオルマフラーを身につけて
サッカーの話やら、チームの応援歌を歌いながらスタジアム、またはバルに向かう様子が

この街はサッカー文化が染み付いているなと思わせてくれます。


日本にもいずれこのような街、クラブが生まれることを願っています。



スタジアムに向かう道中(車道に人が溢れる)
試合日にはアトレティの旗が掲げられる
発煙筒が焚かれるスタジアム前
アトレティックの公式Instagramより

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