バルサB観戦
スペインの3部リーグ
(Primera RFEF)
は2グループに分かれており、今シーズンはバスクのビスカヤ県にあるクラブが4チームいます。
・アモレビエタ(中井卓大選手所属)
・ビルバオアトレティック(ビルバオのBチーム)
・セスタオリーベル
・バラカルド
今回はその中のセスタオリーベルvsバルサBの試合を観戦してきました。
試合は2-2の引き分け。
スコアこそ同点だったが、内容はバルサの美味さが光った試合でした。
バルサBの平均年齢は18.5歳
これ、ほぼユースです。笑
本来ならここにヤマルやクバルシらがいると考えると、恐ろしいです。
この試合で右WGで出場していた選手も16歳左利き。
16歳でスペイン3部ってバケモノですが、
バルサのトップには17歳でスペイン代表というもっとバケモノがいるので、
ちょっと可哀想に思えてきます、、、
この試合で目立ったのは
・左CB14番
・アンカー6番
・インテリオール17番
・10番キャプテン(彼もインテリオールでした)
・右WG37番
14番の相手のプレスのかけ方を見てギリギリで判断変えたり、縦パスさすあたりがとても19歳とは思えませんでした。笑
アンカー6番は抜群の安定感。まだ18歳。
インテリオール17番は繋ぎ役になれるし、上手いだけではなく、守備でもかなり走れる。
ああいう選手がトップレベルで活躍できるんだろうな。
10番のキャプテンは雰囲気ガビって感じでした。笑
前を向いた時のセンスや常に彼にボールが集まり、プレーでチームを引っ張るキャプテン。
2得点で抜群の存在感。
37番右WG。左利き。
幅の取り方、ドリブル、16歳とは思えない堂々としたプレー。
トップチームのベンチ入りもしているようで、
バルサではなくとも絶対トップレベルまで行くだろうと思いました。
去年のバルサBにはクバルシ、カサド、ベルナル、パウ・ヴィクトルなどの今シーズントップチームでプレーする選手がいたので、
今回観た選手の中からも近いうちにトップチームで活躍する選手が出てくるでしょう。
ただ、今回の試合で一番凄いなと思ったのは
18歳くらいの言わば高校生相手に
めっちゃブーイングなど浴びせプレッシャーを与えるセスタオサポーターの容赦の無さと
スペインサッカー文化の熱さ。
10代からあの環境で戦うバルサBの選手は絶対逞しくなるだろうし、
チームの勝利のために全力で応援するサポーターの熱気。
審判に対する口撃など、
決して綺麗な部分だけではないが、それも含めてこの国のサッカー文化を感じることができました。
トップリーグだけでなく、それはどのカテゴリーでも感じることができる。
負けず嫌いで勝利至上主義な部分は本当に凄いなと。
そんなサッカーの国で揉まれながらサッカー選手としても、人としても、
もっと逞しくなっていこうと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!