「馬鹿になれ」 馬鹿を前向きに表現するケース
「馬鹿になれ」というように、馬鹿を前向きに表現するケースもある。
この場合、馬鹿になるとは「ある分野での実力者等が、いつもと違うことをやる」程度の意味であり、通常の馬鹿が馬鹿になっても意味がない。「常識を破壊する」という場合も同じ。
前提となる常識や基本的知識が深くなければ、その常識を破壊された後のアイデアは、スカスカの味わいが無いアイデアになりがちに思う。言い換えれば、深く知らないものを(壊す対象をよく知らない物を)、壊すことはできない。
いわゆるエンタメ業界では、外から見ると、「馬鹿になれ」「常識を破壊する」というのが常に行われているのかもしれない。