[商魂] スクリプトシステムを売ることはできないと言ったな
あれは嘘だ。…いや、どうだろうか
とりあえずいったん忘れてもろて。
英語では scripting system と書く方が正しい気がしますが、カタカナだと何だか分かりづらいのでスクリプトシステムと呼んでいます。なお、僕が勝手に呼んでいるだけで一般に通じるかは知りません。
Twitter(現X)の投稿に書いたことを含めてちょっと難しいブツなのですが、個人的に思い入れのある領域でもあります(※)ので何とかならないかなーと考えてはいました。
難しいからといって匙を投げては商魂が廃るんですわ。
で、どうなのかというと、
結論:分からん
考えるだけで分かるのなら世に救われない商魂などない。
対応策を検討したとしても、その効果までは分からないのだ。
というわけで、実際にやってみましょうかね。
こういうのが好きな人はお楽しみに。
そういうわけで、できたものがこちらです。
マーケットプレイス
新発売記念ということで少しの間は本来の想定価格よりお安くしております。スペシャルプライス。長くて二週間くらいで本来の価格にします。手動で。
といってもそこそこのお値段なので可能性は低いと思いますが、もし売れすぎるようならすぐにでも。サポートが大変そうだから・・・
テクニカルデザイン
プラグインはゲームに関する機能を含まないので、ゲーム側の事情によらずだいたい適合できる
ゲーム特有のコマンド(グルーコードに相当)をゲーム側で定義し、スクリプトでそれを用いる形。
DIY精神。
(ただしサンプルを配布しているのでそれを改造するのでも良し)
だいたいこういう感じのものです。
なお、この動画のプロジェクトはサンプルとして配布しています
(こちら。要プラグイン)。
こんな感じで、選んでパラメータを埋める形式。
RPGツクールのイベント作成と似ている、かも。
メッセージの他、カメラとかギミックとか分岐処理とかもスクリプトで制御されています。
うんちく
ふんわりしたプラグイン
具体的な仕事を特にしないことによって広く対応するという哲学的なスタイル
ゲーム自体とは関係のない汎用機能しか含まないのでアプリケーション層に依存しない
既に作成中のプロジェクトに組み込むことが大抵可能、のはず
(扱い方を知る必要はある)
ゲーム機能を含むサンプルプロジェクトを切り離した
プラグインとは別途配布
ユーザーがカスタマイズをためらう必要が無い。
お好きなUI、お好きな演出に改造してどうぞ。異なるスタイル(立ち絵が出たりなど)のサンプルを別途作ったりできる
(販売しているプラグインに依存したアセットって売れるんだっけ・・・?(新たなる野望))
実行機はUObjectベース
けっこう柔軟に使える。多重に動かしたりなども可
Component でラップした扱いやすいものもあります
(たいていはこちらで事足りると思います)
コマンド定義はBP/C++どっちでも
public なゲーム機能には大抵つなげられるはず
Details、配列ベースのエディター
挿入削除UndoRedo、D&Dで並び替えができる。当然ですよね!
おなじみの操作と安定性
何より、アセットへの参照が簡単
ローカライズプレビュー
あります。ただし、LocalizationDashboardと仲良くしてください。
資料
Wiki(えいご)
苦手でも頑張って読んでね・・・と見せかけて今回は日本語も用意してございます。
ゐき
まとめ
それを出しました。