仕事絶頂時の妊娠①_妊娠発覚編
私が妊娠したのは、27歳の時でした。
その時の私は、某コンサルファームでコンサルタントとして約4年の経験を積み、自分の裁量でできる仕事も増え、
忙しいけれどビジネスパーソンとしての自信がついてきた頃でした。
お腹の子の父親は、付き合ってたった1ヶ月の彼氏でした。
(今は良き夫であり、良き父であり、親友です。)
心当たりはあったので、生理が1週間ほど遅れたときには、
「私、妊娠したんだな。きっと。」
と、何故かとても冷静でした。
しかし、
妊娠検査薬で陽性反応を確認し、クリニックで妊娠の診断が言い渡される頃には、得体の知れぬ不安が込み上げてきました。
何が不安だったのか。
分からないことが不安でした。
出産という選択をするにせよ、しないにせよ、
自分の身体・生活・キャリア・人間関係とにかく全てにおいてに大きな変化があることは分かるんだけど、
何がどう変わるのか、具体的にイメージできないことがとても不安だったんだと思います。
ましてや相手が付き合って1ヶ月の彼氏て…
何がどう変わるか、イメージできれば対策が打てますが、急な妊娠という出来事には、鍛え上げてきたはずの頭・メンタルを持ってしても、許容範囲を超えていました。笑
友人もキャリア志向の女子が多かったため、妊娠・出産を身近に感じることがほとんどありませんでした。
しかし、不安に思っている間にも、お腹の子の成長は待ってくれません。
次々と重大な決断を迫られました。
①産むかどうか
②夫婦になるかどうか
③どうやってそれぞれの両親に説明するか
ここは、現夫が強烈なリーダーシップを発揮してくれたので、
子供を産み、夫婦となって育てる決断をし、前向きに対応していくことにしました。
ここのリーダーシップが見られなかったら、そもそも産んでなかったか…。
仕事絶頂時の妊娠②_つわりとの戦い編 に続きます。