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駅伝・ランニングにおける簡単なゲームモデルを考えてみよう:導入:走遊Lab

神屋は囲碁の四段免状を有しており、シミュレーションや戦略などを考えるのが好きです。サッカーも好きで、スポーツアナリティクスに興味があります。最近はスタッツという言葉も多く聞くようになりましたね。また、歴史学科出身で戦略や戦術、兵法などの分野にも興味が強いです。

では駅伝やランニングにはそういった取り組み、考え方は活きるでしょうか?

そもそも駅伝やランニングはタイムという絶対的な指標があるので、数字を活かすことは当たり前であり、前提となっています。故に、トップレベルの話になるとむしろデータの話より感覚的な話、情緒的な話が前面に出てきて注目されることが多いように感じます。

結果、本来は当たり前であり、前提でもあるデータに関する知見や考え方、意識がかえって普及しない現象も起きているように思います。

今の時代はランニングにおいて、計測アプリやその他様々に便利なツールが用意されています。ですが、そこで得た情報やデータはどれほど活かされていますか?一般的な解は得られても、自分自身にカスタマイズされたものはありますか?

多くのデータや情報を得ても活かし切れないともったいないですよね。また、データや情報をエンタメとしても楽しみたいところです。

そういった意味でも駅伝やランニングにおいてデータを活かしてゲームモデルを考えてみるのは面白いと思います。試してみませんか?情緒的なタイプのモデルもありですが、データから作っていくのも面白いです。どちらもやるのが理想ですかね。

本格的にやるとなると相当な時間をかけてやりたいところですね。ただ簡単に出来るレベルからチャレンジするのが先ずは良いかと思います。簡単なところでも充分楽しいですし、有用です。

先ずは元になるデータを用意しましょう。本格的に構築していく場合はそもそもどこをどんな目的でチームが目指していくのかを考える必要がありますよね。

箱根駅伝出場レベルや都大路で優勝争いをするほどになるとゲームモデルは明確に、見えやすくなると思います。

チームがそこに至るまでに何段階ものプロセスをクリアしていく必要があるのなら、段階に応じたモデルを幾つか考案していくのも面白いかもしれません。

中位や下位、新たに立ち上げチャレンジする上でそういった考え方をしていくと面白い部分もあると思います。強いチーム、個人であればすぐさまその魅力や価値は伝わりやすいですが、中位や下位、創成期には競技パフォーマンスだけでは魅力や価値は伝わり難いですよね。

競技パフォーマンス以外の価値を見出だし、伝えていく為にもこうした様々なレベルでの、目標や通過点でのゲームモデルや分析、そこにチャレンジするのは楽しいことではないでしょうか?

個人でも応用が効くと思いますのでちょっと考えてみませんか?多くのランナーは独学や感覚的理解でこうしたことを内包してトレーニングをしているとは思います。

大学駅伝の監督もサッカーに比べると育成面や情緒的な指導面に注目が集まりがちですが、明確に言語化しているかどうかは別としても、こうしたゲームモデルはベースにあると思います。

少なくともファンの人でも予想オーダーとか、来期のチーム編成や比較をシミュレーションしたりして楽しんだりしますよね?駅伝はそういった楽しみ方をするのにマッチするスポーツだと思います。

そういった試みはファンにとっては楽しみ方としてエンタメにもなるし、現場においてはトップレベルはもちろん、中位や下位のチーム強化戦略、育成にも役立てると思います。

また、プレイヤー、指導スタッフ、チームスタッフ、ファンにとっての学びも大きく、多くの知見や情報、ノウハウなどが蓄積していきます。

そういった取り組みを、楽しみ方を走遊Labで一緒にしてみませんか?

基本は兵庫県加古川市において活動しています。オンラインでどうにか参加したいとご希望の方はご連絡ください。相談しましょう。

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神屋伸行/加古川優考塾/走遊Lab代表
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