全国eスポーツ選手権振り返り 中編
11月に入ってからというものの、福岡は夜の寒さがかなり厳しくなってきました。同じ時間の宇都宮市内よりも寒いです。夜に博多駅の駅デパートとかの店に入ると、暖房が効いてて半袖になりたくなると同時に、冬の訪れを感じざるを得ません。北の大地で鍛えた寒さ耐性を発揮する季節が今年もやってきたかと、非常にワクワクしております。と思いながらダラダラこの記事を書いてたら秋に逆戻りだよ、暑くてやってらんねえ。
前回から2週間以上放置経過していました、「いちご一会とちぎ国体(以下、栃木国体)」の振り返りの第2回"中編"の記事となります。おまたせしてないかもしれませんが、どうぞお読みいただけると幸いです。
前回までのあらすじ
国体のスターティンググリッドを決定する予選が15日に控える中、14日には福岡県を脱出し、道中の京都で福岡グルメを堪能する不届き者っぷりを発揮しながらも宇都宮を目指す堤口。完全に旅行気分である。東海道・山陽新幹線と東北新幹線という2つの超特急でひたすら東へ進み、戦いの舞台である宇都宮へ到着。その後日帰り旅行と称して日光・矢板を転々とし、夜まで遊び疲れてホテルで爆睡をするのであった。
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いざ、頂点をかけた戦いへ
全国の猛者、宇都宮に集結
前日の日光・矢板観光(?)で新幹線移動で疲れた体をさらにいじめ、心だけは癒えた15日、初めて宇都宮での朝を迎えました。とりあえず起きて東武宇都宮駅からバスで集合場所の宇都宮駅へ。ついでに宇都宮駅のパセオで、朝ごはんがてら「満天家」のラーメンをいただきました。久々の豚骨以外のスープで、身も心も温まりました。
各県からの出場者も集結しており、いよいよ国体の本大会が始まろうとしている、そんな雰囲気が漂っていました。
点呼後、選手全員でバスに乗り、全国都道府県eスポーツ選手権の会場である日環アリーナ栃木へ移動しました。ちなみに移動中のバスは一人でした。自分からコミュニケーション取るの苦手なのつらい。
↓↓↓日環アリーナ栃木のホームページ↓↓↓
選手権の開幕
会場入りし、いよいよ本番。開会式の時間が迫る中、選手の控室で待ち構えていたのは、「赤Tシャツ」でおなじみの、都道府県の文字が入ったシャツとパーカー、そして全国eスポーツ選手権のラッピングがされたお弁当。ついでにお水。
びっくりしたことに、Tシャツとパーカーだけでなく、グランツーリスモのロゴをあしらったキャップ、そしてコロナのご時世に合わせたアメニティであるマスクもセットに含まれていました。
開会式
いよいよ国体の開会式。開会式こそ観客席などは空席が目立っていましたが、それでも最初から見たい観客の方々が席を埋めていたのが印象的でした。
開会式では、栃木にまつわる九尾の狐を題材にしたオープニングショーがとても迫力あるもので、ずっと見入ってしまっていました。
いよいよワンアタックの予選へ
開会式も終わり、ブリーフィングの後、ついに予選。やっと本題です。長々と前置きが長くなりましたことをお詫び申し上げます。
一般の部で使われるコースとマシンは、デイトナ・インターナショナル・サーキット ロードコースとX2019 Competitionという組み合わせ。後日談になりますが、まあシケインのペナルティが厳しいこと。練習も本番もシケインに苦しめられました。
ヘアピンの立ち上がりも正確なアクセルワークが要求され、かなりタフな戦いを求められるレギュレーションです。
予選は選手12人を6人ずつに分け、6人グループが10秒ずらしでワンアタック(いわゆるスーパーラップ方式)を行うというもの。
僕は後半の6人グループの先頭でアタックをしたのですが…。
予選結果は最下位!!!!!!!!!!!!!!!
苦戦していたシケインをついに最後まで攻略できず、コースショートカットペナルティを受けてしまいました。
正直めっちゃ悔しかったですね。周りの人たちより速いか遅いか以前に、自分の力を全くと言っていいほど発揮できなかったのがめっちゃ悔しかったです。
逆に、次の日の決勝に向けて気持ちを切り替えるいいきっかけにはなったかもしれません。失うものが何もありませんから。この国体で一番学んだことは、逆境に立たされた時ほど思い切った走りが期待できる、ということ。
ただ、今回は決勝でも負の連鎖を断ち切ることは出来ませんでした。必ずしもそれが出来るとは限らない、ということも学びました。後々決勝でもお話しします。
嫌なことは餃子で忘れよう
予選で最下位を取ってしまい、内心かなり落ち込んでいたところで、レーシングチームのeM福岡の瀬田氏と、もう一人の知人Kと合流。わざわざ東京の方から僕のことを応援しに来てくれてました。本当にありがとうございました。
さて、本来であれば日環アリーナ栃木からホテルに直行するバスが出ていたのですが、僕は宇都宮駅にスーツケースを預けてしまっていたため、前述の2人と雀宮駅まで徒歩で移動。電車で宇都宮まで戻りました。
せっかく宇都宮に来たのだから餃子を食べよう、という話に落ち着き、知人Kが調べ上げた餃子店「宇味家」へお邪魔することに。なんか予選の日「家」ってつく店しか行ってないな。
このお店、しょうゆの他に塩を付けて食べるのがおすすめだそうで、実際に付けて食べてみたら、これが本当にやみつき!ごはんがめっちゃ進みました。味噌汁もおいしかった。
嫌なことがあったらおいしいご飯を食べるのがやっぱり一番ですね。また宇都宮に来たら、一人でもそうでない時でも食べに行こうかな。本当においしかった。
ついに決勝!なのですが…。
餃子食べてバス乗ってホテルに着いて、やっと1日が終わりました。本当はこれから決勝の中身について触れていきたいのですが…。ごめんなさい、また文字数稼ぎすぎました。
また次回に続きます。次回が最後になります。国体決勝がメインで、そのあとの旅程についても軽く触れている後編で完結です。
追記2023年2月1日:後編のリンクを追加しました。
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