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【U149のぼり】初主催で300人集まってしまったのぼり企画の話【ノウハウ共有】

ライブ前の300人の管理より、ライブ後のたった13通のファンレター執筆の方が死ぬほど大変でした!!!!!!!!!!!!!!!!!!
14000字!!!!!!原稿用紙35枚分の!!!!!!ボールペン一発手書き!!!!!!!!!



初noteが出オチですみません。
はじめまして、ねくと申します。
2023年12月開催の異次元フェス・アイラブ歌合戦にてU149のぼり企画の主催をしておりました。
あれからもう半年経ったらしいですね。こわ!

いわゆる合作のぼりで、合同主催の方と14名のイラスト担当の方にお手伝いいただいたものです。

U149のぼり(縮小画像)

前提知識の確認ですが、ご覧いただいている皆様はここに描かれているアイドル達をご存じでしょうか。
ご存じない?じゃあまずはU149のアニメを見てください。あわよくば原案漫画も読んでください。

この記事ではある程度ご存じの体で話を進めます。


さて、タイトルの通り今回初めて企画の主催というものを務めたのですが、大変好評をいただきまして、本U149のぼりに記名した協賛者は314名におよびました。
周囲の様子から、100名で参加を締め切ったのぼり企画が複数あったこと、ミリオンスターズののぼりなどは100名を越えていたことは存じ上げています。
しかしながらここまで大規模なものは他に観測できませんでした。
恐らく本ライブののぼり企画で最大規模だと思います。本当にありがたいことです。

もちろん最初からこうなる予定はなく、想定をはるかに越えた大規模な企画になったため、未熟な身には大変なことも多くありました。
結果的に大きな問題なく完遂することができましたが、この経験を書き記しておくことで、「やってみたい」という興味や使命感を持つどなたかの役に立てばいいなと思い筆を執っております。

あとは少なからず思い出を記しておきたいのもあります(正直)

まず最初に、書く内容を軽くまとめておきます。


◇企画概要

  • ライブ当日、東京ドームにU149のぼり2本掲出

  • 同日、水道橋駅周辺にてU149のぼり宣伝フライヤー8000部配布

  • 同日、文京シビックセンターにのぼりイラストを使用したフラスタを展示

  • 返礼品イラストカードを作成、ご協賛者+イラスト担当等協力者様に手渡し/郵送配布

  • ライブ終了後、U149を作り上げてくださっている皆様へファンレター、イラストカード、フラスタ記念写真を送付

のぼり1本目(昼/ドーム2階正面)、フラスタ(有志展示会場)、のぼり2本目(夜/ドーム入口)

◇作業内容

共同主催のぬかさんと分担しています。
ぬかさんの作業について自分が語れることは多くないので、主に自分が担当した作業について書いていきます。

  • 企画の立案方針策定TwiPla管理(ねく)

  • Twitter広報 - 告知文作成、告知画像作成(ねく)

  • 企画用Discordサーバー管理(ねく)

  • のぼり用提出原稿管理(ぬか)

  • のぼり全体像デザイン、入稿データ作成(ぬか)

  • 宣伝フライヤーデザイン、入稿データ作成(ぬか)

  • 返礼品イラストカードデザイン、入稿データ作成(ぬか)

  • 宣伝フライヤー、返礼品イラストカード発注(ねく)

  • 協賛者管理 - 記載名、入金有無、返礼品受け取り方法等(ねく)

  • 入金管理・督促(ねく)

  • 返礼品現地受け渡し対応(ねく、ぬか)

  • ライブ終了後返礼品郵送対応(ねく)

  • ファンレター執筆(ねく)

以上、主に太字の内容についてノウハウや思い出を書き残していきます。

主催が"やらなかった"こと(外部の方にお任せしたこと)についても併記しておきます。持つべきものは同志ですね。
こちらも語れることは多くありません。

  • ライブ当日の文京シビックセンター利用申請
    (アイマスドール部様の展示企画スペースをお借りしました)

  • ライブ当日のフライヤー運搬、配布
    (U149コールガイド企画様のご協力でU149コールガイドと一緒に配布してもらいました)

  • フラスタ発注
    (時間がなかったため、経験豊富な方に協力を要請し、お任せしました)


また、前提条件として私が持っていたものを書き記しておきます。

◇企画開始前からあらかじめ持っていて役立ったもの

他の有志企画への参加、出資経験(重要)
→私はフラスタやMOIWのぼり企画への出資経験、加えてコールガイド路上配布スタッフ従事経験がありました。
企画の流れ、利用サービスの選択肢、企画進行のため必要な情報が何かなどを経験として理解できているといいです。

相談に乗ってくれる人たちとの繋がり(重要)
主に過去に参加した企画からできた人脈です。
ぬかさんとU149コールガイドメンバーには本当にお世話になりました…

・Googleスプレッドシート管理スキル
→協賛者の一覧化はもちろんのこと、のぼりデザインに埋め込む協賛者欄の並び順作成とかもスプシに自動でやってもらいました。

・CLIP STUDIO PAINT PRO ver2.0
→なんか買い切りライセンス持ってた。
ver2.0にアップグレードするとオブジェクト整列機能が使えます。便利。
デザイン担当ぬかさんとののぼりデザイン案のやり取り、のぼりデザインに埋め込む協賛者欄テキストデータ作成、告知画像作成などに重宝しました。

・ペンタブ
→なんか持ってた。
絵が描けるわけではありませんが告知画像作成の際に手書き文字を入れると目立ちやすいことがあるので重宝しました。

・家庭用プリンター
→郵送時のシール印刷等に使い勝手が良くて助かりました。


以上を踏まえ、やったことをだいたい時系列順に書いていきます。

最初に書いておきますが、この記事だいたい28000字あるそうです。
大半は無料公開で、最後のファンレターのくだりだけ100円の有料記事になっています。
有料部分には大したノウハウなどは書きませんが、よければ労いとしてでもよろしくお願いします。




ライブ発表~のぼり企画立案まで


2023/7/21 異次元フェス アイドルマスター☆♡ラブライブ!歌合戦 初告知

2023/8/11 追加出演者発表(市原仁奈役 久野美咲さん)

アイラブ歌合戦Day2出演者(企画と無関係にU149宣伝のため個人で作った画像)

本筋と直接関係ないため詳細は省きますが、この第3芸能課13人中10人出演という揃い方と
「ライブでこれだけ揃ったことは今まで一度たりともなかった」
という情報で、我々U149Pがこのライブに懸けていた熱意はお察しいただけるかと思います。
なにせ、これでもなお足りていないんです。
"次"を作るために"今"を全力で応援していかないといけませんからね。


☆2023/9/15 のぼりデザイン権販売発表

のぼり自体は、同じく東京ドームで行われたM@STERS OF IDOL WORLD!!!!!2023の前例があったので来るだろうと予測されていました。
自分は当時、U149のぼり企画が立ったら絶対協賛しなきゃ、くらいに思っていました。

しかしここで問題が発覚します。
MOIW2023にて先代U149のぼりを2本立ててくださった、U149オンリーイベント「リトルシンデレラパーティ!」実行委員会の皆様が
アニメU149スペシャルトークイベント~トゥインクルパーティー~へ贈る4基1組大規模フラスタ企画をちょうど同日9/15から始動させており、
さすがにアイラブ歌合戦のぼりと同時進行は不可能だろうと思われたのです。
誰かがやるしかないんだろうな、と思ったまま1日が経過し、周囲では様々なのぼり企画が立ち上がっていたところで私は思いました。

誰かが始めるのを待ってる間にこのもどかしい想いが爆発して死んでまうわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

かくして、自らU149のぼりの主催を務める覚悟を決めたのでした。

余談ですが、私はこの時期とある合同誌に寄稿するSSを執筆したほか、同じくアイラブ歌合戦で配布することになるU149コールガイドの編集メンバーとしても活動していました。社会人ですのでもちろん仕事もしていました。
紛れもないアホでしたね、熱意の赴くままにタスク積みまくった自分が…

更に余談:MOIW2023の先代U149のぼりが公式サイトの作例に載っていてびっくり。


☆2023/9/16 企画内容検討開始

今回のぼり企画を立てる場合、以下のようなスケジュールで進むことになるのがわかっていました。

  1. のぼりデザイン権販売発表【2023/9/15

  2. 企画告知、協賛者募集、のぼりデザイン準備

  3. のぼりデザイン入稿締切【2023/10/29

  4. のぼり当選発表【2023/11/15

  5. 当選した場合、協賛金受付

  6. ライブ前日から掲出開始【2023/12/8

デザイン入稿締切に間に合わせるためスケジュールには余裕があった方がよいので、急ピッチで最低限の企画内容を詰めなければなりません。
いえ、本音は自分と同じように「U149のぼりまだ!?!?」ともどかしく思っていたであろうU149Pに早く企画立ち上げを報告したくて…


まずこういった有志企画は、独りよがりにならないよう【目的】や【理念】といったものを定めることが必要だと思います。
【目的】や【理念】によって、各状況における判断は違ってきます。
今回ののぼり企画では、自分の中でこのように定めました。

【目的】
のぼりへの協賛者記名により、U149を応援している人はこれだけたくさんいるんだと示すこと。

【理念】
目的達成のため、「協賛したい」という意志をできるだけ取りこぼさないように企画を執り行うこと。

このように定めた理由は、何よりも我々の"夢"がまだ叶っていないからです。
"夢"とは何か?
先ほどの出演者一覧を見た方には言うまでもないかと思いますが、もちろん第3芸能課13人を揃えることです。
有り体に言えばアニメU149の2期が欲しいんです。1期がとんでもなく素晴らしい出来だったからこそ、2期がないと救われない子たちがいるんです。
そのためには、このアイラブ歌合戦というU149の晴れ舞台でU149Pの熱意を見せたい。
また、自分たちにはこんなに仲間がいるんだと再確認して、今後の活動の拠り所にもしたい。
TwiPlaを立てる前から、そこは強く意識していました。

結果的に、この【目的】は100%を遥かに越える達成度になったと思います。感覚的には300%くらい。
自分ひとりの熱意だけでは何もできないので、協力・協賛してくださった皆様には本当に感謝しています。


さておき、まず今回ののぼりは先代のMOIW2023U149のぼり(↓)をある程度踏襲した合作のぼりにすると決めました。

その上で、協賛者を取りこぼさないという【理念】を定めたことで今回の企画方針も固まってきます。

  • 協賛人数に定員は設けない(目標は先代の233人越え)

  • 協賛者多数を想定し主催からの個別連絡を極力減らす

  • 協賛に必要な手続きはできるだけ簡潔にして脱落を減らす


◇協賛手順、使用ツールの検討

ここで先代とは変えなければいけないと思ったのが、協賛者との連絡の取り方です。
先代企画には協賛をさせていただきましたが、Twitter上で主催の方からのぼりへの記載名確認や振込案内のDMをいただく仕組みになっていました。
先代の主催であるリトシン実行委員会の皆様は手慣れているのでしょうが、私が同じように協賛者全員へ個別連絡するとなると恐らくキャパオーバーするだろうという予感がありました。
DMは送りすぎるとアカウントロック対象になるとも聞きますし、TwiPlaのDM一斉送信機能もTwitterAPI有料化の影響がよくわからないので避けざるを得ません。
そのため連絡ツール及び入金ツールに関しては工夫をしなければなりませんでした。

結論を書きますと、

【のぼり記載名に関する連絡】
①参加表明時にTwiPla上のコメント機能でのぼり記載名の希望を申し出てもらう
②記載がない人は、簡潔な名前であればそのままのぼりに記載
③記載がないうえに長かったり不明瞭な名前であればTwitterの@メンションで確認、それに対する返信もなければ主催判断で記載名決定

【入金、返礼品受け取りに関する連絡】
PassMarketのアンケート機能を使い、入金時に返礼品受け取り方法と郵送希望の場合の送付先を記載してもらう
②入金期限が近づいてきたらTwitterの@メンションで督促する

というように、外部サービス使用は最低限に抑えつつ初手①でできるだけ必要な情報が得られるように告知し、アクションがなかった場合にメンションをする方針に決めました。
結果的に皆様のご協力により①の時点で体感7割は必要な情報が集まったので、個別連絡の手間はある程度削減することができました。
ただ母数が300人いると、残り3割でも90人になるので…メンション作業も自分のなけなしのコミュぢからをゴリゴリ使った程度には大変でした。
これについてはTwiPla上の記載をもっと目立たせるなどで更に改善を図れたかもしれません。

ツール採用判断基準は以下のようになっています。
なお、利点欠点の所感は検討当時というよりも今当時を振り返ってのものです。

【連絡ツール】Twitterのメンション(採用)

◎受け取るための準備が不要
◎恐らくDMよりも連投アカウントロック閾値が緩い

× 140字制限あり
⇒正直かなりしんどかったですが引用RTや画像を活用してなんとかしました。
× 内容が公開される
⇒個人情報のやり取りなどには使用できません。今回は個人情報提供を全てPassMarketのアンケート機能に集約したので格別問題ありませんでした。

【連絡ツール】TwitterのDM(部分的に採用)

◎連絡の文字数制限なしで柔軟な個別対応が可能
◎銀行振込用口座の情報を公開せず共有可能

× 協賛者多数の場合、主催キャパオーバーが懸念される
× 重要な個別対応ログが埋もれる
× 主催から連絡しに行く際、協賛者側がDMを閉じている場合は主催をフォローしてもらうことが必要
⇒主催をフォローすることに抵抗がある人を想定すると、フォロー強要は【理念】に反する
※イラスト担当者の公募や海外からの協賛などの重要な個別対応にはDMを使用しました。

【情報提供ツール】Googleフォーム(不採用)

◎PassMarketのアンケート機能よりも多様な質問形式を使え、選択による場合分けにも対応している

× TwiPla参加表明時にGoogleフォーム入力必須であることに気づかれない、後回しにした人に忘れられる危険性が非常に高い
⇒実質的に手続きの煩雑化による脱落者が増えると思われたため【理念】に反する

https://docs.google.com/forms/

【連絡ツール】Discordサーバー作成・招待(別用途で部分的に採用)

◎ロール管理、チャンネルアクセス権管理により必要な人への一斉通知が可能
◎連絡の文字数制限なし

× Discordアカウントが必要
⇒アカウントを作らないと協賛できないのは【理念】に反する
× 全てサーバー内で完結してしまうとTwitterでの拡散力低下が懸念される
⇒一人でも多くの人に認知されたいので【理念】に反する

※協賛者ではなくイラスト担当者との連絡用のDiscordサーバーを設立して活用していました。

https://discord.com/

【入金ツール】銀行振込(不採用)

◎一般に普及している
◎入金をすぐに受け取れる

× 請求タイプなのでDM個別対応が必須
× 手数料が固定であることが多く、少額入金の場合割高
× 海外送金は不可能ではないが1回の手数料が論外級に高い(三菱UFJ銀行では2500~3000円)
× 入金履歴の一覧化が手動作業になるので面倒

https://www.bk.mufg.jp/tesuuryou/furikomi.html
https://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/soukin/index.html

【入金・情報提供ツール】PassMarket(採用)

◎チケットを参加者に購入してもらえば済むので個別対応が不要
◎チケットの設定次第で参加者側で協賛額を決めてもらえる
◎手数料が安い
⇒実例として、306,000円の売上に対し手数料10,771円でした。
◎クレジットカード、PayPay、コンビニ入金から参加者側で選択可能
◎購入時アンケートを設定できるので連絡なしに必要な情報を収集できる
◎入金履歴一括ダウンロードができ、参加者との照合が容易
!ゲスト購入が可能だった→最近の仕様変更によりYahooIDが必須に

× 設定したイベント開催日の1週間後まで主催に入金されない
× 海外から入金できない
⇒海外からの協賛に限りPayPalを使用しました。

https://passmarket.yahoo.co.jp/

【入金ツール】PayPal(部分的に採用)

◎海外からでも入金できるツールの中では手数料が安い(PassMarketよりは高い)
⇒実例として、入金1000円あたり81円が手数料でした。
◎入金をすぐに受け取れる

× 請求タイプなのでDM個別対応が必須(設定により販売形式も可能らしい?)
× サインアップ時の身分証登録が面倒で数日ほど時間がかかる

https://www.paypal.com/jp/

繰り返しますが、【目的】や【理念】によって各状況における判断は違ってきます。
今回の採用基準も、ご覧の通り【理念】に適うかどうかの判断が多いです。
私が本のぼり企画で不採用にした手段でも、他の企画では最適となる場合もあるでしょう。
未経験から企画を主催する予定のある方は、やはり最初に書いた通り他の有志企画への参加、出資経験を積んでおくことをお勧めします。
そうすることが、このような使用ツール選択肢についての知識を得ることに繋がりますので。


◇イラスト担当者公募手順、使用ツールの検討

協賛者とは別に、最大14人公募するイラスト担当者様とどう連絡を取るかも決めなければならないことでした。

これに関しては早い段階からDiscordサーバーを作るべきだと思っていました。
TwitterのDMでも回せなくはありませんが、イラスト原稿の取り扱いについてはぬかさんにお任せすることに決まっていたので、自分しか見られないDMからぬかさんにお渡しする無駄なバケツリレーが発生するより、ぬかさんが直接見られるようにした方がよかったためです。

また、後から思い知らされたのですが、イラスト担当者様のTwitter凍結への対策としても非常に合理的でした。
のぼり原稿提出後に急に何度も凍結された方がいらっしゃったので…
原稿期間中DMでやり取りしていたところで凍結されて連絡が取れなくなっていたらと思うと背筋が冷えますね…

協賛者連絡手段の項でもメリットを書きましたが、Discordはロールによるアクセス管理が便利です。
アイドルごとにロールと専用チャンネルを作成し、専用チャンネルの中身は主催2人とアイドルロール持ちのイラスト担当者だけが見られるように管理していました。

ロール一覧、【主催】ロールからの見え方、【橘ありす】ロールからの見え方

このようなサーバーを突貫で作成し、
①イラスト志願者はTwitterで私に必要事項のDMを送る
②軽く主催間で協議
③お願いする場合は私からDiscordサーバー招待リンクを送る
④志願者が参加次第、私から担当アイドルロール付与
⑤専用チャンネルで打ち合わせ開始
という手順で滞りなく進めることができました。


このくらい決めれば、TwiPlaに書く内容も概ね出揃います。
また、決めている間にぬかさんがのぼり内のアイドル配置+ポーズのラフ絵を作ってくださいました。
合作絵については最初からポーズ指定があった方がよいのだろうと思っているので、ポーズのイメージがわかりやすくて大変助かりました。

TwiPla記載にあたっては先代のぼりのTwiPlaを大いに参考にさせていただきました。
ただ、今になってよく見たら、先代のぼりと違って今回ののぼりの募集要項にはRGB/CMYKカラーモードの指定がなかったんですよね。

MOIWのぼりの注意事項
アイラブ歌合戦のぼりのフォーマットにはカラーモード記載がない

・カラーモード:RGB
ただし、印刷時にCMYK変換が行われるそうです。色味の変化を抑えるため、CMYKモードで作成し、RGBで提出するのを推奨します。

https://twipla.jp/events/579394

この記載は先代と同じように運営からの注意事項があるものと最初から最後まで思い込んでいたために入ったものです。
この文言のせいで色味が変わったものを提出されたイラスト担当の方もいる気がするので、ここは失敗のひとつとして反省しています。


☆2023/9/18 U149のぼり企画告知

そのことには当時気づいていませんが、決意から丸2日程度でここまでの準備を整えて告知を行うことができました。

この記事、現時点で既に8000字を越えているのですが。

企画としてはここからが本番です。

今だから「これからイラスト担当はちゃんと14人集まるし協賛者は300人にまでなるんだぞ」という武勇伝のように書けますが、
当時はそんな自信など微塵もありません。
イラストを公募しておいて志願者が集まらなければそもそも企画の存続が危ぶまれますし、
U149アニメ期間のグッズ大供給の津波に揉まれてきた財布にはのぼり1本88000円の自腹を切るほどの余裕もなく、協賛金で賄うためには一人1500円なら60人、一人1000円なら90人は必要です。

したがって、ここからは広報がめちゃくちゃ大事になってきます。
先は長いですが、ここまで読んだのならどうぞお付き合いください。


のぼり企画告知~のぼりデザイン入稿締切まで


告知をして企画が世に出たので、あとは需要のあるところにリーチしていかなければなりません。
自分の広報スタイルは、基本的には告知一発を大拡散してもらうというものです。バズっているツイートはそれだけで「これは面白いっぽい」と興味を引かれやすくなるものですし、おすすめ欄にも載るようになります。
「拡散しなきゃ」と思ってもらうために以下のようなことは意識していました。

  • 既報だけの「昼あげ」のような告知は避ける
    ⇒フォロワーに慣れられてしまうと本当に大拡散してほしい時の障害になるため

  • 告知に使える素材が少ない序盤は特に、進捗報告という体で告知することを意識する
    ⇒具体的には「協賛者n人達成」「イラスト担当者決定」など

  • ある程度進行して成果物が出始めたら、告知画像を作り活用する
    ⇒告知画像の有無で拡散されやすさが段違いなのでイラスト素材さえあればほぼ必須

さておき、目下の目標は何よりもイラスト担当者の確保です。
何としても13人+Pを揃えたい。
TwiPlaにもあらかじめ書いておきましたが、公募と並行して主催2人と繋がりのある絵師さんに「寄稿してもらえませんか」という打診もしていきました。


☆2023/9/22 イラスト担当者14名確定

結果的に、こちらからの打診4名様+公募への志願10名様にお集まりいただきました。
かかった期間は?
告知が18日の17時、担当者全員確定が22日の0時なのでなんと3日とちょっとです。早くない!?!?!?!?

当初の予想以上に早く、そして素晴らしい皆様にお集まりいただけたわけですが、実際企画への反響は肌で感じていました。
当時のツイートを見返したところ、9/18の告知から1日で協賛者100名達成、イラスト担当者確定翌日の9/23には協賛者149名を達成していました。
広報的にしたことといえば、まだ素材がないので告知画像は作れず、イラスト担当者が2~3名確定するたびに進捗報告をしていたくらいです。

大規模な企画だからこそできたことではありますが、走り始めの時期にこうして頻繁な進捗報告を打って勢いを演出できたのは広報的に大正解だったのだと思います。
とはいえ自分はU149Pから望まれていただろうことを企画しただけですので、自分の力などではなく皆様の熱意の力ですね。


ところで、前項でさらっと「先代U149のぼりは2本立った」と書いたのを覚えておいででしょうか。
これは個人的に超重要ポイントで、MOIWの時は3人の出演だったU149が今回は10人も集まる晴れ舞台だというのに、U149のぼりは1本に減ったとかいう状況になるのは絶対に嫌でした。
協賛人数でいえば1000円×180人でのぼり2本分の代金を賄えます。
このペースで100人達成してるなら、今回も2本いけるのでは?

しかしながら、MOIWでもアイラブ歌合戦でものぼりデザイン権は1人あたり1限販売です。
先代主催のリトシン実行委員会はチームですので複数申込も可能だったのでしょうが、今回に関してはリトシンの皆様も共同主催のぬかさんも別ののぼりを申し込むらしいとのことで、私からは1本しか申し込めません。
TwiPlaにも1本の予定で記載していました。

そこで、ダメもとで購入を代行してくれる方がいないかフォロワーに聞いてみました。
まあ自分の周りにはU149アニメ期間で財布を破壊された人ばっかだろうな~…88000円は無理かな~…

いました。代行してくれる神が。

それなら話は変わる!!!!!!!!!!!!
やるぞU149のぼり2本!!!!!!!!!!!!!

ここから10/15の原稿締切まで、しばらくはぬかさんやイラスト担当の皆様とDiscordで打ち合わせながら内々で動くフェーズです。
見せられる進捗がない間の告知は控えました。
前述した広報方針の通り、完成系をバン!と見せて大拡散してもらうためです。
というかのぼり関連のタスクをこなしてたこの9月下旬に、
デレステではLIVE INFINITY(遂行にめちゃ時間かかる塔イベ)、
グラブルでは古戦場(団イベ)が並行開催されてたの頭おかしくなりそうでしたね。かたや放置編成、かたやフルオート討伐とはいえ。


☆2023/10/15 U149祝7周年&のぼりデザイン公開

原稿の提出締切をこの日にしたのはなぜか。
U149の周年の日にめでたいお知らせをしたかったからですよ!!!!!

その日より前に告知ツイート準備しておくつもりが、その日に入ってたでらます名古屋ありすPオフ会の後までずれこむとは思ってませんでしたけどね!!!!!!!!!!
締切もうちょっと早くしておけばよかったんやぞ。はい…

解散後、帰りの夜行バスの時間まで名古屋のレンタルスペースに籠ってギリ当日中の告知が間に合うかどうかのRTAしてました。
告知出したあとバス間に合ってよかった…

何の準備があったかというと、TwiPla大幅更新と、この告知画像作成です。

※noteのツイート埋め込みだと欠けるようですが、ちゃんと下に米内Pがいて協賛者枠があります。

告知はこの一発に懸けて大拡散してもらいました。
イラスト担当の皆様にも引用で担当アイドル全体像を掲載するなどで拡散のお手伝いをしていただきました。
おかげさまで、この時点で170人台だった協賛者が更に一気に増えました。ありがたい限りです。


◇告知画像作成のポイント

まずは、こういった告知画像を作成する際に私が意識していることの話をします。

TLで最も大きく表示されるのは縦長5:4の画像1枚添付
⇒どのような告知でも、私は縦長5:4の画像1枚添付を基本に考えています。
2~4枚添付はTL上での表示領域が横長に狭まり第一印象を残しにくくなると思うためです。
どうしても情報量が必要なら2~4枚添付もアリかと思いますが、私は1枚目が多少大きく表示されて見どころがわかりやすい3枚添付が次善策かなと思っています。

なおのぼりはかなり縦長画像なので、そのまま添付すると5:4になるよう上下がカットされたサムネイルになり、クリックしないと全体像が見えない状態になります。
告知ではせっかくなら一目で全体像を見せたいのでもったいないです。
そのため、空白で横幅を広げて5:4にし、空きスペースにツイートでは載せきれない情報を記載するようにしました。

そのまま添付だと桃華、みりあ、雪美、Pの顔が見えない

手書き文字を使って情報のレイヤー分けをする
⇒不思議なんですが、なんだか空きスペースに書く情報は手書きの方が見やすく感じたんですよね。この現象って名前ついてたりするんでしょうか。
のぼりデザインには普通にフォントとしてレタリングされたものを使っているので、「自分の言葉」を手書きにすることで「のぼりデザイン」と別物という視覚情報のレイヤー分けができたのかなと自分では解釈しています。
持っててよかったペンタブ。

ツイート本文と告知画像とで載せる情報を選別する
⇒告知の際に「企画名」「TwiPlaリンク」「告知内容」が全て140字に収まることはほとんどないと思うので、入りきらない内容は本文から削って告知画像に記載することになります。
特に今回はこの一発の大拡散に懸けていたので、特に伝えたい情報はこの一枚に収めて一目でわかるようにするべきでした。

  • 【異次元フェス】【アイラブ歌合戦】、企画正式名称
    ⇒検索性向上のための文言なので本文にだけあればよし

  • デザイン完成、2本応募、返礼品作成
    最重要の伝えたいことなので、画像に記載したうえで本文にも要約を記載

  • 締切関係
    ⇒かなり大事なことだが本文に入れる必要はないので画像のみ

  • その他の更新事項(返礼品受け取り方法、協賛金使途など)
    ⇒TwiPlaを見てくれた人がわかればよいのでツイートには記載なし

という基準で情報を分けました。
基本的に人は画像の方に目が行くと思うので、伝えたいことは画像に含めるのがよいと思います。


◇返礼品について

この告知で初めて、返礼品を作ることにしたと明言しています。

返礼品とは協賛いただいた御礼として用意する記念品であり、内容は企画によって様々ですが、アイマスのフラスタやのぼりの企画で返礼品を用意する場合は、企画のために用意したイラストを使った同人グッズを発注することが多いと思います。
もちろん、応援の気持ちを演者さんに届けることが最優先なので返礼品を用意しないという主催判断も尊重されるものです。

本企画では当初はのぼり1本応募の予定で、それで余剰が出るなら多少自腹切ってでも2本目応募できたら最高だけどなくらいのつもりでいたので、返礼品を作る予定にはしていませんでした。
協賛の見返りは「のぼりに名前が載る」というだけです。
それにもかかわらず、なんとデザイン完成告知をする時点で170人台の協賛者に支えられていました。
これからまだ伸びるということですし、のぼり2本分の損益分岐点は1000円×180人です。
まさかのぼり2本応募した上で更に余剰が出そうなほど協賛が集まるとは。

「のぼりに名前が載る」という見返りについて考えたことがあります。
フラスタの場合は一般的に「入金完了した人のみフラスタに記名する」という順序になりますが、
のぼりデザイン権は落選やフォーマット不備による選外があり得る都合上、デザイン提出後に当選確認ができてからでないと入金開始できません。
この場合、協賛者にとってはデザイン提出の時点で目的は達成されているので、当選後に入金せず逃げても何ら問題ないという状況になってしまうのです。
「入金しないとコレもらえないよ」という体の催促ができるという意味で、本当は返礼品を作った方がよいと考えていました。

なので損益分岐点を越えて更に伸びるならまたとない好都合です。
何を作るかと考えた時、序盤にも書いた「自分たちにはこんなに仲間がいるんだと再確認して、今後の活動の拠り所にもしたい」という想いが蘇ってきました。
つまり、のぼり本体と同じく協賛者全員の名前を入れた何かを作ればいいということです。
数百人の名前を書けるスペースがあるものは限られてくるので、検討の結果イラストカードとしました。
どんなものになったかはまた後程紹介します。

そんなわけで協賛者190人を越えたら返礼品作るよという告知をし、実際に1時間ほどで達成し、翌日10/16朝には200人を越えていました。
ここから協賛締切の10/25までの一週間ほどの間、本当に増え続けていき最終的に300人を越えることになります。
最初に「目標は先代の233人越え」と書きましたが、本当に達成するとは夢にも…


ところで、のぼりの全体デザインは完成したと告知しましたが、まだ提出はできません。
なぜかというと、まだ未完成の場所があるからですね。
さてどこでしょう?

ヒントは「増え続けてると一生決まらん場所」です。


そう、「協賛者枠」です!!!!!のぼり一番下のアレ!!!!!大変だったの!!!!!
以降、増えすぎたら入らんのではって頭抱えながら作業することになります。次はその話をします。

※240人とか軽く越えてきたので実際に頭を抱えました。


◇協賛者枠について

のぼり全体デザインはぬかさんにお任せできましたが、協賛者枠内の記載については私の管轄です。
ぬかさんから受け取ったデータを使い調整していましたが、協賛人数が確定するまでひたすら「まだ増えるの!?はみ出すんだけど!!!」を繰り返してました。

協賛者枠完成系

最終的にこのようになりました。

  • 314人+αを縦32名×横10列でなんとか収納

  • 名前の長さ順に並べ替えて記載し省スペース化
    ⇒名簿スプレッドシートで名前の長さ順に32人ずつピックアップする関数を組み、自動で並べてもらったものをクリスタにコピペしていきました。

  • 協賛者フォントサイズは13、イラスト担当の皆様は15
    ⇒13あればのぼり実物でも文字がつぶれたりはしませんでした。

  • 基本フォントは游ゴシック
    ⇒細かい文字は明朝体よりもゴシック体が見やすいと聞いたため。

  • 韓国語での記名希望の方に使ったフォントはMalgun Gothic

今後このノウハウが役立つ人がいるのかは怪しいですが…
自分にとっては、企画を立ち上げた時からずっと「協賛者名ってどれくらい小さくしていいんだろう」と気になり続けていたので、実際にこれで問題なかったという情報は残しておくに越したことはないでしょう。

ここで、協賛者枠最後の「企画を見守ってくださった同僚Pの皆様」の意図について書いておきます。
これも序盤に書いた「協賛したい」という意志をできるだけ取りこぼさないという【理念】の一環で、どうしても入れたかった文言です。
私がどれだけ強くそう思っていても、手が届かなかった人はいると思っています。
立場上協賛ができない人。
金欠で協賛できなかった人。
参加表明を忘れてしまった人。
はじめの一歩を踏み出せなかった人。
他にも様々な事情があると思いますが、それでもU149を応援している人はもっともっとたくさんいることを私は知っています。
なんなら私のフォロワーのU149Pにも協賛まではしていない方はたくさんおりますが、それは陰からU149を応援してくれているというだけのことだと思っています。
それを責めるわけでなく、そういった同僚Pの皆さんの気持ちも背負いに行きたかったんです。

今そういった方々がこれを見ていたらお伝えしたい。
見守ってくれていてありがとうございました、と。


ちなみに、ここまでで約14000字だそうです。
手書きファンレター13通の文章量これくらいみたいですね。こわ。

あ、この記事はまだ続きます。


☆2023/10/27 のぼりデザイン入稿完了…の直前

協賛者枠を作り終えたらようやく完成して入稿…と思いきや、もう少し事件があります。

イラスト担当の皆様とも、ここに書いていないだけで完成するまで種々の打ち合わせをしていたことはご想像いただけるかと思います。
その中で大きめの議題だったのが、個人カラーが不明だった千佳ちゃんと舞ちゃんの衣装アクセサリーの色や形状をどうするか、というものです。
(衣装「トゥインクル・フューチャー」は胸元の宝石、および首元や手首のリボンに個人カラーが使われていますが、メンバーのうち千佳ちゃん舞ちゃんを含む4人はアニメU149で着用しませんでした)
基本的にイラスト担当者の意向を尊重する形で、デザイン完成告知の時点では千佳ちゃんをピンク、舞ちゃんを赤で描いていただいています。

てっきりのぼりデザイン入稿締切まで二人の個人カラーが判明する機会はないものと思い込んでいたんですが。

ありました。
締切直前の10/24。アニメU149BD4巻フラゲ日、つまりBD全巻購入特典衣装トゥインクル・フューチャーのデレステ実装日です。

横山千佳・福山舞

舞ちゃんのカラー赤じゃなかったね…!?
てかスカートで描いてもらってたけどパンツスタイルだね…!?!?!?

事前に変更可能性について伝えてはありましたが、改めて舞ちゃんのイラスト担当の方と打ち合わせたところ、
のぼり上では重なっていて下半身があまり見えないので影響が少ないのと、さすがに衣装の大幅変更は数日では難しいとのことで、
パンツスタイルへの変更は返礼品イラストカード発注までに行うことになり、アクセサリー色のみ速やかに濃いピンクに変更していただきました。
助かりました…

なお、千佳ちゃんの髪飾りもリボンとヘアゴムで差異があったのですが、イラスト担当の方の意向を私が承諾してリボンのままにしています。

イラスト担当の皆様には、この件以外にも企画立ち上げから即参加して1日で完成原稿を上げてくださったり(!?)、表情をこちらで選ばせてもらえたり、こちらの要望で影の具合にまで調整を入れていただいたりもして、大変お世話になりました。
改めてありがとうございました。


☆2023/10/27 のぼりデザイン入稿完了

ぬかさんの方で舞ちゃんの名前の色もピンクに変えてもらったりもしつつ、いよいよ入稿ができます。

ぬかさんの方で調整をしてくださったようで、最終的な提出データは200dpiで40MBほどになりました。
カラー原稿として一般的な350dpiだと運営の提示した上限100MBを超過してしまったようです。縦横が1.75倍になると全体画素数は単純計算で3倍以上になるので仕方ないですね。
200dpiでも実物のぼりの印刷が荒くなってしまうようなことはなく、ちゃんと綺麗に印刷されていました。
なおMOIWの際には上限10MBだったそうですが、どんだけキツかったんだとぬかさんが慄いていらっしゃいました。

また入稿直前まで知らなかったんですが、入稿フォームにメッセージを書ける欄がありました。
のぼり2本分のメッセージを使い、主催2人+イラスト担当者14人の寄せ書き風にしています。

私+イラスト担当者7名
ぬかさん+イラスト担当者7名

サーバーでイラスト担当の皆様から30字程度のメッセージを募集したのですが、U149全体曲の歌唱パートの歌詞、ソロ曲の歌詞、印象的な台詞などを踏まえたものも多く素敵なメッセージです。
私のメッセージは漫画U149における米内Pの台詞から取って万感の想いを込めています。
「300人以上の応援」って胸を張って書けたの嬉しかったな。

のぼり購入を代行してくださった方には、のぼり画像データとメッセージ片方の文面をお送りして手続きしてもらいました。

なお、今のところこのメッセージがどこかで紹介されたことはないようです。

ともかくこれで入稿完了!!!
任務達成!!!
終わ

のぼりデザイン入稿締切~ライブ前日まで


らないんだよなまだ!!!!!!!!!!!

当時も既に達成感でいっぱいでしたが、まだ入稿しただけで当選してない!
そしてここまでは割とイラスト担当の皆様が頑張るターンだったんですが、
ここから待ち受ける作業は

  • PassMarket、PayPal準備

  • 協賛金入金開始告知

  • 入金督促

  • 宣伝フライヤー発注

  • 返礼品イラストカード発注

  • 必要物資発注

  • 返礼品現地受け渡し

  • 返礼品郵送

ほとんど自分の管轄です!!!
最初に告知を出したところで「"企画としては"ここからが本番」と書きましたが、
私自身としてはここからが本番です!!!!!
なにせ頑張って協賛金回収して、頑張って有意義に消費しないといけませんからね。

ちなみにこの11月はU149コールガイド企画の編集メンバーとしても追い込みの時期でフルコミットしてましたし合同誌寄稿用SSの締切もありました。
マジでどうやって乗り切ったんだこの時期。


◇宣伝フライヤー発注・配布について①

のぼりデザイン入稿後も、返礼品イラストカードを発注する時期までは引き続き協賛を受け付けていました。
その宣伝のためフライヤーを発注して無料配布しています。
フライヤー等々のデザインも引き続きぬかさんにお願いしています。

協賛締切をミスったまま発注してました。本当は11/25

当選も出てない時期なので自分でもまだ募集してていいのか…?と思ってはいましたが、
フライヤーの本命はこの後の②回目のつもりだったので、薄い色や出にくい色がどのくらいちゃんと出るかというテスト印刷の意味も兼ねて実行しました。
印刷所はWAVEさんです。

  • 用紙サイズB5、片面カラー

  • コート紙90kg ←紙の種類と厚さ。厚いほど高価。90kgはよくあるチラシ程度

  • 部数200部 ←ひかえめ

  • 納期5営業日 ←最長10営業日。短いほど高価。良い子は早めに発注しましょう…

  • 先方指定便での無料発送

  • 見本別送オプション付き

以上の条件での価格がTwiPlaの収支報告に記載されているので、気になる方はそちらへ。
周囲に使っている人がいたからという理由で選んでいますが、素人目ながら色も綺麗に出ていたので満足しています。

◎2023/11/3 U149オンリー「リトルシンデレラパーティ!4」開催

こっちは同人イベント。
私は参加できませんでしたが、委託でフライヤーを無料配布してもらいました。200部のうち大半ははけたようです。

◎2023/11/11,12 TVアニメU149スペシャルトークイベント~トゥインクルパーティー~開催

こっちは公式イベントです。はよBD出せ。
現地全通したのでU149オンリー委託で余った分のフライヤーを受け取って開場前に配布していたのですが、U149を愛する民しかいないのでみんな笑顔で受け取ってくれて、本当に楽しかったです。
部数が少なくて秒で無くなってしまったのが心残り。

もしこのトゥインクルパーティーがのぼりデザイン入稿前にあったら、もっと力を入れてフライヤー用意して配り回りたかったですね。


◇PassMarket設定について

特徴は序盤に書きましたが私の所感として、企画用入金ツールは国内であればPassMarketが最強だと思ってます。
活用していきましょう。

当選発表はまだの時期ですが、PassMarket入金ページの設定はミスれませんし、広報の観点から見ても当選告知と同時に入金可能な状態になっているべきなので、当選の前提で事前に詰めておかなければなりません。

事前準備として、PassMarketでのチケット販売にはYahoo! Japan ID作成Yahoo!ウォレット開設が必要です。
ウォレット開設にはチケット売上の受取口座設定と何かの支払いに使うクレジットカードやPayPayの設定が必要ですが、案内に沿ってやっただけで苦戦した覚えはないです。多少時間はかかるので早めにやっておきましょう。

ウォレットが開設できたらPassMarket本体の設定を行いますが、ここまで検討してきているのでイベント内容について悩むことはなく作れました。
一見何に影響するかわかりづらい設定について軽く解説します。

◎イベント開催日程
チケット売上の入金日時に影響します。入金はここで設定したイベント終了日のおよそ1週間後です。
なお、チケット販売開始後は変更不可になります。

イベント情報

◎チケット販売期間
⇒イベント開催日程とは別に設定できます。
この項目はチケット販売開始後も修正可能ですが、設定済みのイベント終了日時以降には伸ばせません。
チケット売上の入金を早めるために本来のイベント日より終了日時を早く設定する場合などは、予定変更可能性にご注意ください。
◎決済方法
⇒コンビニ決済の可否を選択できます。
コンビニ決済だと何かあった時にシステム返金ができないことには注意が必要です。
◎ゲスト申込を許容
⇒申込側にYahooIDがなくてもクレカ限定で決済できる機能でしたが、最近使えなくなってしまったようです。

チケット情報
「さらに詳細を設定する」クリックで出る画面

◎チケット設定→チケット受付方法
⇒返礼品現地受取チェックは他企画との兼ね合いで紙に名簿を印刷したので、「見せるだけ」で格別問題ありませんでした。
◎購入枚数制限
⇒今回は充分な人数が集まっていたため1人あたり1限としました。

設定したチケット横の歯車マーククリックで出る画面

◎アンケート
⇒「購入申し込み時にアンケートを実施する」をONにすることで設定できます。
質問の表示順序は多少融通がきかないところがあるようです。

フリーフォーム(実際の購入時は後に表示)
選択式(実際の購入時は先に表示)

稼働してみてからの運用についてはまた後ほど触れます。


◇PayPal設定について

PassMarketが便利なのでそれ一本で行ける気満々だったのですが、少し遡ってのぼりデザインを入稿するあたりでこのようなDMが届きました。

韓国PからのDM

あれだけ便利なPassMarketにも海外からは使えないという弱点があった!!
企画の規模が大きくなるとこんなこともあるんですね。
完全に盲点というか私が無知だったのですぐに対処を検討し、どうやら国際送金の大手はPayPalらしいという情報を得ました。

実際に使ってみたところ、お互いにアカウントを持ってさえいれば送金は簡単でした。
主催側としては請求先のメールアドレスを教えてもらい、PayPalアプリからメールアドレスと金額を入力するだけで請求できます。

ただそのアカウント作成がかなりめんどくさくて…
具体的には、身分証明書の撮影が必要だったんですが写し方に指定があって、このような角度で撮影してくださいと言われるもののなかなか認識してもらえませんでした。
審査にも数日から一週間程度の時間がかかるので、使う予定があるのならあらかじめ作っておきましょう。本当に。

ちなみに、paypal.meというアカウント設定をすれば請求ではなくPassMarketと同じような販売方式にできそうという情報があるのですが、自分用のリンクを作成するという段階でハンドルネームでいいのか本名の方がいいのかわからず見送っています。(PayPalアカウント自体は本名で作成済み)
導入の実例があったら知りたいです。


☆2023/11/15 のぼり当選発表

発表までは、1本当選だったら協賛金は1人1000円よりも減らさないとさすがに使い切れないなあ、でも500円だと足りなそうだなあとか考えながらドキドキしていましたが、蓋を開ければ2本とも当選していました。
のぼり上限300本のところ400本くらい応募があったらしいことも実際に落選した企画のことも聞き及んでいるので、運がよかったです。

さて、ここからまた重大な広報の仕事です。
なにせ協賛者に対して主催フォローを必須としていないので、大多数のFF外の方を含めた300人超に対して入金を促さなければなりません。
つまりまたFF外にも届くように拡散してもらわなければならないと。

なら告知画像作るか~~~~~~!!!!!!!

告知画像はパスマ支払い手順と引用元の返礼品紹介の2種類作りました。
どちらも縦長5:4の画像1枚使用をはじめとして、先ほど挙げた告知画像作成のポイントを意識しています。

返礼品イラストカードのデザインはこの時に初公開です。
しっかりした厚紙を使い表面にはのぼりと同様の全景を、裏面には協賛者全員の名前各アイドルの全身イラストを印刷するというものになりました。
舞ちゃんのトゥインクルフューチャーはこの後に修正完了したものを発注しています。
のぼりではイラストの全身が見えなくてもったいなかったので、ここで入れられてよかったです。

ちょっと先の話になりますが、これより後に紹介を挟むのも微妙なのでここでご紹介します。
11/25の協賛締切後に発注し、刷り上がった返礼品イラストカード実物がこちら。

キラキラしてるのわかりますか???こんなんよりみちリトルスターがShine In The Sky☆でキラメキ☆だよ…
写真だと映りませんが実物は全面キラキラしてるのでまた一段と綺麗です。
皆様のおかげでU149のみんなに相応しい輝きになりました。

印刷所はホロ加工を請け負っていたグラフィックさんです。

  • 用紙サイズB5、両面カラー

  • コート紙225kg ←立て掛けたら自立するくらいしっかりした厚み

  • 部数400部 ←300部ちょいあればよかったところ予備が多めに送られてきたので100部以上余っちゃいました。

  • 納期7営業日 ←ここでは最長7営業日だった気がします。

  • 片面ホログラム加工「スターダスト」 ←追加納期+1日

  • 標準梱包

値段はホロ加工で3倍になりましたが(TwiPla収支参照)、これは有意義な使い方ですし足は出ないのでヨシ!!


話を戻すと、入金開始告知を出したのでここからは入金状況を監視しつつひたすら入金リマインドです。
いくら協賛者が集まっても入金忘れが多ければ足が出ますし、FF外ならまだしもお世話になってるフォロワーに締切間際の督促なんてしたくありませんし、何より督促メンションの件数がかさむほどアカウントロック、ひいては凍結のリスクが高まります。

事前にフォロワーにここからが大変アピールをしていたおかげで1日ほどで100人に入金していただけましたが、これ進捗率でいったら30%くらいなんですよね。意味わからん。

また入金状況監視について具体的には、PassMarketのイベント管理メニューから都度都度購入者アンケートをダウンロードして、アンケートに記載されているTwitterIDをあらかじめ作ってあった参加表明者名簿と照合していく作業です。

イベント管理メニュー
ダウンロード後スプレッドシートにインポートしたアンケートデータ

アンケートデータのG列以降はモロ個人情報なので黒塗りにしています。
スプレッドシートを使うとこんな感じで見られるよという参考程度に。

時にはTwiPla参加表明をしていない(した気になっていた)人が入金していたりもするので、関数でID照合しながら発見していきます。
返礼品イラストカードへの記名はTwiPla参加表明時のコメントをベースにしているので、そういった人にはメンションで参加表明をお願いしますとお伝えすることになります。
レアケースだと思うんですが、空白の名前と存在しないTwitterIDを名乗る人から入金があったりもしました。ノーゲーム・ノーライフか????
恐らく意図的に伏せられていたもので、参加表明してと言おうにもどうしようもないので、匿名協賛としてありがたく受け取らせていただきました。

そして2週間弱が経過した頃、入金進捗は75%程度まできていました。
締切までは1週間を切っています。督促の時間です。

この残り83人のカウントはPayPalで入金済みの方も含んでいたことに後ほど気づきまして、実際に送った督促は77件でした。
結果、見事に翌朝アカウントロックされました。仕方ない!!
簡単な画像認証で解除されたので事なきを得ましたが、結局ロック回避できるメンション件数の閾値はわかっていません。
この後の再督促は18件でロックされなかったこと、DMだと15件ごとに時間を空けるべきと言われていることはわかっていますが、詳しい人がいたら教えてください。


☆2023/12/3 入金締切

結果的に、匿名協賛者を含む328名中の314名、95.7%の方に入金していただきました。
もとより一定割合で回収できない想定はしていたので、これだけ集まれば充分です。

なお、残り14名の方には返礼品イラストカードをお届けできていません。
ちゃんと記録が残っていますので、もしこれを見ていてあの時払い忘れたことを悔いているようなら、モノは余っていますしお届けのために何かできるかもしれません。ぜひご連絡ください。
あ、2024年6月現在進行中のこはリウム配布企画へのご協賛を条件につけるかもしれませんね!


ともあれ、これだけの皆様の応援をいただいたので、のぼり2本を立ててなお有り余るこのご協賛金は有意義に使い切らなければなりません。
のぼり費用のほかフライヤーや返礼品イラストカードといった印刷費、今後かかる物資の費用と郵送費を差し引いて、ざっと5~6万円は余裕ができているように見えました。

となればアレをやるしかない…ということで、実は11月下旬から密かに動き始めています。
始動が結構ギリギリのタイミングでしたが何とかなりました。

このシークレットについてはまた後述します。


☆2023/12/8 のぼり掲出開始

アイラブ歌合戦開催前日になりました。MOIWの前例からいえばのぼりはこの日から準備されます。
当日は返礼品配布のためにずっと文京シビックセンターにいる予定だったのと、この日はU149コールガイド企画の積み込み等の手伝いで東京に行く予定があったので、集合時刻になる前にのぼりを見に行ってしまおうと思い東京ドームへ赴きました。

いるいるいるいる!!!!!!!!!!
目に入りやすいし近寄りやすいところに!!!!!!!

協賛者全員読めることを確認してめちゃくちゃ安心したのを覚えてます。
同じくU149のぼりを探しに来てくれた人と話したりして、デレスポARでいくつか記念写真撮って、掲出位置の告知ツイートして…
そしたら手伝いに行かないといけなくて…あの場を離れたくなかったな…


12/9~10 異次元フェス アイラブ歌合戦当日


いよいよこの日が来てしまった。
上記ツイートに書いてある通り、協力者の方と二手に分かれています。

◇宣伝フライヤー発注・配布について②

地図の青地点で、U149コールガイドと一緒にU149のぼり宣伝フライヤーを配っていただきました。
コールガイドは8000部用意されたとのことで、こちらも合わせてフライヤー8000部を用意しています。上のダンボールからチラ見えしてるやつ。

実際のフライヤー

U149オンリーで配った協賛者募集のものから、写真投稿募集の文言に変えています。
印刷所はU149オンリー版と同じWAVEさん、発注内容は10営業日納期入稿で8000部にして送料がかかった以外は同じです。(価格はTwiPla収支参照)
U149オンリー版で予行演習をしていたおかげで安心して発注できました。

こちらのフライヤーはU149コールガイドとともに8000部全て配布しきっていただきました。
ご協力本当にありがとうございました…


◇フラスタ建立について

シークレットが公開された結果主催のわたくしが一番たまげましたわ!!!!!!!!!!!!!!!!

二手に分かれたうちの私がいた赤地点(文京シビックセンター)にはこんな素晴らしいフラスタが立ちました…!
もともと東京ドームでのライブはフラスタ受け入れ不可なようで、のぼりデザイン権販売はその代替という側面がありますが、
有志展示会場にならフラスタ出したって構わねえよなァ!!!!!!

協力を要請した方に素材を渡して全てお任せしたので、マジで当日までどんな姿なのか知らなかったんですけど…
いやこんな、ステージで歌ってるみんなのフラスタになるなんて…想像を遥かに超えてきてぶったまげました。
ていうか素材を渡したのはアイドル画像とパネル文言だけなんですけど、このアニメU149の夢世界のお城や挿入歌エフェクトをモチーフにした素晴らしいパネルのデザインはどこから降ってきたんでしょう。
当日ご本人に聞きそびれたので未だにわかっていません。いつか聞きたい。
ちなみに下の夜闇のような黒ベールの中では電飾がきらめいていました。
そんなところまでこだわってくれている…

ステージ裏では米内Pが見守ってくれています

こちらのフラスタ、APかっしーさんがいらして写真を撮っていかれたので
(告知は当日出したのにいつ察知された!?)
(お目当ては同じ部屋で展示してたアイマスドール部だったかもしれない)
少しお話させていただいたほか、

ありす役の佐藤亜美菜さんのもとへも写真が回っていました。
(撮影者の方が米内Pに気づいている、玄人…!)

当日はドームにあるのぼりの方には行けませんでしたが、撮影会タグを巡回したところ写真を撮ってくださった方も沢山いたようでした。
キャストの皆様からもたくさん写真が上がっていて本当にありがとうございます…


ライブ後返礼品郵送


ライブ良かったなあ…
終了直後から2週間弱の間、私は自分の感情を人の感情で上書きしないようずっとツイ禁をしてファンレター執筆に集中していたんですが、それは一旦置いておいて。

最後の仕事、郵送対応についてのノウハウ共有です。
まずは使った物資の確認から。

最初B5が入るのは角4封筒か~と思って注文したらB5クリアファイルが入らなかった私と同じ過ちは繰り返さないでくださいね!!!!!
(返品ができたので事なきを得ました)

ここから先、宛名をまとめて作るためのCSVファイルが自分で作れると便利です。
スプレッドシートにまとめればCSV形式でダウンロードができます。

ファイル→ダウンロード→カンマ区切り形式(.csv)を選択

今回は3種類の郵送方法を使い分けたので、用途別に紹介します。


◎普通に返礼品イラストカードだけ送る時 ⇒ 普通郵便

イラストカードをファイルに入れ、封筒に入れ、宛名と差出人のシールを貼って封をし、郵便局に持っていけば重さを計ってくれるので提示された料金を支払えばOKです。
今回は定形外50g以内で1通あたり120円でした。
宛名/差出人ラベルシールの印刷にはラベル屋さんというwebアプリを使用しました。
ラベルシールの提供元メーカーが提供しているアプリのようで使いやすかったです。


◎イラストカード以外にも送るものがある時 ⇒ クリックポスト

サイズ規定・重量規定以内なら一律185円で発送でき、荷物が到着したかどうか追跡もできるサービスです。
ただし、信書などを送ることはできません。

YahooIDかamazonアカウントでログインすることができます。
サイトに入力すると宛名も差出人も入ったPDFファイルが出力されるので、それを普通紙に印刷して封筒に貼って送ればOKです。
ただし宛名一括印刷をしようとした時、

  • ログイン後「まとめ申込」のボタンをクリックし、

  • 掲載されているCSVテンプレートファイルに従ってスプレッドシートで作成した宛名をCSVファイルとしてダウンロードして、

  • クリックポストへアップロード…

で済むかと思いきや、これだと「読み込みエラーが発生しました。」と言われて先に進めないので注意してください。

スプレッドシートからダウンロードしたCSVをそのままアップロードするとエラーになる

CSVファイルを右クリックし、「プログラムで開く」からメモ帳を使って開き、「名前をつけて保存」まで行くと、
恐らく文字コードが「UTF-8」になっていると思います。
これを「ANSI」に変えて保存し、クリックポストにアップロードすればいけるはずです。

文字コードをANSIに変えてからアップロードすると
問題なく進める。(大沢事務所様宛で例示)


◎ファンレターを送る時 ⇒ 特定記録郵便

ファンレターは信書にあたるのでクリックポストで発送できません。
ちゃんと届いたかどうか追跡したいのなら特定記録郵便を使うことになるでしょう。
特定記録郵便の宛名一括印刷はゆうIDが必要です。

登録をしたうえで、Webゆうプリというサービスから行います。
覚えていませんが、このサービスを利用するのに会員申込が要求されたかもしれません。

Webゆうプリ:https://mgr.post.japanpost.jp/webyupri/menu.do

ここからはかなりわかりづらいです。
まず、こちらのページを参照します。

「アドレス帳データ(address_sample.csv)」をダウンロードしてスプレッドシートに取り込み、
このページに記載されている項目の順番に倣って自分で送り先情報に改変したCSVファイルを作成します。
1行目に列名は要らないそうです。

address_sample.csvのフォーマット。「項目名」の順番だけ覚えましょう
「項目名」の順番通り、左のA列から利用区分、お名前、お名前(カナ)…と並べます

address_sample.csvでは「予備」列であるはずの最後の列に無意味に「1」と入力されていますが、これ要らないじゃんと思って消すと上手く取り込めません。
消すとスプレッドシートからCSVとしてダウンロードする際に右端列が存在しない列としてカットされ、Webゆうプリへのアップロード時に列数が一致しなくなります。
右端は消さず、全ての行で「1」にしておきましょう。

ファンレター送り先のCSVファイルを作成した際は、文字コードANSIへの変換は不要です。UTF-8のままWebゆうプリにアップロードできます。

メインメニュー
⇒アドレス帳管理の中の「見る/直す」
⇒アドレス帳データ一覧の下の「アップロード」
⇒ポップアップがブロックされたら許可し、作った送り先CSVファイルをアップロードします。

メインメニュー
アドレス帳データ
アップロードポップアップ

アップロード完了したら、アドレス帳データが増えているので、左端にチェックを入れて「出荷予定データ作成」を押します。
飛んだ先で、今回は「定形外郵便(企画内)」「特定記録」を選び、登録します。

アドレス帳データふたたび
状況によって変わる部分です

すると、出荷予定データ一覧に登録されるので、左端にチェックを入れて「印字」をします。

出荷予定データ一覧

次に出てきたPDF書類は、ファンレターの入った郵便物と一緒に郵便局に持っていくと受け付けてもらえるものです。
ダウンロードしておけば後でも印刷できます。「次へ」を押します。

差出票/受領証

最後に、シール用紙の型番を入力して「次へ」を押すと宛名シール用のPDFが出力されます。
これも保存しておけば後で印刷できます。

上で紹介したシール用紙はこの「エーワン 72212」になります
宛名ラベルシールのページで終了

何でWebゆうプリのマニュアルみたいになってるのかって?
こっちが聞きたい!!!!わかりづらくて大変だったんだからな!!!!
あとは出力された宛名シールと、別途用意した差出人シールをファンレターの入った郵便物に貼り、差出票/受領証と一緒に郵便局に持ち込めばOKです。

郵送対応のノウハウは以上です。
自分以外にファンレターを一気に何通も出す人がいるかどうか不明ですが、参考になれば幸いです。



25000字を越えたところで、ノウハウの共有はここまでになります。
すみませんマニュアル執筆からエモくまとめるのは無理です。
残りの有料部分では実際に出したファンレターの内容に少し触れていたり、自分の想いを少し綴ったりしており、一般的に有益な内容は少ないと思いますが、なんとかエモくまとめます。
労ってくれる方がいるのなら、どうぞ残りもお付き合いください。

飛ばしながらでも読んでくれた方も、じっくり目を通してくれた方も、
心からありがとうございました。

最後に、人をここまで駆り立てる魅力のあるU149というコンテンツを今一度よろしくお願いしますね。



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