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2020年大学野球観戦を振り返る


12月9日の東都リーグ4部の試合で今シーズンの大学野球の全日程が終了し、今は寂しいような、ほっとしたような、何とも言えない気持ちでオフシーズンを過ごしています。

今年はコロナで選手にとって思うように練習や試合が出来なかった年であったかと思います。私自身、選手たちの大学野球最後の姿をたくさん見たかったのに見れないことの方が多かったです。それでも関東の4つの連盟(東京六大学、東都、首都、神奈川)の試合を観に行くことができました。

今季、私が遠征を考えていた連盟は福岡六大学、九州六大学の九州地区の2連盟、関西六大学、関西学生の関西地区の2連盟でした。合わせて4連盟の試合は観に行きたかったのですが、全て無観客の通知があったため断念せざるを得ない現状でした。

そんななか、東北の各連盟(南東北以外)は有観客でリーグ戦を実施し、東北王座決定戦までやり遂げていたので、1回くらいは観に行っておけばよかったなと後悔しています。

私はもし神宮大会があったらどこが優勝したかなあと何回も考えては、思いを馳せていました。これはやってみないとやっぱり分からない。下馬評の通りになるのか、大どんでん返しが起きるのか、本当に分からない。だからこそ絶対に秋は最後までやって欲しかった気持ちが大きかったです。

とは言っても、私自身各リーグの情報の整理が出来てなかったので、まずはリーグ優勝をした大学を羅列してみます。


各連盟秋季リーグ 優勝大学

北海道学生野球連盟 苫小牧駒澤大学
札幌学生野球連盟 星槎道都大学
北東北大学野球連盟 富士大学
仙台六大学野球連盟 東北福祉大学
南東北大学野球連盟 東日本国際大学
千葉大学野球連盟 中央学院大学
関甲新学生野球連盟 上武大学
東京新大学野球連盟 創価大学
東京六大学野球連盟 早稲田大学
東都大学野球連盟 亜細亜大学
首都大学野球連盟 日本体育大学
神奈川大学野球連盟 桐蔭横浜大学
愛知大学野球連盟 中京大学
東海地区大学野球連盟 中部学院大学
北陸大学野球連盟 福井工業大学
関西学生野球連盟 近畿大学
関西六大学野球連盟 大阪商業大学
阪神大学野球連盟 関西国際大学
近畿学生野球連盟 奈良学園大学
京滋大学野球連盟 佛教大学
広島六大学野球連盟 広島経済大学
中国地区大学野球連盟 環太平洋大学
四国地区大学野球連盟 高知工科大学
九州六大学野球連盟 福岡大学
福岡六大学野球連盟 九州産業大学
九州地区大学野球連盟 東海大九州キャンパス


もし神宮大会が行われていたら...(大学のみ記載)

出場大学は...
北海道二連盟代表 苫小牧駒澤大学/星槎道都大学
東北三連盟代表 東北福祉大学
関東五連盟第一代表 桐蔭横浜大学
関東五連盟第二代表 創価大学
東京六大学野球連盟代表 早稲田大学
東都大学野球連盟代表 亜細亜大学
北陸東海三連盟代表 中京大学/中部学院大学/福井工業大学
関西五連盟第一代表 近畿大学
関西五連盟第二代表 関西国際大学
中国四国三連盟代表 広島経済大学/環太平洋大学/高知工科大学
九州三連盟代表 九州産業大学

みなさんはどの大学が日本一になったと思いますか?

このように大学名を並べてみると面白そうな試合に絶対なっていたなと思いますが、そんなことももう言ってられません。

私も一観戦者としてやりきれない気持ちは多少はありました。


8月 真夏開催の東京六大学野球春季リーグ

異例でした。
ずっと公式戦が見れずに夏まで季節が進みました。
やっとの思いが強かった反面、選手の体力面も心配されながら始まりましたし、薄志弱行していたアマチュア野球界に希望を与えてくれたのは、間違いなく東京六大学野球連盟が観戦ガイドラインを示し、有観客で開催してくれたおかげだと思っています。
炎天下の中、私としては二日間見に行くことが出来ましたし、4年目にして初めてネット裏最前列で六大学野球を見ることができたので、とても良い思い出になりました。


東都リーグ

ほぼ全日程を観に行った東都リーグですが、

私が感じたことはなんだろうかと考えてみると、この秋はなんだかチーム力が試されたかのような貴重な1シーズンでした。

秋だけの開催、そして同級生の代で見れる最後の大学野球だっただけに思い入れは強かったです。

印象に残ってること
〇立正 糸川完投勝利2回
〇亜細亜 平内156km/h計測
〇駒澤 竹本先発中継ぎ抑えフル稼働

他にも思ったこと、感じたことは山ほどありますが、これがトップ3の思い出です。


首都リーグを観に行った話

首都連盟のツイッターで無観客開催ということが流れてきた時、私は終わったと思いました。首都リーグはほぼ無知なのですが、見たい選手がいたもので、、、

そんな時、真っ暗闇に光を灯してくれたのが日体大さんの後援会入会のツイートでした。

ちょうど車で15分で行ける牛久球場で2日間開催されるということで、早速入会のメールをし1週間前から検温をして楽しみにしていました。
当日は試合前には外野待機、その後内野席へ移動という形でした。

お陰様で、2日間1試合ずつ見ることが出来ましたし、日体大さんのリーグ優勝の瞬間も見ることが出来ました。
本当に感謝しかありません。


神奈川リーグを観に行った話

浜スタでの試合が見れるということで、早起きして3試合見に行きました。

第1試合 桐蔭横浜大-神奈川大の試合は桐蔭横浜大の先発片山くんがノーノーなるか!という試合でした。最後の最後にヒットを許しましたが、1試合目からとてもすごいものを見れたなと満足気になれました。

第2試合 鶴見大-神奈川工科大の試合はタイブレークのもつれた展開に。最後までどちらが勝つか分からないようなハラハラした試合で無知ながらすごく夢中になって見れました。

第3試合 横浜商科大-関東学院大の試合は序盤から乱打戦でしたが、後半関東学院打線が封じ込まれ商大が勝利しました。(寒くて8回くらいで帰りました)

神奈川リーグは初めて見に行きましたが、お目当ての選手も見れましたし、新しく素敵だなと思えた選手を見つけることが出来たので更に楽しみが広がったなあと感じました。


2020年 印象に残った試合

東京六大学野球 8/16 法大-慶大

H 000 500 200│7
K 021 000 100│4
H 鈴木.○水澤.高田.山下輝-大柿
K ●関根.森田.生井.関谷.小林綾.木澤-福井

勝てばリーグ優勝という一騎打ちの試合でした。


首都大学野球 10/4 桜美林大-日体大

O 000 000 000│0
N 300 102 02x│8
O ●松葉.飯村.杉田-徳田
N ○筒井.上羽一-小口

見事日体大が勝利しリーグ優勝を決めました。


神奈川大学野球 10/11 鶴見大-神奈川工科大

T 100 000 000 2│3
K 000 010 000 3x│4
T ●代田-海老澤
K 古堀.○工藤-角田

どちらも初めて見るチームだったのに、とても夢中になれたのが理由です。なんだか惹き込まれて余韻がすごかったです。

東都大学野球 11/4 立正大-國學院大

R 320 000 010│6
K 000 040 000│4
R ○渡部.倉田.糸川-立松由
K ●池内.田中千.日暮.諸見里-福永.加藤

4年生で勝った。みんなで勝った試合だと思っています。


現地で見てないけど

福岡六大学野球 9/20 九産大-九工大

KYUSAN 715 51│19
KYUKO 000 00│0
KYUSAN ○舩越.岩田.佐田-揚村
KYUKO ●村田.本田.田辺.上原-山澤

岩田くんが一年半ぶりに公式戦に復帰した試合です。
とっても嬉しかったです。

東京六大学野球 11/8 慶大-早大

W 001 000 002│3
K 001 100 000 │2
W 今西.西垣.山下.徳山.柴田.○早川-岩本
K 森田.小林綾.長谷川.長谷部.増井.関根.木澤.●生井-福井

映像で見てましたが涙が出た試合でした。



このように、公式戦のみで振り返っていくと少なすぎるくらいでした。


最後に

長々と私の感想を書くと読みにくい文章になるかと思い、今回はさらっとまとめる形で構成してみました。
今年の大学野球は40試合程度見ることが出来ました。
冷静に見れた時も感情的になってしまった時もありました。球場で実際に選手やファンの方々と気持ちを共有して見れたことは私にとって一番幸せな時間だったと思います。

また、私とどんな形であれ、関わって頂いた皆様に感謝申し上げます。

来年もたくさん野球を観に行き、情報をたくさん共有し合えることが出来たら良いなと思っております。

今年1年間ありがとうございました。

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