2022年 11月限 実践編
11月限初日の概況
この記事を執筆しているのは2022年10月15日(土)の午後です。
10月限のSQ値は26,661.31円。
9月限もSQ日直前に大きく動いて難しい展開となりましたが、今回の10月限は前日の10/13がCPI発表で歴史的な値幅で上下した1日となっており、SQ直前にATMに近いところを売り持ちするリスクを痛感できたと思います。
SQ週に欲を出して数円から10円程度を取ろうと、ATMから700円も離れていればCALL売っても大丈夫だろう・・・で27000円近辺のCALLを売っていた人は生きた心地がしなかったと思います。
今回は26666円でしたから、C27000売りやC26875売りはことなきを得ましたが、コロナ明けで特に2022年の相場においては昔の感覚でSQ週の当月限オプション売り戦略はリスク・リターンが見合っていないという認識が必要だと思います。
そして、13日の先物相場では、ナイトの安値が25860円、翌14日のデイの高値が27180円。その差1320円の上昇。
さらに14日の夜、日付的には17日分となったナイトでは日中高値の27180円から610円も下げての26570円で引けました。
11月限初日からもの凄いジェットコースターです。
さらに11/8(火)には米国で中間選挙があります。11月限SQ日 11/11よりも前のSQ週に大型のイベントがやってきます。
11/7(月)までにすべてのポジションを決済するか、売り買いフラット(同枚数)にしておく必要があります。この辺を踏まえて11月限を見ていきましょう。
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