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PL28節トッテナム×チェルシー

3/5.CLセカンドレグ、ドルトムント戦前夜。
スパーズの8季ぶりの「ベスト8」に期待感が増すところであるが、先日のプレミア28節トッテナム×チェルシーが「面白すぎた」ので備忘録程度に感想を記したい。

前節はバーンリーを相手に得点が遠く(ケイン復帰戦でゴールはしたが…)、敵地で1-2で敗れた。
上位2チーム追走のためには、勝点③が欲しい。
まぁどんな立ち位置、取り巻く環境であろうが、ロンドンの威厳をかけて戦う試合では関係ない。
求められるのは「勝つ」のみ。
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舞台はスタンフォードブリッジ。
サッリ体制1年目で、チームとしてまだ未熟さが垣間見えるが、やはりここ(ホーム)では無類の強さを発揮するブルーズ。

スタメンは4-2-3-1
エリクセンをトップ下、ラメラを右サイドに配置。
試合開始20分過ぎまで、チェルシーペースに近かった。後方から危ないパス交換でミスを招き、シュートチャンスを作られた。対するスパーズはシュートなし。このままだといつ失点するか時間の問題だったが、流石はポチェッティーノ。たぶん前半23分あたりからポジションを変更。4-3-1-2の中盤ダイヤモンド型。お得意の変形で、流れを一気に掴み、試合を支配した。中盤を4枚にしたことで、数的優位をつくるシーンが増えて、支配率が上がった。ソンフンミンもセカンドトップにした途端、「水を得た魚」のようにイキイキとしたプレーを披露。
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そのまま前半はスコアレスで終了。
個人的には、後半スパーズのペースが続き、試合を仕留めると思っていた。が、そうは甘くなかった。
やはりチェルシー。3トップを少しでも離すと個人で打開、シュートまで持ち運べる。そんな先制点もペドロの個人技だった。スルーパスを受けたペドロはアルデルヴァイレルドを簡単に振り切り(トビーの対応も確かに軽かった…)、ゴール。
これが痛かった。
そしてあの事件(?) トリッピアーとロリスの意思疎通が合わず、まさかのオウンゴール。(この件は詳しく触れない笑)

試合としては0-2の敗戦で、連敗。優勝戦線から遠のく結果となった。ただこの試合での面白さを感じたのは2点。
①お互い攻守の切り替えが速く、カウンターの応酬。スピーディな試合展開。
②状況に応じて流動的にポジションを変化させた。そして試合の流れを引き寄せた。

②に関しては、欧州サッカー界では当たり前であるが、スパーズの選手間の連携は見ていてスゴく楽しい。イマジネーション溢れる選手がいるからこそだが… 逆に今季「補強なし」のチームだからこそ、創りだせる空間があると思う。

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プレミアも残り9節。トップ4争いは熾烈を極める中、引続き動向を注視していきたい。(是が非でもトップ4死守!)
とりあえず明朝のCLドルトムント戦を楽しみに。

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