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バカが考えた北海道の旅 #2 オロロンライン〜利尻島

前回

この旅で一番無茶な旅程はここでした。稚内でホテルを探したんだけど一杯だったので…どうせなら利尻島に泊まることにしました。

利尻島までは稚内港からフェリーが出ています。夕方にフェリーがあればよかったんですけど…宿のチェックイン時刻の関係で10:50のフェリーになりました。

新十津川町から稚内。240km先に10:50までに到着する必要があります。

オロロンライン

宿を朝5時に出て…この写真は6時頃のオロロンラインです。途中で写真を撮りたくなるだろうからめっちゃ早めに出た。

これが北海道の左上のあのシュッとしたラインだ!

サロベツ原野に入ると雲の中に風車が現れた

それなりに幻想的な光景だ…

稚内〜利尻航路

9:50に着いた。ちょうど発券開始だ!

で…ここも無計画のツケなんですけど…フェリーで車を運ぶより利尻島で新たにレンタカーを借りた方が安い!一旦今のレンタカーを稚内港の駐車場に置いていきます

やがてもやの向こうから利尻山が姿を現した

利尻島に到着だ!

利尻島

利尻島は一周60kmくらいの火山島なので、1日でも見て回れるところは多いと思う。でもこう…島に行くときは2、3日ないと天気が悪い時に当たりそうだし。

オタドマリ沼とメヌウショロ沼

オタドマリ沼は上の地図にも見えている大きめの沼で、観光地的にバスの止まれるスペースや売店もあるスポット。

これに対してメヌウショロ沼は軽自動車3台くらいしか停められないし、気をつけていないと見落としてしまいそうなスポットだけど、私はこっちの景色の方が好き。

さらにいい感じの木道があり湿地帯を歩くことができる。

ペシ岬と富士野園地

ペシ岬はフェリーが入港する鴛泊港の横にそびえ立つ崖。

ここを登っていくことができる。

利尻島のこういう人が近づけない崖は海鳥の住処になっている。ウミネコ、ウミウ、あとツバメっぽいのがいた。

登り切ると利尻山、鴛泊港…裾野の向こうに礼文島も一望できる。

上の写真でも右端にちょっと小さい島が見えてるけど、その前あたりが富士野園地。やっぱりちょっとした崖があって…草地があって…海鳥がいる。

島の前まで行くと海岸に降りたりもできるし…

振り返るとペシ岬と利尻山が見えるぞ。

見返台園地

この写真は沓形港のあたり。この辺りから車でちょっと山を登れる道がある

さらに遊歩道でもうちょっと登れる…ちなみに本格的に登山する人は反対側のルートから行くらしい

あんな山を登るのはロッククライミングの域だ…

仙法志御崎公園と神居海岸パーク

さて、利尻島はどこに行っても利尻山が見えて飽きないけど、島といったら綺麗な海岸も見たいじゃん。そこで海岸スポットを2つ。

仙法志御崎公園のあたりは海岸の溶岩と合わせて利尻山が見られる。

ウミネコが岩に群れを成している

海と繋がったプールが作ってあって、飼われているアザラシに餌をやることができる。

神居海岸パークは看板が出ているけど、別にテーマパークみたいなものがあるわけではない。でもこうやって利尻昆布が天日干しされているところを間近で見られる。

そして火山岩の磯に降りることができる。これがすごく遊びがいのある磯だ!

とにかく海の幸が豊富で…

さっき干されてた昆布が生えてるし…

ウニがわんさかいるのが見える。昆布を食べて育つらしい。島でウニ丼とかも食べられるよ。

溶岩が冷えて固まった感じの岩なので、面白いけど色々危ない。空洞に足を取られやすいし、ギザギザの淵に体を打ち付けると怪我をしそう。靴とか服装には気をつけよう。

こういう海岸植物を見てるだけで1時間くらい溶けていく…

To be continued...

利尻島はこうやって車で回っていると不意に視界に入ってくる利尻山が毎回綺麗でハッとする。きっと雪が積もってくるとまた綺麗なんだろうな。

つづく


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