GoTo九州(3)熊本編
前回までのGoTo九州は!
鹿児島県の青島から熊本県の天草の方にフェリーが出ている。これに乗って天草から北上し、一泊して阿蘇の方まで行く。
崎津
崎津(さきつ)は世界遺産に指定された潜伏キリシタン集落の一つ。
観光案内所の駐車場は余裕があるので、そこに停めて歩くのがいい。もっと集落の奥に停める場所もあるけど、道が狭い。世界遺産ではあるけれど、日々の暮らしがある普通の小さな港町なので。
崎津の教会にしても、今も信徒の人が通う教会であってただの観光施設ではないので気をつけよう。この場所はかつて踏み絵を行った庄屋の跡地らしい。なんだか因縁を感じる
教会は海のすぐそば
教会から見て海と正反対の方向には崎津神社がある。教会など建てられない潜伏時代でも、この神社でアーメンデウスと唱えていたらしい
神社からどんどん登っていくと
教会周辺を見下ろせる展望台があるよ
ここらへんも海綺麗なんだよね…
資料館もあって潜伏時代の信仰の道具などが展示されている。天使像が日本っぽくなって謎の名前がついてたりして面白い
大江天主堂
車でちょっと走ると大江天主堂についた。丘の上の綺麗な教会
ここも信仰の場なので中は信徒以外立ち入り禁止だったりするよ。周囲の墓地も日本の普通の墓石に十字架部分が伸びている独特の形式で興味深いんだけど、そういうの撮影するのは失礼だしね
丘の上の教会からは海が見えるのだ…
大観峰
天草から阿蘇までは結構かかったので…周囲の景色を見られたのは翌朝だった。
ワーオ。あれが阿蘇五峰。ここはカルデラの中…
そしてカルデラの縁から見るとこうだ。ここが大観峰(だいかんぼう)。
大観峰からの風景はちょっと凄い。巨大クレーターの縁にいる感覚なんてなかなか味わえないもの
晴れた日の夜明けごろに行って朝靄とともに見るとさらにすごいのかもしれないね…
九重"夢"大吊橋
九重の方は大分なんだけれども、阿蘇くじゅう国立公園というくらいここら辺の山は一体なので、足を伸ばした。
下の川まで173mあるんだって。高所恐怖症なのになんですぐ吊橋行こうとするの?
でも横はすんごい景色だよ
上流側も滝とかあってすごい
対岸からちょっと歩くとこんなよ…もっと紅葉したらさらにすごいだろうな
長者原
熊本側に戻る途中でススキが群生しているところを見つけた。そこが長者原(ちょうじゃばる)だった
ススキ原っていうか、湿原なのでタデ原なんだけども。木道が整備されているのでこの景色の中を歩ける
今こういうススキ原を見るとGhost of Tsushimaだと思っちゃう
おまけの「ぽい」写真です
草千里ヶ浜
阿蘇山の方に戻って草千里ヶ浜(くさせんりがはま)まで行ってみた。地名だと海みたいだけど要は阿蘇山に車で登ります
登る途中も無限に景色がいい…左奥の方に見えてるのがカルデラ外輪山です
ここが草千里展望台で…展望台近くの駐車場はすぐ埋まるけど眼下に見えてる有料駐車場からちょっと登れば来られる
あの噴気を上げてるのが中岳
右奥に聳え立つのが烏帽子岳。この草千里から登山道が伸びている。初夏なら一面の緑だっただろう…
砂千里ヶ浜
さっきの写真から見えてたんだけど、草千里ヶ浜からちょっと走ると砂千里ヶ浜という似たような地名のとこがあります。
草千里より荒涼とした風景
それもそのはずで、中岳の火口はすぐそば。
でもここから先は立ち入り禁止。かつては火口そばまでロープウェーがあったらしく、そのロープウェーが噴火でぶっ壊れてからもバスが出ていたらしい。でも今はガス濃度が上がって入れない。確かに硫黄臭く、警察官の人が常駐し、ずっと繰り返しここから先は立ち入り禁止というアナウンスが流れている。
なんか…別府・霧島・桜島・阿蘇山と…九州って噴火中の火山多くない?そう思いながら熊本を後にした。
つづく
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?