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奈良の山奥と南紀白浜の旅

2019年5月の終わりごろ…奈良方面の出張が二回続くことになったので、そこに有給を挟んでドライブに行くことにした。といっても以前奈良に住んでいたこともあるので、奈良公園とか法隆寺とか…大和路はもういいだろう、住んでいた時行けなかったところ…和歌山方面の山奥だ!となって、奈良駅から南下し十津川村を周り南紀白浜に抜けるプランを考えた。

こんな感じよ!3日間の旅だ。

野迫川村

上の写真が野迫川村のホテルだ。実を言うと目的地は十津川村の方だったんだけど、空いてた隣村の野迫川村に宿をとった。山奥の「隣村」を完全にナメていた。曲がりくねった山道(また1台しか通れないとこが何kmもある)を走って村を出るのに1時間くらいかかるのだ!

でも谷川がきれいなところだ。

車が自然に帰ろうとしている…

十津川村と吊橋

TripAdviserで調べると大きな吊橋があるらしいというので行ってみた。重量制限のため20人以下しか同時に渡ってはいけない。遠目だとワイヤーが見えにくいから宙に浮いてるみたいだ。

ワイヤーネットがあるからつまづいても落ちない…多分。

実は私高いところ怖いマンなんだよね。結構揺れるから怖いマンの人は気をつけよう。何故来たのか…

横を見るといい景色だ!下は見ないほうがいい。

さて、吊橋のたもとから1kmほど歩くと展望台から吊橋が見えるというので行ってみた。ここの地名が「平地」というのが…十津川村全体で見るといかに斜面が多いかということかな…

こんな斜面に棚田がある。

十津川村の住人はすでに大部分が安らかな笑みを浮かべたまま人形化している。

こういう山を登っていくと…

あれだ!あれがさっき渡った吊橋だよ!

自動販売機もあるぞ。

野猿と小さめの吊橋

さらに南下すると人力ロープウェイ「野猿」とさっきのより小さい吊橋に行ける「昴の郷」というポイントがあるぞ。

柳本橋は重量制限5人だ。高さこそさっきの吊橋ほどではないが、ワイヤーネットがないし木の板なのでスリルは増している。

上流で工事中のため水が濁っていた…

柳本橋から少し歩くと野猿がある。定員1名、この簡素なカゴの真ん中を通っているロープを引っ張って動く人力ロープウェイだ。橋も掛けられない奥地では貴重な移動手段だったらしい。

お分かりだろうか。ロープは中央に向かってたわむから、中央付近までは楽に行ける。きついのは昇りだ。

つまり帰りがハードだ。野猿を楽しみたいという方に忠告しておこう…ロープがカゴの真ん中を通っているから、引っ張るのは無理な体勢になる。その状態で50mほど腕力だけで移動する。さらに一人乗りなので交代もできない。体力が尽きると詰むから覚悟して挑もう!

遠目でカゴが通ってないと本当に目立たない。

四国もそうだったけど…日本45°の傾斜多くない?なんで崩れてないんだ

熊野本宮

さらに南下するとだんだん河原が広大になっていく。

そこで目にするのは巨大な鳥居だ。

鳥居には八咫烏のマークがある。熊野本宮の大鳥居だ!

ゼンを感じる

熊野本宮大社は鳥居と反対側にある。八咫烏のマークが可愛い

烏文字で有名な熊野牛王符だ。

奇絶峡

野迫川村を出発し、白浜に向かう道には高野龍神スカイラインとかがあって…

曲がりくねる道の合間から見える山々がきれいなんだけどなにせ一人では写真を撮ってる暇がない。

だいぶ海岸に近づいてきたかな…という頃に奇絶峡というところに遭遇した。

奇絶峡のあたりは左右が切り立った岩山だ。

だから川もこう奇岩がゴロゴロしている。

傾斜がおかしいよ傾斜が

さて、そんな岸壁のうちあの赤い橋の上の方…目を凝らすとブッダレリーフが彫ってある。

涼しげな滝を横目に、かろうじてって感じの道を登っていくと

もうちょっと近くからブッダレリーフが見られるよ。

千畳敷と三段岩

南紀白浜に出たぞ!ここら辺の海岸の岩は侵食されやすいらしく…層みたいになってて面白い

それを楽しめるのが千畳敷だ。まあ…岩を削った落書きも目立つけど…

こういう入江に弱い

三段岩はどこらへんが三段なのか調べるのを忘れた。ここにはねえ海面近くの洞窟まで降りるエレベーターがあって…

さらに奇岩が見られるぞ。

他にも面白い海岸地形がある。ここは円月島

少し離れた天神崎にはこんな感じの磯を歩いてたどり着ける島がある。

3日目にアドベンチャーワールドに行ったけどそれは先に別記事を書いたよ。


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