2032 その1 引退とマネープラン
ちょっと巷のビートリーな方にはショッキングな話を書きますが、これはあくまでも私の推測なので。
自分でリタイヤする時期が決められる人は幸せだと思います。で、昨年のグラストンベリーのポールのMaybe I'm Amazedの凄まじいボーカルをYoutubeで観た時に、ポールは「これがライブ最後」だって思って歌った気がしてならなかったことを思い出しました。
2020年、私はフランスのリールとパリのチケットを買っていました。そのツアーの最終公演はグラストンベリーでして、仕事柄、その年の6月は絶対に日本を離れることができなかったので本当はグラストンベリー一択で行きたかったけど4月のフランス公演にしたのです。で、コロナがおさまったその2年後、アメリカツアー終了後にわざわざイギリスに戻り出演したというわけです。
さっきDVDを観たんですが、私にはやっぱりこのMaybeはライブからの引退を胸に秘めて歌っているようにしか見えないんです。
私は、2032年3月で会社員を引退しようと思っています。今年の2月ごろ、私の退職金を狙う証券会社から電話があり、ご丁寧にも私のマネープランを作ってくれました。ああ、こういう風に作ればいいのか、と気がつきまして、退職金の額や年金の額、貯金などを精緻に調べて自分流プランニングしたところ、今から生活のダウンサイジングを始め、60歳で次男が大学卒業、その後はつつましく生きるのであれば、63歳と3ヶ月で会社員を卒業出来て、貯金で65歳の年金がもらえるまで食いつないで、その後、97歳で無一文になることがわかりました。まあ、つつましく生きるというのが前提ですが。
で、マネープランを作ってみて、とっても安心しました。例えば次の職場でまたパワハラ上司に当たってしまった場合とか、再就職した会社が結構辛くて辞めることになった場合とか、そんな不幸なことが仮にあって58歳くらいでサラリーマン辞めても63歳までなんとか食いつなげばいいという感じ。マネープランとかバカにしていたけど、作ってみるもんですね。
まあ、ポールがマネープランを作ったとは到底ありえないとは思いますが、私のような小市民が人生の後半戦を生き抜くためにはマネープランを作った方が良さげであります。
で、次回はつつましく生きられるのか、ということを書こうと思います。