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深夜特急に乗って ポール・マッカートニーの歩き方(5) 12/14 1980年代ビートルズ物語
ポマ研活動にご参加の皆さまには幾度となく自論を展開していてちょっと恥ずかしいんですが、1980年前半からビートルズにはまってしまうと、神格化されたジョン、とほほポール、ご隠居ジョージに役がない大物リンゴという刷り込みが今にも抜けません。
そんな中でのTUG OF WARというアルバムは、好き嫌いはいいとしても私の年齢プラス4、5歳、マイナス1、2歳くらいのビートルズファンにはやっぱりそれなりのインパクトがあるんだろうなって思っています。
12/14、UK凱旋の初日。実は、この日を観てしまうとツアーファイナルのロンドン2日目が101回のポールライブになってしまう(というか、ロンドン初日が100回目というのも違和感がありまして)ので、行くつもりはありませんでした。ただ、航空券の関係で12/14公演は全然観れる。で、12月1日の0時すぎ、何となくチケットマスターを覗いていたら、最前列のど真ん中から3席ずれたマジックピアノ真正面席が売りに出ました。
なので、ツナ本著者として、また、1980年代ビートルズ物語世代(Early 1980)的なミッションとして、Here Today でお立ち台が下がった時にポールにこのサインボードを掲げることにしました。(これは、リンゴが東京でライブをやった時に、Photographのプレイ中にGeorge版を出したことがあります)。本当は綺麗なサインボードを日本で作っていたんですが、ロスバケで・・( ; ; ) 3分作成。
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で、ポールは歌いながらこのボードをじっと見つめ、終わったあとギターを私に差し出して右胸に左手を添えてくれて。私の想いが伝わって本当に嬉しかったです。
で、それだけでもウルウルなのに、この後が、Now & Thenなんですよね。私とポールが真正面で間に誰もいない状況。これって、私1人のために歌ってくれているのかという錯覚。
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この景色が、Hey Judeでも・・・・
私1人のために名曲を歌ってくれている、という錯覚。その錯覚で流石に涙が止まらず。
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ライブ終演後、もう涙が止まらなかったのは、98回目にして初めてで、もう2度とないだろうなあ。