ハウリングの音が聴こえる その2
ちょうど半分まで読みました。松村さんが夢中になったものを通して松村さんが人生を語る、こんな執筆があったなんて。
読んでいて時折、目頭が熱くなることがあります。何故ならば、この本が2013年から数年間の執筆であり、私自身、救いようのないほど体調が悪かった時で、松村さん自身がどうやら自分の終わりを意識しはじめている時期と重なるからかもしれません。
2014年の吉田拓郎さんのツアー初日、東京国際フォーラムの2階席で松村さんが居たと思っています。(2012年だったかもしれません、あれ、2016年だったか、いや、やっぱり2014年だろう。)拓郎さんのライブでお姿をおみかけして、すごくびっくりしました。
でも、どんなにネットで検索しても2人が繋がらないんだよね。あれは別人だったのかもしれないな。
それはそうとして、松村さんと私は何度もポールを前にして同じ空間にいたわけで、「コージョライズ」で松村さんが感じた2013年のポール、同じことを2013年の「レリビー」で私、感じました。1969年のポールと同じ人が歌っているということに2013年になって初めて気がつきました(本当です)。カッコいい、本物のポールだ、ビートルズにいたポールだって。
ロッキンオンを買って、大抵、渋松対談から読んでいた私にとっては、ビートルズやバッドフィンガーを語る松村さんは、本当に殿上人であり、すごい人でした。そんな松村さんが感じたポールと、私が感じたポールが重なってちょっと嬉しかったです。
今日は途中ウトウトしながらだったので半分まで。一気に読むのが勿体なさすぎて。
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