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深夜特急に乗って ポール・マッカートニーの歩き方(6) 12/15 ジョンとポールの絆を感じる
足が6回攣ってしまった明け方。昨晩はライブ終了後、雨の中をとぼとぼ70分以上歩いてホテルに帰り、恒例の洗濯をしながら寝ました。
旅の目的 1/3 「ポールをジーンとさせる」
まず、クリア。それ以上に私が号泣したらいかんよね。
で、朝も早くから胃薬飲んでリバプールへ。マンチェスターからリバプールはたった4、50分の旅です。あらかじめticketlineで1000円くらいで電車の切符は買っておきました。
で、今までなんどもリバプールに行くも、まともに聖地巡りをしていなかったので、初めてナショナルトラストのツアーでジョンとポールの家に入りました。
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家に入る前に、まずびっくりしたのは、中流階級の家が並ぶ街並み。えっ?こんなにミミおばさんの家というかメンローブアベニューって綺麗で大きな家が立ち並んでいたんだっけ?
ミミおばさんの家でポールやジョージがギターの練習のために訪れた際に使う裏口のドアがオリジナルでそのドアノブを触って、そうそう、ここで昨日目の当たりにした In Spite Of All The Danger やLove Me Do を作ったり歌ったんだと思うと感慨深いものが。
そしてポールの家へ。
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そっか、ジョンとポールって10代の半ばから本当にずっと一緒だったんだ。で、30才になる頃までずっと一緒に居たんだ。そんなことを思いながら、ツナ本の松村テープのHere Today、ジョンの死のところのインタビューを思い出してしまいました。改めてあの曲に対するポールの深い思いを感じずにいられませんでした。
ポールの家に飾ってあった上の写真、多分弟のマイクがとったんだと思いますが、うちの次男よりちょっと年上の頃の写真。この間、次男がちょうどこんな表情をしていて、すごく成長したなあと思ってしまいました。
ちょっとだけ無理して行ったリバプール、行ってよかったです。
その後、一旦ホテルに戻り、ちょっと集合時間に遅刻してサウンドチェックに。NEWを聴いて2013年の日本公演を思い出しました。あの頃、精神的も肉体的にもボロボロだったですが、よくジャパンツアー全公演行けたよなあ、と思うと泣けてきます。
本編コンサートは関係者ばっかりのサイド席でちょっとゆっくり落ち着いて鑑賞。
In Spite Of All The Danger やLove Me Doを改めて聴きながら、ビートルズはリバプールが原点なんだなあ、やっぱりと思いました。そして特にジョンとポールは、学校とかバイト先とかじゃなくて、ギターというか、音楽というか、ロックというか、友情というのもチープだし、まあ、なんだかわからないんですが、本当に濃くて長い時間を2人でひたすら一緒に過ごしたんだなあと。そんなことをぼんやり考えながらリバプールで書かれた2曲をライブで目の当たりにした時、心が熱くなりました。
そして、改めてHere Todayでジョンとポールの関係というか絆は特別なものなんだなあと感じ入り。そうそう、どこかで観たライブでこの曲を失敗したポールが、「この曲は俺の曲なんだから、これでいいんだ」的なことを言っていて、本当にそうなんだろうね。
See You Next Time!! まで聴いて速攻で会場を後にし、10分後にはトラムに乗り込み、その15分後にはホテルに帰還。この日も洗濯をしながら就寝。明日はリバプールに再度行って泊まりです。
あ、写真は全くうまく撮れませんでした。残念。
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