海外(スイス)のスタートアップウィークエンドに参加してギリ入賞したお話
参加したイベント
イベント名:Techstars Startup Weekend Lausanne 02/2022
日時:2022年2月25日(金)〜27日(日) 合計54時間
場所:スイス ローザンヌ
人数:70人くらい
スケジュール
初日 - 1分ピッチ -
アイスブレイクが一通り終わった後、ピッチをして仲間を集める時間がありました。
もちろん、ピッチは強制じゃないしやらなくても大丈夫なのですが、せっかくスイスまで来て参加しているので「積極的に行こう!」と思い、ピッチをしました。(周りの人のピッチを聞きならが内容を考えよう)と思っていたのですが、まさかのトップバッターでいきなり指名。英語力だけでなく、1分で場の空気を掴むのも自信がなかったので、シンプルな英語で、短文で、ゆっくり、堂々と、間を取りながら、発表しました。超楽しかったです。
ピッチの後に、発表した人の名前の紙が廊下に張り出されて、「いいね!」と思った人のピッチにシールを貼って投票するスタイル。その時の順位は真ん中くらい(6人くらい貼ってくれました)。「一緒にやりたい」と実際に声をかけに来てくれた人は1人もいませんでした。(笑) でも、ずっと近くで「どういうアイディアなの?」って言ってくれた人に、勇気を出して誘ったら笑顔でいいよって言ってくれたので、なんとかチームを形成しました。
2日目 - メンター期間 -
1人のメンターではなく、何人もそれぞれの分野で活躍している方々がメンターとなってくれます。グルグルそれぞれのチームに来てくれて、その場でひたすらピッチをして、フィードバックをくれる時間。
「絶対に勝てるよ」って言ってくれる人もいれば
「絶対にそれで行くのはやめた方がいい」って言ってくれる人もいれば
「絶対にこっちの方がよい」と言って全く別なサービスにしてくれる人もいたりで、とても混乱しました。(笑)
もし1人だったら、色んなことを言われすぎてブレブレでどうすればよいか分からなくなっていたと思います。(後から他のチームにもどうだったか聞いたら、他のチームも掻き乱されて大変だったみたい…) でも、わたしのチームは、「こうだよね」って皆が上手くまとめてくれたおかげで、なんとか2日目は乗り切れました。
3日目 - 最終5分ピッチ -
広い会場で、参加者全員、メンターの方々、審査員が鎮座。オンラインで聞いてる人も何人かいました。
最終ピッチはチームメイトに任せていたのですが、ピッチの時間になって急遽、わたしがピッチすることになりました。緊張するかなと思っていたのですが、ピッチの序盤に仕込んだ「笑いのポイント」で、しっかり会場が笑ってくれて、その後のピッチ1分前に入れたスライドでもしっかりウケていたので、英語ピッチとは思えないほどやりやすく、楽しくできました。
結果発表 - 3位 -
3位から順番に発表されるので、いきなり名前が呼ばれて、焦りました。3位までが入賞なので、ギリギリ「おめでとう」と言われる立場に。
審査員の1人が
って言ってくれました。
あと、ブロックチェーンに詳しいスーパーエンジニアから
って言われたのも、ジーンときました。
それから、一位のチームの方から
って言われたことも、すごく今後の自信になりました。
とは言いつつも…
審査員でアクセラレーターの話をしてくれた人に、ピッチ後の懇親会で話しかけに行ったら、やっぱりそんなに甘いものではありません。
と言われました。現実はとても厳しいですね。
入賞チームのご紹介
1位のチーム 「BaseBike」
BaseBikeは、自転車を充電できるスポットを街中に設置するシェアリングエコノミーサービス。
電車の発車で身体が落ちる感覚があるくらい、スイスのローザンヌという土地は、とても斜面が激しいです。その土地に、普通の自転車では確かにきつく、電動自転車が必須。なので、その充電器を街中に置こうという発想でした。
「なぜスイスのローザンヌでやるのか」がしっかりしていたのが印象的で、素晴らしかったです。プレゼンも聞き入ってしまった。
2位のチーム 「SustainML」
SustainMLは、AIが持続可能な開発を分析しようというサービスで、なんともヨーロッパっぽいアイディア。
リーダーのアニーは、ムードメーカーで、賢くて、ユーモアもあって、いじられキャラで、素敵でした。元々チーム参加だったので、そのまま同じチームで突き進んでいましたが、わたしも一緒に同じチームになってワイワイやれたら楽しそうだなぁと最初から最後まで思っていました。イイヤツと組んでアイディアを形にするのは、一番重要ですからね。
3位のチーム 「MetaMall」
MetaMallは、メタバース空間に自分のお店をノーコードで出店できるサービス。
メタバース空間ではコミュニケーションが可能なので、AmazonやShopifyではできない「接客」ができることが最大の強みです。コロナで買い物も行かなり、ネットで何でも買えるようになった現代、信頼できる人や自分の知らないことを教えてくれるきっかけを教えてくれる人との「会話」が大切な気がしています。
ちょっと宣伝
海外旅行のついでに、フラッと参加してみるのも、とてもアリだと思いました。わたしはYouTubeで、爆速でプロトタイプを作る配信を毎週金曜日にアップしていて、この内容だけでも勝てる可能性は十分にあると思います。(チャンネル登録お願いします!!)
これから
と言ってくれている友人のいちご農家さんがいるので、実現に向けて動いていきたいです。
しかし、いわゆる物販で、物の移動があると、住所を記入したり、ものを運ぶ手間やお金もかかってしまいます。なので、無形のもの(占いとか、教会の礼拝とか)でまずは試しても楽しそうだなと、最近は思っています。それで上手くいったら、アクセラレーターに応募したいです。
あと、YouTubeで毎週アウトプットしながら、爆速でプロトタイプをつくる技術も引き続き磨いていきます。
それから、現在ドイツのベルリンに住んでいるので(ドイツも今月からコロナ規制は緩和されるので)、他にも色々と現地のイベントに参加してレポートしていきます!
YouTubeライブ配信
終わった後、YouTubeでライブ配信もしました。
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