記録#1 初めてのツアー、大阪編
お世話になっております。the purpurinのんじと申します。
いよいよ先日より、『the purpurinの環状線周回ツアー』が始まり、もう半分終わりました。2公演なのにツアーが始まるって言うのちょっと恥ずかしい。すぐ終わっちゃうから。
今回は5月10日水曜日、寺田町Fireloopで行った大阪編について書かせていただこうと思います。the purpurinのフロントマンとして。
まずは感謝からさせていただきたい。もう本当に、死ぬほど楽しかった。みんなも本当に楽しかったと言ってくれて、こんな気持ちハジメテ。でした。
THE HINC.、Viewtrade、THYPALM、三四少女、寺田町Fireloop、ご来場いただいた皆様、どこかから応援してくださっていた皆様、ありがとうございました。2023年の5月10日があれほど良い日だったのは、間違いなく皆様のおかげです。今までで一番楽しい5月10日でした。
安井さんと「このバンド呼びたいんですが……。」みたいに話しながら、大阪編の共演は僕と駒澤でお誘いさせていただきました。何度も言いますが！俺らが集めました！俺らが集めたんだぞ！！すごいだろ！！！
でも、もちろん僕らだけでの自己満足に留まらず、色んな線が重なって柱ほどの太さになるほど、沢山の意味を持った一日になったのではないかと思います。裏テーマは、「僕の考えた最強の地下室」でした。
もしかしたら地下ライブハウス周辺の社会ではこの言葉は社交辞令になってしまうのかもしれませんが、同じメンツで数年後にまたやりましょう。本気です。俺らみたいなカッコいい音楽は、カッコよすぎて世間がついて行くのに時間がかかるので、じわじわ分からせてやりましょうよ。そんな簡単に評価されるもんじゃないですからね。俺らなら大丈夫ですよ。あの夜が証明してくれたはずです。
みんな「俺らが一番カッコいいに決まってない？」ってライブしてて、痺れた。まあ、俺らも俺らが一番カッコいいですけどね。1組ずつ感想を述べていきたいと思います。
THE HINC.
トッパー、ザ ヒンク。大阪の先輩です。駒澤とはタメらしい。
僕としてはトッパーって割と好きなんですけど、他人のツアーのトッパーをやるのって割とプレッシャーだし、実は一度僕らも経験があって、そのときはそれが上手く作用してくれたけど、やっぱりかかっちゃうよな〜、と思っていました。
しかしなんとも静と動の具現化みたいなライブ。ヒンクはちゃんとここで気持ちよくなりなさい！をはっきり教えてくれるから嬉しい。あと楽器が上手い。この日みんな楽器うまかったけど、みんな違うスタイルで、ヒンクは叙情的なことが最大限にできる上手さで、俺も見習おうと思いました。最後の方はもうずっと体の底の方が洗浄されていく気分でした。
出番が終わってからは楽しむフェーズに入ったのか、ドラムの大男、のざきさんが踊り狂っていて良かったです。ベースのサタケさんはクロワッサンとステッカーをくれました。ギターボーカルのリクトさんは内定取り消しになりました。
前身バンドではFireloopにめちゃくちゃ出てたらしいけど、ヒンクを始めてからはまだ一度も出ておらず、俺らのイベントで"久しぶりで初めてのFireloop"になったというところも胸アツポイントなのではないかなあと思います。あと駒澤がスタッフのコハマさんに会いたがってましたので、またご一緒させてください。
Viewtrade
ビュートレード。口に出して言いたいバンド名。俺はカタカナ表記もかわいいと思う。"ビュートレード"でTシャツとかステッカーとか作って欲しい。
京都からはるばるお越しいただきました。いやマジでカッコよかったねビュートレード。
顔合わせのとき「KOGA RECORDSの底力を見せてもらいましょう！」とか言ってハードルをクソ上げてしまったんですが、俺の舐めたセリフなど一瞬で上書きするようなライブでした。
同年代、っていうか、上の年代を探ってもここまでやってるバンドは俺は見たことないし、中学生と高校生のとき、ビュートレードが今やってるような音楽を聴いて、んじ少年はバンドにハマったので、やっと出会えた、と思っています。
UNISON SQUARE GARDENとか、ナンバーガールとかハヌマーンとか。(ていうかオモイデインマイヘッドしてたし)書き切れないのでこの辺はギターの佐々木くんと次会ったときに話そうと思います。
ベースのぱんださんが俺らのバンド名の覚え方「pur pur in」をMCで言ってくれたので、再三言うけどみんな間違えないようにしてくれよ〜！よく「pur pr in」と間違えられるので。ドラムの竹中くんは俺のnoteを読んでくれてるらしい。竹中くん見てる〜〜〜〜？？
あと俺も池田先輩って呼びたい。曲振りのやり方教えてください。必ず生き抜いてまた会いましょう。
THYPALM
そしてサイパーム。サイパームを結成したときから、厚かましいレベルでずっと出てください出てくださいって言ってて、いざリリース準備完了！ツアーができる！となったときにお声をかけたら二つ返事をくれました。
ベースのひろきさんの都合が合わずツーピースでの出演だったんですが、後ろにマニュピレーターさんが居て、いつもと違うサイパームで会場を沸かしてくれました。やっぱりMedicine最高。いや、全部最高。
実は初めてギターボーカルのヒロセターキーさんとドラムのさかげんさんとお会いしたのは、ちょうど1年前、2022年5月10日のブッキングイベントで、ぐるっと1年経過してまた対バンできたのはなにかしらの運命を感じています。
サイパームはやはりステージングも演奏も圧倒的。爆音最高。もう余裕がありすぎる。ステージの上で狂喜乱舞しているのに、一切のミスがない。まさに完璧で、いつもいつもサイパームのライブは最高の気分にさせてくれる。とにかく、カッコ良すぎる。サイパームのステージには守護神がいる。腕が沢山ある象の神様のオーラが見える。みんなサイパームのライブを見てください。音楽の素晴らしさを実感できます。俺も早くこうなりたい……。
ターキーさんは沢山抱擁を交わしてくれたし、さかげんさんは温かかったし、ひろきさんはDMを本番前にくれて、本当にみんな良い人なんだと思った。また絶対やりたいです。次はひろきさんも一緒に。
三四少女
サンスーガール。ニーハオ。共演者の中で唯一ライブ見るの初めてのバンドでした。出番前だったので、3曲目のたのしいさんすうまでしかちゃんと見られなかったけど、音源よりもパワー強くて良かったです。
つかお洒落で華あっていいな〜。羨ましい。ここ最近はずっと俺が19歳で最年少枠だったのに、ボーカルの川田に奪われた。一個下らしい。でもビュートレードの佐々木くんもその年か。こうして気付いたら25とかになってるんだろうな〜。つれ〜。
ごめんなさい。ちゃんと書きます。
三四少女は前から曲聴いてたんですが、実はずっとズルい！って思ってました。なんか、気持ち良いんですよね。間の使い方も上手いし、並べる言葉に無駄がない。センスが良い。キャラも立ってて、良い人たちだったし。ふざけるな。良いとこばっかだ。
ベースのさっちゅーさんとリハ前にお話しして、三四少女がどう結成に至ったのか教えてもらったんですが、めっちゃスーパーカーみたいな組み方で羨ましかったです。ギターのたみくんとはピロウズとフリクリの話もできたし、ドラムのあんどりゅーさんは俺らの音源聴いてきてくれたみたいで、めっちゃ褒めてくれた。
実は去年の7月、俺らが極東飯店パイセンのツアーにO.A.で出演させてもらった時、川田がお客として来てて、そこからの初共演なので、これも不思議な縁を感じますね。
歳も近いし大阪のバンドってことで、一緒に大阪で伝説の1つや2つ作りたいですね。これからよろしくお願いします。
ありがとうございました
もう3000字とかになってました。俺って重い？
でも、本当に楽しくて。これで東京編がまだ残ってるのヤバすぎる。俺、死ぬんじゃないか？
マジでありがとうございました。大阪も捨てたもんじゃないですね。(照)
もっともっとやれるぞ俺らは。また会いましょう。東京、行ってきます！！！
