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失敗の科学 あなたの上司はなぜバカなのか

お久しぶりです、Nジローです

更新せずにすみません!

今回の記事は本の要約・解説をしようと思います。

「失敗の科学」という本です

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著者はイギリスのジャーナリストで「タイムズ」の第一級コラムニスト オックスフォード大学を首席で卒業、イギリスでNO1の卓球選手だったというスーパーマンです笑

この本を一言で表すと「成功するには失敗を重ねるしかない」ということです。

僕たちはどうしても失敗をさけてしまいますが、失敗と向き合うことが非常に大切です

本書では失敗から学習できる組織、学習できない組織について解説されています。

例えば医療業界と航空業界が対比として書かれています

医者は手術や医療ミスを認めたがりませんでしたが、
航空業界では失敗について徹底的に分析します

一見パイロットや機長の責任に思えるような事故でも、分析を怠らずに次のフライトに活かします

飛行機の墜落事故は数百万分の一の確率ですがこれは航空業界が失敗を誠実に向き合う組織体制だからです

なぜ失敗を受け入れられないのでしょうか?

心理学的には「認知的不協和」が働いているからだとされています。

認知的不協和とは自分の行動と心理状態を一致させることです

自己正当化することですね

例えば、長年付き合っている彼女がいてその彼女に不満を持っているとします

正直結婚もしたくないので別れてしまった方がいい筈なのですが

「もう5年も付き合ってるからな…」
「あれだけ高いプレゼントあげちゃったからな…」
などつぎ込んでしまった時間やお金のコストのことについて考えてしまいます

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そうなると「でもやっぱ○○なところもあるし!」
など正当化してしまいます
彼女と別れたいと心の底では思っているのに、付き合うことを正当化してしまいます

貢いだ相手を切れなかったり、DVとかの沼地にハマってしまうのもこれと同じですね

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パチンコの謎計算とか笑

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傍から見ると哀れです…

しかし僕たちも他人事ではなく、色んな場面で正当化しちゃってますよね

お酒を飲むのも「付き合いだから」「ストレス解消にね」
ジムで身体を動かして鍛えなきゃいけないのに「今日は疲れたから_(:3」∠)_」

この程度ならいいのですが、偉くなって権力を持つとこの自己正当化が強くなってきます

お医者さんって偉くて権威があるじゃないですか

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彼らは「自分は偉いしプロのエリートだから間違えない」

こう思っている人が多いみたいなんですよね

裁判の検事も同じ事例として出ていました

検事が「被疑者が間違いなく犯人である」と自分が考えたストーリーを大事にします

たとえ、「被疑者は犯人ではなかった」という決定的な証拠が出た場合でさえも、検事は考えを改めません

滅茶苦茶な理由をこじつけてどうにか自分の意見を正当化しようとします

他にもアナリストたちの経済・株価の分析もそうですよね

アナリストや評論家も予測ができるのなら、冷静に考えれば自分で株取引をした方が儲かりますよね笑

ただそれができないから後出しじゃんけんであーでもないこーでもないと言ってるだけです

経済評論家がインフレは起きると予測して実際にインフレが起きなかった時は

「いえ、インフレは起きますよ。いつ起きるとは名言できませんが、インフレは起こり得るんです。」

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まあ確かに、いつかはインフレは起きるでしょうが…これは予測ではない気がします笑

この「自分は間違えない」と思いこむことは権威を持つほど、会社の上層部や社長になるほど高いそうです

皆さんの上司が「こいつバカだな」と思うのはそういうことです笑

権力を持つと人はバカになってしまうようですがこの原因は認知的不協和にあると思います

皆さんも「上司バカだな~」と思うことは多分にあるでしょうが、
僕たちはそうならないように気を付けましょう!

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今回は「失敗の科学」

なぜ失敗から学習できない人や組織がいるのか について解説させて頂きました!

「失敗は悪いこと」と思われてしまいがちですが、そうではなく

失敗を現実に受け入れる ことがまず第一歩なんですね

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まだ書きたいことがあったのですが長くなってしまったので続きは次回にします!

ココナラでは失敗経験について相談に乗っていますので是非お気軽にお問い合わせください!

読んでいただきありがとうございました!


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