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にわかリトルトゥースが産まれた話。
この題名だとリトルトゥースしか見ないだろ!と思いながらも、リトルトゥースの人には見られたく無い内容なので、なるべくリトルトゥースの方は見ないで下さい。。
皆さんはラジオ聞きますか?私はあまり聞きません。唯一毎週聞くのが[オードリーのオールナイトニッポン]です。
これから書くのは、あまりラジオを聞かない私がオードリーのラジオだけは毎週聞くようになった理由です。
ちょうど1年前。
モニタリングという番組で、春日さんの公開プロポーズを放送していた。
10年以上付き合っていた事を世間に隠していた彼女に対して、サプライズのプロポーズ。
弾けないピアノを練習し、たどたどしい演奏と、長年の思いを綴った手紙。どれも感動的だった。一番感動したのは、若林さんの反応。
あまり感情を表に出さないイメージの若林さんが、鼻水を垂らしながら感動する姿は、見ている側を容易に泣かせた。
オードリーがラジオをやっているのは知っていたから、その週のラジオが気になって気になって仕方なく、ラジコとゆうアプリを速攻でダウンロードした。
案の定ラジオでも本当に幸せいっぱいな雰囲気で、ゲストに来ていたテレビ朝日の弘中アナウンサーもお祝いを渡したり毒舌をかましたり、終始春日さんの結婚を皆で祝う、ニヤニヤしながら聞ける放送だった。
プロポーズの際にピアノを披露した春日さんのたどたどしい音色が逆に良かったとか、手紙の内容が完璧だったとか、相方というより中学の同級生として見てしまった。と若林さんはここでも素敵な事を言っていた。
オードリーが面白い理由や、何故人気なのかなんとなく分かった気がした。
そして数日後に春日さんのまさかまさかのフライデー報道。さすがにびっくりした。
公開プロポーズの為にピアノ練習をしていた時期で、密着取材の真っ只中に違う女の子と遊んでいたという報道。
凄い衝撃で、これラジオどうなるんだ?と、単純な下世話な興味や、勝手な若林さんに対する心配、春日さん何やってるんすかってゆう呆れ。
色んな感情が入り混じるなかの放送。
明らかに低すぎるトーンで、淡々とプロポーズの時に春日さんが読んだ手紙を読み上げる若林さん、明らかな怒りが含まれていたのですが、それだけでは無かった。なんだか聞いている内に本当に格好良いなと思えてきた。
愛しかないなと。
もちろんコンビで仕事をしているワケだから、相方の不祥事は自分にも直接影響がある。
それを避ける為という部分もあるかもしれない。
でも、確実に春日さんに対する愛があった。
そして、自分が絶対的正しい人間では無いから全否定は出来ないと言う真っ直ぐな言葉。
漫画かよ。と思った。
こんなに格好良い大人が世の中にはちゃんといるんだ。ってのをちゃんと知れた。
何となくじゃなくて、確実に知れた。
あれを聞いたら他人である部外者は春日さんの文句を言えない、言う資格がない。
文句言わせないのは、もちろん普段の春日さんのキャラもあるだろうけど、若林さんにも失礼になるもんな。
公開プロポーズからの浮気報道。
天と地のこの両極端を僅か2週間で繰り広げた。
もちろん無いに越した事はないけど、この両極端を嫌な気持ちにさせなかった力量とゆうか、人間力。
もしこれが狙いでやってたとしても、もういいや。と思えるくらいに見事な乗り超え方を目の当たりにした。
オードリーの凄さは嫌とゆうほど分かった。
それからYouTubeで過去の放送を聞き漁った。
見事に、にわかリトルトゥースになった。
にわかリトルトゥースである私は、今日もオードリーのオールナイトニッポンを聞いてニヤケながら、たまに泣きそうになりながら、この上なく極上な散歩をするのだ。
ロード第二章に乗せた、たどたどしい替え歌が鼓膜を揺らす。
おやすミッフィーちゃん。