私を構成する5つの漫画
noteを始めたばかりなので、自己紹介のような感覚で書かせてもらいます。(ぺこと名乗りつつ[ピンポン]が無い事が逆に興味をそそれば幸いです。)
1.ワンピース
好きな漫画は?と聞かれて、うるせぇってくらい出てくるでしょうが、多分に漏れず大好きです。私を構成しているというか、憧れている部分はもう本当に沢山あります。やっぱり1番はルフィ。
[ルフィは何故負けないのか?]
いや、負けてるんですけどね、何回も。でも勝つ。それは何故か?これはもうね、「誰も縛らないから」だと思うんです。
本当に誰の事も縛らない。それは強い。ルールとか常識とかじゃなく、自分が成りたいモノのために、やりたい事のためだけに真っ直ぐに行動する。
これがやれたら無敵です。憧れます。
ルフィと敵対するほとんどが、自分の為に他者を陥れてます。つまり自分の常識の中で人を押さえ付けている。なので、ルフィの自由な思想は邪魔になるし、目障り。でも、誰かを押さえ付ける事で自分を保つような人が、誰も縛らない自由な人に勝つ事は出来ない。海賊(人間)の格が違うから。これは例え命を奪えたとしても、笑って死なれたら勝った気はしないでしょう。
もちろん他にも沢山憧れる所はありますし、他のキャラにも、エピソードにも、書きたい事は山程あるのですが、5つあるのでこの辺で!
2.BECK
これは小5くらいでした。小学生でこれを読んだら、もちろん憧れます。バンドマン!!
でも逆でした。
バンドしたかったから、この漫画に出会ったんです。その後ね、全くそういった活動はしなかったんですけれども。←
中学生から始まる話だったのでモロに自分と重ねながら読んでました。何の変哲も無い主人公が、バンドマンになっていく様。
全てが衝撃でした。それまで読んでた漫画といえば戦ったり、喧嘩したり、スポーツしたり。と、熱いものを熱く繰り広げるものだったんですけど。もう、日常。
よく分からんおっさんと仲良くなったり、怖い人に絡まれたり、優しい先輩に怒られたり。
特別凄いことをしない感じが、漫画ってこういうのもあるんだ。と思わせられつつ、そこに散りばめられてる人間模様が気持ち良いぐらいすれ違ったり、噛み合ったりする。
バンドが世界規模になっていっても、全然置いてかれない距離感が、スーパースターも人なんだろうなと子供心に学んだりした。
大人になって色んな漫画を読んだけど、完全に私を構成してきた漫画。
3.あひるの空
完全にBECKに影響を及ぼされた私が、高校生になって出会った漫画。
どっちも読んでる人からすると分かってもらえると思うんですけど、BECKもあひるの空も、バンドやバスケを題材にしているんですが、漫画としたら[人間模様]なんです。
完全に自論ですが。
[人間が好きなモノに打ち込んでる様]ってのは物凄く魅力的で、それはもう本当に楽しそうなんです。(私はこれを読み高校2年からバスケ部に入部しました。←)
読んだらバスケしたくなると思います!ですが、もはやこれはバスケ漫画では無いんです!
意味分からない事を言ってるのは分かります。
随所に出てくる名言の数々は、バスケ関係無く人生において背中押してくれるんです。
「走らされるな。」
大人になり、社会人生活の中、この一言に何度もやる気を貰いました。
そんな言葉が随所に散りばめられています。
4.おやすみプンプン
私は浅野いにおさんが大好きなので、浅野いにお作品は全て持っております。
最初はソラニンでした。
ソラニンの作者が新しいの出すってなってどんなもんかいの?と思いながら、主人公を見た瞬間にまんまとやられました。
過去作も全部読もうとなりました。
おやすみプンプンについては、人間のダークな部分を19や20そこそこの若者が読むには、ちょうど良かったかもしれません。
あんなのと中学生で出会ってたら病み病み人間不信マンになってたかも知れない。
もし自分に子供が出来たのならば、18歳まで私からは進めません。本人が読みたきゃ読めば良いけど。
私の何を構成させて、どんな影響を与えたのかと考えた時に、あまり答えらしい答えは出ないけど、ある意味現実ってこうだよね!!ってのをあのふざけた主人公を通じて教わった気がします。
これから社会に挑む時、裏説明書みたいな感覚で、持っておくべき感情を教わったような。持っていて良かったような。私には必要なモノとなりました。
5.ギャングキング
これはもう超絶王道不良漫画ですね。
教科書にしても良いと思うし、図書室に置いてても良いと思う。(高校生がタバコ吸ったり彫り物してたりするからダメだろうけど。)
ギャングキングって題名の通り、ギャングのキングになるお話なのでしょうが、そんな事は作品の中で敵対する相手の1人くらいしか意識してないんじゃ無いだろうか?
不良漫画で漢気溢れるのに、不思議と暑苦しく無く、爽やかに男前なんです。見た目もそうですが。そして、繰り出されるセリフのいかに核心ついてくることか。
中途半端な『相手のため』の行動って、いつの間にか『相手のせい』にしてるのかもしれない。
大事なのは『相手のため』じゃなくて、全部『自分のため』だったんだね。
その人のためにやるんじゃなくて、その人の喜ぶ顔が見たい『自分のため』。
こんな事をこんな分かりやすく伝えてくれるなら義務教育の教材にして下さいよ!!と思いましたね。
魅力的なキャラも多いです。本当に。
どんな仕事も本気でやったら楽しいんだ!って教えてくれるおっちゃんも出てきます。
ありがたいです。
以上。
この5つが私を構成している漫画です。
書いてみようと思った時は、絞れるかなと多少心配しましたが、意外と迷わなかったです。やはり自分の成長過程にドンピシャでハマった漫画は強いですね。本当に素敵な作品に出会えてきたんだなと、改めて感じました。書ききれない事だらけだったので、それぞれの作品の感想等をまた自分なりに書きたいです。
王道中の王道ばかりではありましたが。
なるべくネタバレ無しに読んで欲しいものばかりなので、今回は触り中の触りとふんわりした感想のみとなりましたが、もしも読んだ事の無い作品がありましたら、是非読んでみて下さい♪
そして何より最後まで読んでくれた方が居たのなら、本当にありがとうございます♪