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ヨガ数秘学と運勢

ヨガ数秘学では、サイクルナンバーというものがあります.
グローバル(社会全体)とパーソナル(個人)、それぞれにイヤー、マンスリー、デイリーのサイクルナンバーがあり、それを通してその年、その月、その日のエネルギーの流れを読みます.
一見、占いっぽく見えますよね??
でも、運勢や占いとは全く見方が違います.
ヨガ数秘学では、人生には良い流れ、悪い流れはあって然るべきという大前提がある上で、あくまでも「エネルギーの流れ」を読むんです.

『人間万事塞翁が馬』という言葉を知っていますか?
いま起こったことが「運がいいこと」だとしても、明日良かったと思えるとは限らない.
いま起こったことが「運が悪い」ことだとしても、明日も悪かったと思うとは限らない.
“目の前のことに一喜一憂しなさんな.何がよくて何が悪いのかは、後(死ぬとき)になってみないとわからないのだから.”という意味だと私は解釈しています.

ヨガ数秘学の姿勢もまさにそれです!

大切なのは、いい悪い(と判断すること)ではなく、目の前のことに向き合うこと.
例えば…6の年は家族や大切な人としっかりと向き合う年.家族の誰かが病気になるかもしれないし、パートナーを解消するかもしれない.一見、不幸だと思うかもしれませんが、この時期にしっかりと逃げずに向き合うことで、後々あの時あれがあって良かったなと思える時期が必ず来る、と私は思います.ただ、何度も言いますが、それはあくまでもしっかりと向き合った場合です.少しも向き合わずに、「家族の看護で夢をあきらめた自分は不幸だ」と、「離婚して最悪だ」と、そのマイナスの感情や思考にばかり囚われていたら、きっと「これで良かった」と思える明日は来ないと思います.
いい悪いなんて、結局は自分の思考や思い込みに過ぎないもの.
起きる事実は「ひとつ」ですが、そこに良い悪いの色を付けるのは自分自身.

運勢にしろ、占いにしろ、「悪い時期だから病気になりました、離婚しました.いい時期だから出世しました、いい出会いがありました.」と短絡的に判断してするのではなく、「この時期にこれがあったから、あのときちゃんと向き合ったから、いまの自分がある」と思えると、生きるのが楽しくなってきませんか?

運勢は自分でつくるものだと私は思います.
そのためには、つらい時や苦しい時に、どれだけ「自分と向き合える」か.
つらいことや苦しいことから逃げるなと言っているのではありません.
つらい時や苦しい時、自分を守るためにそのこと自体から逃げることも大切なことです.
「自分と向き合う」ことは、逃げることやあきらめることも含めて、自分にとって何が本当に大切かを見極めることです.
見極めるには、自分をよく知ること.そして、流れを読むこと.
前向きがだめなら、後ろ向きや横向きに歩くこと、時には立ち止まることも必要です.
流れに逆らわないこと、それが楽に生きる秘訣です.

最後までお読みいただきありがとうございました🙏✨
このご縁に感謝です❤️

虹色テーブル🌈

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