第303回 ユニクロ・GUの話④
はじめに
ユニクロは実はネットに力を入れているんですよという話をしてきました。少しユニクロ・GUとは離れてしまいますが、ネットで洋服を買う流れが変わってきているように思いますので、その話を書きたいと思います。
ZOZOTOWNの話
洋服のネットショッピングで忘れては行けないのがZOZOTOWN(面倒なので以下はZOZOにします)です。ZOZOの仕組みとかは説明しません。ここで話をするのはヤフーに買収してもらった話をします。
してもらったというのは、前の前澤社長が言っていましたが、「ZOZOはおしゃれな人には買ってもらえるけど、普通の人には買ってもらえない。すそ野を広げるためにはZOZOをヤフーに入れてもらった、代わりに代表を退きます」という感じのことを言っていました。詳しくは当時の記事を調べてみて下さい。
正直、私はこの決断に驚きました。会員が頭打ちになっていたかはわかりませんが、将来的にすそ野を広げなくてはいけないのは間違いありません。それをこういった行動にする社長は見たことありません。
確かに洋服に興味がある人はネットでも調べますし、良いと思えばお店でもネットでも購入します。私のように、ネットではちょっとなんて思っている人はZOZOでは買いません。いまだに会員にもなっていません。そこでヤフー傘下に入ることですそ野を広げれるし、ヤフーからすればファッションの大型サイトが手に入り、ライバルに差が付けれるわけです。
ここで逆に考えてもらえれば、洋服にさほど興味のない方はどこで買うんですか?その筆頭がユニクロ・GUじゃないんですか?私はそう考えます。
最近の流行り
私が感じている最近の流行りを書きます。ある程度人気のあるファッション系ユーチューバーの方を見ていると軒並み自らブランドを立ち上げています。だいたい人気のあるユーチューバーさんはユニクロ・GUを商品の動画を上げています。当然、良い、悪いと言いながら着こなし術の動画を上げています。
あるユーチューバーさんのストールは数分で700枚だったかが売り切ったそうです。人気の商品になると取り合い、奪い合いの末、メルカリ行きになります。自分のサイトで売れる人は良いですが、そうでない方はZOZOを使っているそうです。こういうのはユーチューバーさんと製造元の間に誰が入っているんですかね?簡単に自分のブランド作って売れるものではないと思います。その辺はまだわかってないので、もう少し調べてみたいと思っています。
まとめ
4回に渡って書きましたが、一つのものを追って変化を見ていくことも投資としては大事です。変化が良い方に出れば持ち続ければいいですが、悪い方に出れば損をしてでも売らなくてはいけない時が来ます。
この文章が誰かの役に立つと嬉しいです。
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