第308回 投資は安い時に買う

はじめに

 1ヶ月以上更新が空いてしまいましたが、久しぶりに書いていこうと思います。以前、つみたてNISAだったかの相談された話を書いたと思います。簡単に言えばアメリカの株式の連動の商品を買おうと思うけど、どう?という質問に良いんじゃない?と返した話です。その方の続きを書いていきます。

下がったからどうすれば良い?

 お正月に久しぶりに会ったら、
「あの時の投信、下がっているけどどうすればいい?売ったほうがいい?でも、売ると損が出ちゃう」
なんて聞かれました。だから、言いました。
「えっ?下がったほうが良いよ。下がったほうがたくさん買えるから」
相手は不服そうでした。含み損していることが気に食わないんでしょうね。
「しばらく売らないでしょう?売るときに上がっていればいいだけで、買う時は安いほうがたくさん買えるから、下がっている時はたくさん買えると喜べば良いし、どうせなら金額増やしてもいいぐらい」
そんなこと言えば、他人事のように取られ、ご立腹になりました。
 私は自分の営業経験とともに投資経験から答えたんですけど、投資初心者の方には響かないんでしょうね。今現在の損をどうにかしたいから話題に出したんですから。

長期投資を理解する

 その方もそうですし、私が担当していたお客様でもいらっしゃいましたが、長期投資なら今回下げているようなことは気にしなくていいと思います。なぜなら、すぐに売らないでしょ?今日明日どころか1年後だって売らないでしょ。10年後はわからないかもしれませんが、それぐらい先を見ているんだから今回の下げは気にする必要はないと思います。
 ただ、10年間ずっと下げ続ける商品も極々稀にあります。そういった商品を掴んでしまった場合はご愁傷様です。
 先程の方のアメリカの株式連動の商品が万が一、10年間下げ続けてしまった場合、その投信がというより世界情勢が大変なことになっているはずです。だから長期投資の場合の商品選びは突飛な商品より、よくあるような連動商品を選ぶのが大事だと思います。

まとめ

 投資は安い時に買う。あたり前のことですが、積立で買っているんですから安く買えることに喜ぶべきことなんですよね。それを保有している商品のマイナスばかりに目が行ってしまう。仕方ないことなんですが、見方を変えるようにしましょう。
 この文章が誰かの役に立つと嬉しいです。

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