【OSICA】かぐや様は告らせたいの構築基盤について【構築論】
はじめに
はじめましての方は初めまして。それ以外の方はお久しぶりです。どうも皆様11月交流会優勝のNizeluです。今回は『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』(以下『かぐや様』)の発売に伴い『かぐや様』の基盤部分になる汎用枠の構築に関しての記事となります。
基盤とは
本記事では基盤とはこれまでのOSICAの多くのデッキに共通して採用されているLv1~Lv3のキャラのことを指します。具体的にはゆるキャン△の0027、0036、0056、S010、メイドラの0020、0026、0053、ゆゆゆの0050、0065、まぞくの0010などの無条件に相手ターン中のAPが高いキャラのことになります。
従来の構築論
現代OSICAは1ターン目にステージエリアを3面埋めることを要求されています。そのため、構築の最低ラインとしてLv1を8枚、Lv2を8枚、Lv3を8枚は採用するのがメジャーとなっています。交流会で上位に入っているデッキのほとんどはこの構築論に従って構築されています。
またAPのラインはチャージ4000で踏まれないAP5000以上のキャラを立てることが理想とされています。私も東京1位を取った際の構築はLv1を8枚、Lv2を8枚、Lv3を7枚採用しています。カンナはLv1,Lv2ともに8枚以上採用しつつ先攻1ターン目にステージエリアを3面埋めつつ、相手ターン中全てAP5000以上の盤面を作ることが簡単に出来ます。
理想の動きとしては先攻1ターン目にステージエリアを全て埋めつつ、全部のキャラがAP5000以上で返すこととなります。
『かぐや様』のカードプールの特徴
かぐや様は相手ターン中にAP5000以上になれるLv1が0027かS008しかいません。S008は結束が必要になるため構築をスターターに寄せる必要があります。また、0027はAP5000を維持するのに毎ターン3コストを要求してきます。このため自ターン中に得たコストをすぐに使うような状態になりかねません。このためせいぜい2ターン目までしか使わないLv1のせいで構築が歪んだり、序盤に稼げるはずであったリソースが稼げなくなったりします。要するに他タイトルにあったLv1で相手ターンにAP5000になるキャラがいません。
では序盤に使えるキャラが全くいないのかというとそうではありません。0026と0072は相手ターンにAP7000とAP6000という高いラインを維持しながら序盤に展開できるキャラになっています。また、0055は0056あおいの互換であり、0090は0053ルコアの互換になっています。つまりLv1以外は優秀なキャラが揃っています。
どういう構築にするのか
結論から言うとLv1を採用しません。そもそもLv1が弱くてボトルネックになるのなら採用しない構築にすれば良いのです。幸い『かぐや様』はLv2がめちゃくちゃ優秀です。従来のLv1、Lv2、Lv3を合わせて24枚近く採用し、ステージエリアを埋めるという考え方を捨て、16枚程採用しているLv2で3面埋めるという考え方の方がAPのラインを維持しつつ戦えます。元々Lv3を引けなかった場合はエールアイコンを確保できないため、それならばいっそのことLv2を16~20程採用することにより1ターン目の安定度を上げた方が序盤の動きは安定します。
実際に採用した方がいいLv2やLv3は以下の通りになります。ここにアピール時1コストを得るキャラや各キャラのLv1を採用すると安定した初動を含んだ構築になると考えられます。
結論
Lv1を0~4枚、Lv2を16~20枚、Lv3を4~8枚が一番安定していると考えられます。
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