【ラクエンロジック】くらら編【アーキタイプ解説】
はじめに
ラクロジに囚われ続けてはや5年、Nizeluです。ラクエンロジックアーキタイプ解説記事第2弾です。第1弾の美親の時は古の記事だとか言われてましたが、リアルタイム更新式の記事ですので皆様お楽しみください。
構築ルールは推奨ルールにて構築し、対戦環境はラクエンロジックリモートサーバーにて行っています。
専門用語
使者:フォーリナーのこと。左上のレベルの背景が白いカード。
定理者:ロジカリストのこと。左上のレベルの背景が黒いカード。
合理体:トランスユニオンのこと。左上のレベルの背景が緑のカード。
戦術:タクティクスのこと。左上に戦術と書いてある。
逆理:パラドックスのこと。横向きのカード。
LD:ロジックドライブのこと。ソウルを1枚以上持つ合理体が使うことが出来る。ターンに1度しか発動出来ない。
オーバートランス:Lv5の合理体を出撃させること。美親、オルガ、学、聖那、らくろじ部の5種類しかない。
門:ゲートのこと。6枚割られたらゲームに敗北する。門破壊されることで効果を発揮する。
ストブ:ストックブースト(X)のこと。山札の上から指定された枚数(X枚)を順番にストックに置く行為。
サーチ:特定領域から直接指定したカードを持ってくること。
ドロソ:ドローソースの略。ドローソースとは手札を増やしたり、手札交換が出来るカードを指す。
アド:アドバンテージの略。カードの損得や有利不利を表す。稼ぐもの。
キルターン:相手の門を全て割りきってゲームを終了させられるようになるターンのこと。攻撃回数4回で残りの門枚数が2枚の状態など。
概要
くららはSPB02で登場した最後の定理者です。収録カードはSPB02に収録されている14種類しかありません。その結果全19定理者のうち最もカードプールが狭くなっています。
ワールドはジスフィア、色は赤のキャラとなっています。ジスフィアのワールド特徴としてドロップに干渉する能力が豊富であり、くららに関しても例外ではありません。ドロップ回収やドロップ肥やしなどのカードが存在します。また、赤色の特徴として相手に対する直接的な妨害があります。パワーを下げる効果や、除去をする効果等です。くららにもそれらの効果はしっかりと存在します。
貫通ギミック
くららは美親と違い貫通効果が存在します。貫通とは先攻4ターン目までに相手の門を残り2枚までにすることを差します。通常先攻4ターン目までに破壊できる門は3枚(先2に1枚、先3に1枚、先4に1枚)なのですが、貫通ギミックを使うことにより先攻4ターン目までに4枚目の門を破壊することが出来るようになります。
くららは『雷光乱れ斬り くらら』のEXソウル3 効果で攻撃上限+1することで擬似的に貫通を出来ます。攻撃上限+1によって先攻4ターン目でも4回攻撃が出来るのでバトル×2、門破壊×2をすることが出来、4枚目の門まで破壊出来ます。
くららの特徴
くららはSPB02で初登場した定理者です。そのためカードの種類数が非常に少なくデッキ内に採用されているカードが比較的容易に推測出来ます。しかしSPB02のみのカードプールということもあり他の定理者と比べるとカードパワーが高く設定されています。他の赤色の定理者と同様に攻撃時も火力を出しやすく、他の赤色の定理者と比べるとリソース確保がしやすいので防御時の定義戦も強力です。とくに『風雷快進撃 くらら』が強力でバトル領域にある玉風や鳴神等の枚数に応じて定義戦中に追加でパワーやオーラを上昇させます。
特徴1【新能力!メーク】
くららは「メーク」という新能力を持っています。メークは指定されたレベル以下のメンバーとソウルを引き継いで入れ替わる能力です。
(例:【起動】メークLv4[0](手札の違う盟約者を持つレベル4以下の「くらら」とソウルを引き継ぎ入れ換える))
メークをすると入れ替わった先のくららはスタンド状態で出てきます。くららのLv2、Lv3の合理体は起動効果でレストして発動する能力を持っています。これによりくららは他定理者と違い1ターンに2回レスト効果を使うことが出来ます。またくららの使者にはメークをすることでアドを稼ぐ使者がいます。『吠え狂う轟雷 鳴神』や『神風を吹かせる 玉風』などです。鳴神はメークをする度に相手のメンバーのパワーを-3000することが出来、玉風はメークをする度にストブ②か相手のストックを2枚削ることが出来ます。
このようにくららにはメーク関連のカードが非常に多く基本的な動きとしてメークをすることを前提にしています。
特徴2【驚異のリソース確保】
くららはメークをすることでアドを稼げることがわかりました。では実際にどのようなカードでアドを稼ぐのかいくつか見てみます。
まずはLv2合理体の『極風のガンマン くらら』です。このカードはレストすることでドロップの合理体のくららを手札に戻すことが出来ます。メーク先を回収したりリミットを回収したりキルターンのために『風雷快進撃 くらら』を回収して準備をしてもいいです。状況に合わせて必要なカードを集めましょう。
次はLv3合理体の『覇離氣院&沙射苦論 くらら』です。ハリケインアンドサイクロンと読みます。このカードはレストすると手札のくららとドロップのメンバーを交換することが出来ます。先ほどの『極風のガンマン くらら』で回収したくららを合体TCに必要な使者に変えたり定理者のくららを回収したりとその場に応じて手札を整えることが出来ます。
最後は『正確に撃ち抜く くらら』です。Exソウル3能力で場に出るだけで1ドローしつつ相手のパワーを-5000できます。さらにメークで出てくるとドロップのくららを1枚手札に戻せるので実質2ドローになります。
このようにくららはメンバーの能力でドロップを経由した手札補充や手札交換などを行いつつ前述した使者の能力でストックを増やしたりも出来るため赤色のデッキの中ではかなりアドを稼ぐことが出来ます。
門デッキの候補
くららを組むうえで採用が考えられる門を紹介します。
2門
ストブ①、1ドローを得られる門。確実に1アドを得られる門のため基本的にいつ捲れても強い。どのデッキでも優秀なため採用を検討される。
3門
ストブ①、ドロップのメンバーを1枚サーチする門。ドロップの定理者や使者を回収できるため非常に強力。合理体以外のメンバーは回収がしにくいので必要に応じて手札に整えられる。
6門
ストブ①、山上1枚落下、1ドローする門。2門同様に確実に手札を増やすことが出来る。ドロップを肥やすこともできるため3門や10門などのドロップに干渉するカードと相性がいい。
10門
ストブ②、ドロップのカードを1枚選び山札の上に積み込む門。ドロップに存在しているカードを種別問わずに山札に戻せる。相手の攻撃上限になるタイミングや、次の相手の行動で山札の上が変化しないタイミングで積み込むことによって、ターン開始時2ドローやレベルブーストで好きなカードを引くことが出来る。
15門
山札から使者か定理者を直接出撃させる門。くららの場合は使者を出撃させる方を採用することによりメークの補助要員となる使者を場に出したり、次のターンの合体、TCに使う使者を出せたりする。
くららの定理者は定義戦で協力なカードなので15門で場に出してしまうとアド損になる。
18門
ストブ②、マイロジカリストカードがレストしているなら1ドローする門。ストックと手札を気軽に稼げる良い門。ラクエンロジックは定理者を節約するために最初の合体は基本的にマイロジカリストを使うため基本は1ドロー出来る。
21門
ストブ①、破壊されている門が奇数枚ならストブ②、1ドローする門。手札が稼げるかは運である。しかし期待値上はドローできる確率の方が高い。戦術用のストックや手札を稼げるので優秀。
サンプルレシピ
Lv4
風雷快進撃 くらら×4
雷光乱れ切り くらら×3
正確に撃ち抜くくらら×2
Lv3
積乱の構えくらら×3
覇離氣院&沙射苦論 くらら×2
Lv2
極風のガンマンくらら×4
雷電二刀流くらら×2
Lv1
流行のオシャレくらら×4
過激な風撃玉風×4
吠え狂う轟雷鳴神×3
神風を吹かせる玉風×3
戦術
ナイショの話×3
予期せぬ召喚×2
盗み聞き発覚!×2
阿吽のユニゾン×1
逆理
哀歌夜想曲×3
安眠の好風×2
戦空の撃墜王×2
迅雷の威風×1
最後に
今回はくららの解説をしました。質問などがあればコメントやTwitterのDMなどで受け付けます。みなさんもくららで遊んでみてください。サンプルレシピに関するプレイなども気になる方は気軽に聞いて下さい。
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次回は弥生を紹介したいと思います。
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