意外とDCコミックスの映画/ドラマが好きというはなし
映画館で観るとなると、観終わった後にスカッとするような映画が大好きな私。
正直、しんみりとか、じわーっと良さが来るとかは、本(活字)の方が十分に味わえる性質なので、映画ではあまり求めていないところがある。
なので、本当の「映画好き」に眉をひそめられそうだがハリウッド映画大好きなのである。
そんなわけでいわゆるアメコミのヒーローものも大好きで、中でもマーベル映画が好物だった。
アベンジャーズが出た時には夢の競演過ぎて昇天しそうになった。
因みに、マーベルキャラの中でロキが一番好きである。
それに対してDCコミックスはいまいちピンと来ず。
クリスチャン・ベールのバットマンは好きだったけれども、以降のはあまり…
『バットマンvsスーパーマン』とか映画館で「早く終わってくれ」とまで思ってしまって(申し訳ない)、おそらくマーベル映画より画面が暗くてわくわく感が少ないのかなと思っていた。
ジャスティスリーグも、正直なところアベンジャーズの二番煎じな気がしてしまい、冷めた目で見ていた。
(と言いつつ、ワンダーウーマンとか大好きだったけど)
が、Netflixに入って何気なく観たドラマが、実はDCコミックスだったことが判明。
「Lucifer」にはまり(途中ちょっと中だるみしたけれども)、この度、最終シーズンを観て落涙。
特にここ最近、楽しみにしていたドラマの打ち切りに何度かあったので、「きちんと終わってくれて良かった」の安堵と共に、それぞれの”別れ”をテーマにしたような終わり方に感動してしまった。
そして最近「サンドマン」にドはまりしてしまった。
サンドマン(モルフェウス / ドリーム)演じるトム・スターリッジの声の良さにノックアウトされてしまって(実は「Lucifer」についてもトム・エリスの声が好きという理由で観ていたところがある)、BGMのように作業しながら流して2巡し、3巡目に手を伸ばしつつある。
その「サンドマン」に”コンスタンティン”というキャラクターが出てきて、も、もしかして…と思ったら、やはりキアヌ・リーヴス主演の映画「コンスタンティン」のキャラクターの祖先というではないか!
久しぶりに「コンスタンティン」を観つつ、キアヌ・リーヴスかっこいいな…とうっとりしていて気付いた。
あんなDCコミックスを好きじゃないかもとか言ってたけど、十分好きじゃないか!
なんなら「サンドマン」も「コンスタンティン」もあの暗さが好きと思っているんだから、”暗いから好かぬ”という感想の逆をいってる。
結局のところ、アメコミ映画/ドラマ全般好きで、ただ中には面白くない映画もあるという当たり前のことを再認識しただけであった。
そんな今、「サンドマン」が打ち切りにならないことを切に願うばかりである。
シーズン2の製作再開のニュースは見たけど油断はならないので、せっせと再生回数を伸ばすために何巡もしようと思っている。