死にたい日

2021.04.29.2:01

死にたい日
彼女は突然やってくる
トントンと、ノックもしないのだ
勝手に扉を開けたかと思えば、ベットに寝転がる私の横にピッタリとくっついて、スースー寝始める
私がどれだけ彼女をどかそうとしても、彼女は微動だにしない
私は諦めて、彼女と一緒に一夜を共にするのだ
その間、私はベッドから降りてしまおうかと思う
そうしてしまったら、二度とベッドに戻ることはできない
そんなことは知っているけれど、辛くて狭いのだ
彼女が寝始めると、寝相が悪くてベットの半分以上を占領する
暑苦しくて、私は朝まで寝ることが出来ない
朝になって、彼女は自分の家へと帰っていく
私はやっと寝ることができるのだ

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