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セーラー ショート軸蝕刻ストライプ万年筆 18K-WG

お店で見つけてからずっと欲しかった子を買ったので紹介します。
正式名称とか型番は知らないのでタイトルは特徴だけ書きました、どうせ無名だし…

概要

セーラーショート軸蝕刻縦縞万年筆<2>
定価¥5000+税、ニブは18k-wgのインレイニブ。
セーラーのカートリッジに対応、グラム、キャップポスト時は12.3cmでキャップ後ろにポスト時は14cm。キャップ自体は8cmで本体は10.4cmほどですね。
ちなみに<2>というのは太さです、このペンは<2>と<4>の2種ですね、2はF相当で4はM相当らしいです。

18K-WGとは
18k-wgというのは大雑把に説明すると、18kは金75%のもの。WGはホワイトゴールドで残りの25%に銀やパラジウムが含まれている白めな反射をする金ですね。 今だと1gあたり8000円します。

蝕刻加工

目を引くのは全体に施されたストライプの蝕刻模様、溝の深さは少し浅めでしょうか?PILOTほどの深さはありません。
軸が細くなると、しっかりと蝕刻のストライプも細くなっていきます。いいデザインですね。

少し浅めです

書き味評価

フローが微妙、多少ペン先研磨してあげたりしたら改善しましたがしないままだとだいぶストレス。しっかし自分はかなりの万年筆にわかで最近の数万する高級な万年筆なんてあまり触らないのであんま参考にならないかもしれないです。

総評
良い点
・デザイン
・5000円で18金ニブ
欠点
・ニブ(インクかも)が微妙
・軸が傷つく(プラ✖️金属になっているせい)

ということで欠点はなかなかに致命的だったりしますが、自分はこのペンが好きですね。
このようなショート軸で蝕刻加工がされてる万年筆はパイロット社のエリート蝕刻や、プラチナのポケットステンレスなどたくさんあります、
それこそミューストライプとか似てますよね。
しかしこのデザインのバランスの良さはセーラーぐらいな気がします。
あまり人におすすめできるものではない。
欲しい方いましたらTwitterの方にDMしてくれたら代行するかもです。

追記
インクフローがーと欠点で挙げていて、これがなかなかに致命的だったので分解して素人ながら多少調整してみました。
ニブの分解取り外しかは非常に楽で、ニブを前にスライドさせてやるだけです。

そんなこんなで調節したわけですがこれがかなり良くなりまして、以前は自重で描けないクラスだったのが今は自重で擦れのない細めの線がかけるクラスになりました。

めちゃくちゃ良いです、まあ当時の物価から考えると15000円は固いもの、パイロットのコスパと品質の良い製品に比べて調節しなきゃ微妙なんてコスパ悪いなぁと思いますが全然悪くないぐらいにはなったので満足です。


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