記憶と壁紙　第7回　雪原の幻（2005）

これは、わたくしミヤタジロウの作業用HDDに蓄積された古いイラストファイルを発掘、手直しして4Kサイズの壁紙にリメイクしてゆくという試みです。

第7回です。
今回は以前チラ見せしたこいつです。↓↓↓↓

よくよく調べるとこの絵は2005年の年賀状用に作成したものだということが判明いたしました。ファイル作成日は＜2005年1月6日 木曜日 4:39＞となっております。年賀状としては全然間に合っていないという。

だだっ広い雪原をさまようアロハとサーフボードの男。厳冬のさなか、ただひたすらに「夏はまだか」と待ち焦がれる気持ちを表しています。確かそう。

そんで今回見返してみてびっくりしたんですけど、これ当時は自画像のつもりで描いてたんですよ。似てねえ。着てる服は似てますねというかすげえ懐かしい。このアロハ、お気に入りだったわ。

そもそもぼくは「顔が縦に長い」というのがひとつのチャームなんですが、それは今に始まったことではなくて、これ描いた時も存分に長かったはずなのになんか丸顔になってる。似てねえ。ということで、今の雰囲気に寄せておきました。

あと、なんかこのままでは弱いので、遠くに夏を置いておきました。

雪山には似つかわしくない、巨大な積乱雲。それはあの夏への渇望が見せた束の間の幻....( ｷﾘｯ !!)

なんとなくカモメっぽいのが飛んでたり、ヤシの木ぽいのも見えますね。そう、4kサイズなら。

ということで全景はこちら↓↓↓

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