自分にとっての情熱
不思議だけど、
人には他人からみたら必要ないじゃん というものが
自分に必要、欠かせないものだったりする
わたしにとってそれは、
ある程度しっかり金額するコース料理だ
ペアリングも欠かせない
毎回毎回、底辺近くまで落ち込んで
料理を食べて覚醒し
活力が戻り、大切にしたいことを思い出し、
こういう時間 特別な場所で美味しいものを食べることが
自分にとっては必要なんだ!!! ってなる
それはまさに我に還る行為なのに、
いろいろやりたくて、本当に1回で
なかなかの金額が出ていくものだから
節約のために我慢し、誤魔化してると
結局、仕事やら人間関係でなかなか削られ
さらにはエネルギー補給されず
何が楽しいのかわからなくなり
枯渇してペラペラ人間になり
結局寝込むことになり仕事を休み収入が減る
そこから、なにかしらの縁で
素敵なお店で夢のようなコース料理と飲み物をいただいて
そうだよ!!
わたしはこういうもののために働いてるんだよ!!!
と心の中で涙を流しながら感動して
私にはこういうのが必要なんだ
ってなるんだけど、
やりたいことがあるからお金を貯めよう
だから、、、、、、、、、、、、、、、、、
っていうのを繰り返している
書いてて思った
アホ である
そしてこういうのを
バカ というのである
アホであり、バカであり、たわけ者である
自分を満たすものをないがしろにして
何をしようとしているのだろうか
とはいえ、尻込みするのもよくわかる
こういうお店は、うん万円するお店だからだ
美味しくて素敵なお店
それもリーズナブルなお店たくさんあるじゃない!
それは重々承知なのだけど
わたしにとってはそうじゃないのである
とはいえ、目が飛び出るような金額の
スーパーハイクラスのお店でもない
あ!ここ美味しいところだ!!という直感が働いたお店で
自分で支払い、率直な感動を誰の顔色も伺わず
味わい尽くす必要がある
払えなくはないけれど、尻込みする金額
それを使わなければ貯蓄に大きな貢献するし
ちょっとした旅行にも行ける
なんだけど、大事なことなのでもう一度書いておく
それをしなければ
枯渇して結局減るのである
骨折り損のくたびれ儲けである
わたしは腹を決める必要がある
わたしはわたしを満たす必要があり
それ以外の仕事はない
おっかなびっくり
時には失敗するかもしれないが
きれいな装いをし
お店に見合うよう自分を心身ともに整え
提供されるサービスや料理を受け止め
しっかり味わい感じる
料理は無条件に美味しいわけじゃない
高いからきれいだからって満足するわけじゃない
食べ手、参加側にも責任はある
心身ともに元気じゃないと
美味しいものだって美味しくなくなってしまう
日々心身を健康に保ち
仕事をして稼ぎ
自分を満たす特別な時間、食事をする
最近とても好きな言葉ができた
それは「enthusiasm」という言葉だ
ギリシャ語の「神に満たされる」いう語源を持ち
神に満たされた状態が熱意ということなのだ
わたしにとってのその時間はまさに
enthusiasm インスージアゼム
神に満たされてる時間
だからこれからはこの特別な時間を
インスージアゼム御飯とすることにして
しっかり時間を確保しようと思う
来月はクリスマスがある
それこそ、お店は特別な料理を準備してくれている
シーズン用に金額を高くしてくれてるんでしょ
っていう意見もあるけれど
わたしが愛するお店たちはそうじゃない
一年の結晶を込めて準備をする
それこそ、利益無視して出しているメニューだってある
このときしか食べられないのだ
と書いて、金額に尻込みをする自分を
奮い立たせてみた笑
さぁ、神に満たされた状態になろうじゃないか
それこそ、人生だ