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何を自分に捧げるか

正月働き、今年最初のお休み

足をのばして電車に乗って
小樽まで美しいものを観にいってきた。

人に何かあげるのも好きだが
自分に与えることもとても大事だ。

わたしをわたしじゃないと考えて
今何が一番必要かな と思ったら
非日常と美しいものだった。

不思議な天気で、
行きは雨が降って
ご飯食べたら晴れて
美術館着いたらまた曇って来たけど
出る時には晴れてた。

おかげで美術だけではなく、
行きと帰りの海岸線の景色は
それこそ絵にしたいほど美しかった。

静寂と冬が持つ少しの物悲しさと
祈りのような光。

今回の小樽のミニ旅行は
どこを切り取っても
素晴らしいものだったと思う。

似鳥美術の1Fのステンドグラスを
見上げながら
心が痛くなるようなことや
これからの希望
同じティファニー社の
ステンドグラスを見たときの記憶

いろいろなことを思い
感じたことに心もよく使った。

いっぱい心が動いたけれど
きっとというか
確実にわたしは忘れるだろう。
ただの日常として。

いいのだ。
自分に捧げたという事実が
日常に残れば十分。

そしてそんな人生であるなら
最高じゃないかと思うのである。

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