【イベントレポート】大阪オートメッセ2020に行ってきました【VTuber】
こんばんは!木偶誑にくすです!
去る2020年2月16日に、インテックス大阪にて開催されました「大阪オートメッセ2020」に行ってきました!その様子をかる〜く紹介したいと思います!バーチャル要素は薄い!
オートサロンとの違いを探る
私がオートメッセに行くのは実はこれが初めてだったりします。
東京オートサロンには以前から毎年足を運んでいたので「わざわざ大阪まで同じ様な展示を観に行ってもしょうがないだろうなぁ…」と中々踏ん切りが付かなかったのが実情です。
しかし!今の私には大阪に行かねばならぬ理由があります!
…レースドライビンにまつわるお話は別の記事でご紹介するとして、もう一つ気になっていたのは「本当にオートサロンと同じ展示ばっかりなのか?」という疑問です。
結果から言えば結構、というかかなり違います。
気になった「オートメッセらしい」クルマたち
ここではそんな「オートメッセらしい」展示車両をざっくり紹介したいと思います。
1.VIPカー
オートサロンでも見ることは出来ましたが、オートメッセではなんとホール1つが丸ごとVIPカーエリアと化してしまう程の盛況ぶり。
展示車両も往年のセダンを中心にシブいラインナップが顔を並べており、車両の完成度もピカイチと非常にレベルの高い展示でした。
シャコタン・鬼キャン・フルスモのプレジデント。街中だと直視できません!コワすぎて!
130クラウン。純正ツートーンを生かして落ち着いた雰囲気を醸し出してます!
同じ130クラウンでもこちらはかなり手の掛かった一台。大径深リムに引っ張りタイヤで迫力が凄まじいことに…!
…これまで私があまり興味を示さなかったVIPカーというジャンルですが、実物を見ると非常にカッコ良く、私の中で新たな扉が開いたような感覚でした。
2.軽トラ
展示を回っていて気になったのが軽トラの多さ。オートサロンでは定番の車両である最新スポーツカー、スーパーカーやSUVとは対極の存在である軽トラ。
シンプルで質素な存在を真っ白なキャンバスに見立てるが如く、みな思い思いのカスタマイズが施されておりました。
懐かしの(私は世代ではありませんが)JPSカラーに彩られたキャリイとハイゼット。
オバフェン、チンスポ、板ッパネとワークス風な出で立ちがソソります。何よりオリジナルのテッチンが良い!
その界隈では言わずと知れた「はろーすぺしゃる」。オートサロンにも毎年出展していますが本場は規模が違いました…!
この景気の良さそうな車両を始めとする大量の展示。エアロはまるでかつてのバニングを彷彿とさせます。
現行ハイゼットをベースに、「まゆげ」と呼ばれ親しまれた6代目ハイゼットを模した顔面を装着。
SSRフォーミュラメッシュ履きの足元も含め私好みの一台ですが、ブースの横にひっそりと?置かれていました…
3.環状族
阪神高速環状線を舞台に集団で暴走行為を繰り返し、社会問題にもなった「環状族」。
近年では国内外問わず知名度も高く、有力チームは半ばブランド化しているような状況で、それぞれ大規模なブースを展開。「競技車両」ともども会場内で存在感を発揮していました。
NO GOOD RACINGからは白黒パンダカラーに高速パトカーカラーとウィットに富んだシビックを展示。
。「交通ルールは守ろうね!!」と書かれたEFの助手席には中に空気の詰まった婦警さんが鎮座していました…
テンプルレーシングでは、ボンネットに大胆にシンボルマークをあしらったEF、逆にボディ全体に(ボンネット裏まで!)散りばめたEG、タイムアタック仕様のEGなどを展示。
レース車両を公道に持ち込んだ事に端を発すると言われる環状族がタイムアタック車両でサーキットを走る、まさに原点回帰と呼べる現象ではないでしょうか…!
まとめ―「クルマ好き」が集まるイベント
…ここまで展示ホールをくまなく回り、気になるクルマをピックアップしてきましたが、歩いていて印象的だったのが「コンパニオンの少なさ」。
メーカー系ブースが東京に比べ規模が小さい影響もあるとはいえ、コンパニオン目当てのカメコでクルマが見えず通路すら塞がれるオートサロンと違い、純粋にクルマが見たい私のような人間にとって非常に快適な環境でした。
また、メーカー系のカスタマイズ車両がホールの隅に固めて展示されていた事に驚きました。東京ではあれだけスポットライトを浴びていたS2000やEKクロスが人影まばらな隅っこに置かれているなんて…衝撃的です。
対して東京では見られない、15年以上落ちの古いモデルをベースにしたカスタマイズショップの製作車両の展示はどれも盛況であり、対照的に映りました。
…年々規模が拡大し、各自動車メーカーが新車発表の舞台にも選び、今やモーターショーすら超える人気ぶりを誇るオートサロン。
そうしてメーカーが影響力を増していく一方で、本来の「俺が作ったカッコいい改造車を見ろ!」というスタンスがどこか失われてしまったように思えます。
「昔はこんなんじゃ無かったのに…」とお嘆きのあなた、ぜひオートメッセに来てみてはいかがでしょうか!
求めるものがお姉さんではなくクルマだと言うのであれば絶対に楽しめます!
だって、私がそうだったんだから!
おまけ。会場の至る所で貼られていた「感染症対策」のポスター。去年を知らないのでなんとも言えませんが、楽に展示を回れたのは実は流行り病の影響だったりするのでしょうかね…ゴホゴホ。