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京都観光地らへんを散策~宇治~

 宇治は好きで、何度も足を運んでいます。
 源氏ミュージアムで焚かれているお香が気に入って、お香を買いによく通っていた時期がありました。
 今は、子供の喘息などで、お香を焚かなくなりましたけれども
 詳しくはないけど、昔から、割と身近な場所でした。

宇治と言っても、今回はこの地図の中に納まるくらいの狭い地域。

 京阪本線の中書島から、宇治線に乗り換えて終点が宇治駅。
 この宇治駅なのですけど、面白いデザインをしてて、建築が好きな人が興味を持たれる場所でもあるらしいですね。
 私は詳しくないのですけど、ちょっと検索すると沢山出てきました。
 今の宇治駅の駅舎は1996年に、若林広幸さんという建築家が手掛けて建築されたものだそうです。
 鳳凰をモチーフにした大きなステンドグラスがあるそうなのですけども、全く記憶にない…次に行った時は意識して駅舎を観察してみようと目論んでいます。

ホームに降り立つと、いきなり現れる半円の出入り口
主張する曲線
コンクリートが妙に柔らかく感じる不思議な空間
宇治橋

 宇治橋を渡らずに、宇治神社、宇治上神社を先に行ってもいいのですが
 宇治橋を渡って歩いていくと、石造りの大きな鳥居が見えてきます。
 縣(あがた)神社の鳥居なのですが、その横に平等院の表参道の看板があります。
 歩くのが好きな人は縣神社を経由して平等院に向かうのも良し
 食事を視野に入れている人は、表参道を歩く方が無難です。
 JRで来た人は、駅から出て、道路向かいに見えている伊藤久右衛門で食事を出来たらラッキーかもしれません。

表参道はお茶屋にお土産屋に、賑やか。
平等院の入り口 雨の紅葉も綺麗でした

 平等院は世界遺産の一つですね。
 宇治川を挟んだ対岸にある、宇治上神社も世界遺産です。

 子供たちと訪れた時は、十円玉を出して見比べたりしました。
 鳳凰堂の内部拝観は、実はまだ一度も体験していません。
 人が少ない時は修繕中で、公開が始まった途端に長蛇の列で、とてもじゃないけど時間を割く気にはなれずにそのまんまです。
 ミュージアムやショップ、お堂など、見所が沢山あるので、鳳凰堂の待ち時間も含め、丁寧に見ていくと2時間、3時間くらいかかるかも知れないです。
※HP内にモデルコースがあります。90分のもあるので、待ち時間がなければ2時間ほどですね。

晴れた日の写真は、いいのがなかった
平等院は藤が有名

 ミュージアムショップに売られている、藤の香りのハンドクリームがあるのですが、香りが好きな人はお勧めです。
 使い心地が最高。
 すーっと馴染んで、さらさらして保湿力も高くてべた付かないので、すぐにスマホを触ったりパソコン作業が出来ます。
 資生堂が開発したものなのですが、オンラインショップにもないので、現地で買うしかないのかも。

 平等院から出て川に向かうと、川の真ん中に島があります。
 公園になっているのですが、大雨の時などは閉鎖されているので渡れない場合もあります。
 上流に天ケ瀬ダムがあるので、ダムが好きな人は見に行くといいですよ。
 大雨の後に、放水するのを見に行くことがあります。

 川沿いを歩いて、福寿園などを通り過ぎ喜撰橋を渡って塔の島に。
 鵜がいる小屋があるんですけど、ウッティーというゆるキャラの看板が立っています。

 そして、動物くさいです。
 心して通ってください(笑)
 心してで思い出しましたが、時期になると宇治はトビケラが大量発生します。

 6月に行ったことがありますが、兎に角凄かった。
 濃い色の物に集まるのか、黒い紙袋に大量にたかってました。
 植込みの緑とか、そんなところにも飛び交っていましたし、道行く子のソフトクリームにべたっと付いてしまい食べれないという声も聞こえてきたり
 のんびりと楽しむことが出来ない雰囲気でした。
 私は無で歩いていました。
 次男はトビケラと戦ってました。
 拳で勝てないだろう、当たらないんだから(笑)

 朝霧橋を渡ると見えてくるのは、宇治神社の鳥居です。


 対岸の麓に現れる鳥居をくぐり、宇治神社へ。
 見返り兎が可愛い。

手水舎にも兎さん
鳥居を潜ったら、短い階段
この日はちょうど、茅の輪くぐりができました

 境内にある兎の置物を、どうしても見つけることができない。
 毎度毎度、見つからない。
 でも、あるところにヒントが書かれてあるのですよ…うさぎさん巡りにチャレンジしてみてくださいね。

 宇治神社は出入りできるところが少なく、社務所に戻って、さわらびの道に出ましょう。
 さわらびの道をあがっていくと宇治上神社の鳥居がすぐに表れます。

 宇治上神社と、平等院は、宇治川の対岸にある世界文化遺産。
 よく行く所なので、位置関係も覚えるまでもないですが、京都検定に出てくるようです。

本殿の両脇に盛ってあるのは砂です
清めの砂も売られています
桐原水と称される湧き水
「宇治七名水」のうちでは唯一現存するものだそうです
口には含まず、手だけをお清めしてください
日本三蟇股のひとつが、宇治上神社本殿に
あと二つは中尊寺金色堂、上醍醐薬師堂

 蟇股(かえるまた)ってなによって思ったのですが、調べてみると沢山出てきますね。
 古い建築の装飾ということです。
 横木(梁・桁)に設置して、荷重を分散して支えるためのもので
 下側が広くなっていて、形が蛙の股の様に見えることから「蟇股」というそうですよ。
 この三蟇股のひとつが、どこか、というのも京都検定に出ることがあるようなので覚えておこうと思うものの
 聞きなれない言葉なので「またかえる」で脳内にインプットされてしまってます。
 何とか修正せねば。

源氏物語の宇治十条のモニュメント
数十分の間で雨がすぐに止み、気温の差から水面に霧が
とても幻想的な景色でした


 さわらびの道を歩くと、源氏ミュージアムにたどり着きます


平等院側の福寿園
お抹茶のラスクが本当に美味でした
JR宇治駅降りてすぐの伊藤久右衛門
偶然にも人が少なく、ささっと入りました
温かい茶そばを食べたけど、本当はざるの方が香りが際立ちます
中村藤吉本店は、いつも大混雑
ここはどれもおいしいけど、レジの行列に並ぶのは…

 宇治は人が少なく歩きやすい所ではあるのですが、有名店には人が集中して平日でも混雑していたりします。
 中村藤吉本店は、お土産を買うので精一杯。
 先日、お茶の試飲をしていたので飲ませてもらったのですが、甘みが強くて美味しかったです。
 買うかどうか迷ったのですが、レジの待ち時間を考えると、時間の余裕がある時にでも来た方が良さそうでした。

 お茶に関しては、辻利の煎茶も良かったです。
 宝瓶急須で蒸らして、三煎目までしっかりといただくのですけども、一煎目のうま味が凄かった。
 子供たちは、興味がないようで和菓子を一生懸命食べていました。

 宇治と言えば、茶団子。
 お土産の茶団子は、駿河屋さんで買っています。

 お抹茶の体験や、茶摘み体験もできるようなので
 いつかチャレンジしてみたいなと思いつつ
 京都検定を視野にいれた内容で、綴ってみました。

JR宇治駅にある郵便ポスト

 色んな時期に取った写真が入り混じって季節感はありませんが
 宇治を年中通して楽しんでいるのが伝わればいいなと思います。

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