アナザーデイ|096|2008.10.01|片付け論②
ほおっておくと際限なく物は増えていきます。
「収納のコツ」だとか「暮らしの知恵」などの特集が
よく雑誌やTV番組でありますが、実は問題は
暮らす人の性格や性分のほうが大きいのだと思います。
センスだとか美意識などという大袈裟なものではなくて、
斜めのものを縦にもしない無頓着さが空間の様子に表れてきます。
家に帰ってきて靴下をぬいで、洗濯籠に入れるか
部屋に脱ぎ捨てるかの違いです。
ゴミ収集車がやってくる朝8時までに起きて
ごみを出すかどうかの違いです。
そんなことにコツもチエもありません。
ただ、やるだけです。
収納のスペース以上にものを持てば、
収納からあふれるのは当然の話です。
捨てられない性分×新しいものがほしい性分=片づかない部屋
となります。
気に入らないものは使わないから、
汚れないし壊れないし破けないし無くなりません。
とうとう1年間一度もはいていない靴下なんてものが
きっと1足や2足はたんすの中にあります。
はかないので擦り切れもせず、それゆえ捨てられもしません。
大切なのは、ほんとうに必要で気に入ったものを
吟味して手に入れることなのですね。
今日も、のぞいてくれてありがとうございます。
10月です。机のまわりを片付けようと思います。アナザデイ。
08/10/01/niwashi