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アナザーデイ|098|2008.10.03|つもりつもる話

「仕事」って、頼んだり頼まれたりすることで成り立っています。
Aさんから頼まれた仕事を、Bさんが引き受けて形にします。
Bさんが形にしたものを、Cさんに引き渡して仕上げます。
Cさんが仕上げたものを、Aさんに収めます。

お客様が「コーヒーをひとつ」と注文して「仕事」はスタートします。
「今日はちょっと寒いから何か暖かいものでも飲もうかなぁ」と
メニューを見てつぶやいただけではまだGOではありません。

「トマトと卵を1パックと牛乳を1パック、
駅前のスーパーで3時までにかってきてちょうだいな」
と頼まれて仕事はスタートします。
「あ、そろそろ食材がたりないなぁ・・・」とつぶやいただけでは
仕事はスタートしていません。
「トマトと卵と牛乳が必要だなぁ」
と言っただけではまだ あやふやです。
きちんとお願いをして、理解し合って、約束をしたことでさえ、
忘れたり、間違えたり、アクシデントが起きたりします。

仕事の発生時点での「頼んだつもり」「伝えたつもり」が
行き違いを生んだりします。
仕事の進行途中での「伝わっているはず」「やっているはず」
「できているはず」があとで痛い目を見るはめになります。

手に入れたいものが「効果」や「結果」だとしたら、
「つもり」や「はず」をなくして一つずつ確認しながら、
前へ進んで行かなければいけません。

プロは仕事に念を入れるといいますからね。

今日も、のぞいてくれてありがとうございます。
ご注文を繰り返します。アナザデイ。

08/10/03/niwashi

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