AACA第3戦 新城
キナンAACAカップ第3戦 新城が鬼久保ふれあい広場で開催されるため、参加してきました。
AACAカップの新城ステージはいずれも上りを含んだ素晴らしいコースレイアウトで、毎年楽しみにしています。
今回も、バイクナビグランプリのツールドモリコロと日程がかぶりましたが、迷わずAACAを選択。
登りは二箇所、スタート・ゴール地点はタイトな逆バンクのコーナを周り、少しだけ登った先の緑色のポイントです。
カテゴリーは懲りずに1-4、一番下のカテゴリーですが10周回とこのクラスであればボリュームは十分でしょう。
今回は余裕を持って起床、経費を浮かせるために下道で会場へと向かいます。
途中の山道でクロスバイクを押して歩いている男性を発見。一度は通り過ぎるも、もしかしたらパンクかもと思い引き返し聞いてみるとやはりパンクとのこと。しかし、直せるかやってみますか?と提案しても大丈夫ですとおっしゃるのでそのまま見送りました。
会場へも余裕を持って到着。
時間があるので会場をぶらぶらしていると、毎年来ている地元のケーブルテレビからはじめてのインタビューを受けました。
どこから参加しましたか?
名古屋です
自転車の楽しいところは?
ある程度年齢が進んでもトレーニングすればフィジカルが向上していくところだと思います
今回の作戦は?
特にないですが前の選手についていくことだけを考えています
目標は?
優勝です
個人的にちゃんと答えられたなと思ったのは「自転車の楽しいところ」ですが、放送では全く使われませんでした、残念。
試走兼アップをこなしてスタートラインに並びますが、それには少し遅刻して3列目からのスタート。
決して良くはないですがたぶん前に上がるスペースはあるでしょう。
AACAは周回賞が4回ありますが、最も金額的に高いのが1周目の周回賞です。IRCのタイヤが2本貰えます。
狙っているのは優勝ですが、チャンスがあれば周回賞も狙いたいところ。しかし、自分はそう何度も高出力を出せないので、どの周回を狙うかは見極めていきたい。
登りの途中からリアルスタート、ローリング中に前に上がることが出来ました。
リアルスタート直後の下りで、アウトコース気味に位置どりします。集団が一瞬下りで緩んだので思い切って周回賞を1周目から狙うことに変更。早駆けして先頭でコーナーを曲がり、渾身の力をペダルに叩き込みます。
しかし、ゴール手前で練習仲間のS木くんにあっさり交わされ2着。夜練で最も熱心な若手サイクリストの1人で、ここ1年くらい毎週のように夜練へ来てくれていますが、最近は中のグループで走るときもあります。
自分はといえば、周回賞を逃しつつも後先考えずに思い切り踏んだせいで早速身体がしんどい。1周目から脚を使ってしまったことを激しく後悔します。
その後は、集団で大人しく過ごします。
登りはそれなりにきついですが、ついていけています。
登りそこそこ、下りで集団前方に上がるの繰り返し。
途中、何度かある周回賞のたびに集団が活性化するのでそこだけは本当にしんどくなりますがなんとかついていきます。
登りの多くを練習仲間のA藤くんがいいペースで牽引してくれます。彼は最近とても速くなりました。はじめは夜練の下のグループで完走がやっとでしたが、最近は下のグループでスプリントを何本か取るようになるまでに成長しています。若手の成長スピードは本当に素晴らしいです。
しかし、前を牽きすぎている感は否めません。登りとはいえ斜度的に若干は風よけの恩恵があります。練習仲間でしかも歳下ということもあり、A藤くんの牽引を今回のレースではかなり利用させてもらいました。
4回目(確か7周目)の周回賞がかかったラップでまた下りで集団が緩みます。これまで何度となく周回賞のたびに何らかの展開が起こっていたので集団も少し疲弊しているのかな。思い切ってここでも狙ってみることにしました。
アウトコースから捲くり気味に早駆けしてみると、今回は集団の不意をつくことができ、久しぶりの周回賞獲得。
久しぶりにリザルトへ名前を載せることが出来ました。嬉しい。
周回賞を獲得して少し集団から飛び出しているところに逃げを期待して練習仲間のI伏くんが追いついてきますが、自分は周回賞を獲得したところで限界だったこともあり、集団に捕まる気マンマン。申し訳ないけどそこからさらに逃げることなど今の自分には不可能でした。
その後は最後のリザルトを狙って気持ちを切り替えたいといったところですが、終盤の周回賞で思わぬ脚を使ってしまいここで自分のレースはゲームオーバー、最終周回は先頭集団から千切れて悔しいゴールでした。
今回のレースデータは全然だめです。
久しぶりに周回賞を取ることが出来たのでレース後は満足感に浸っていましたが、帰宅してデータを見て唖然としました。
全く頑張ることが出来ませんでした。
最初の周回賞を狙うための動きで最も追い込まれていますが、その後は集団内で力をセーブして走ることである程度は回復できただろうし、数値的にもかなり余裕を持ってレースを戦えていたはず。でも実際の自分はかなりきついと感じてしまい、その結果最終周は集団からドロップしてしまいました。
シンプルに調子が悪かったならそうであってほしいと思いますが、今回は実にひどい内容でした。
最近はW'balがレース中でも5を切ることがなく、CP設定値が高すぎる(≒FTPが下がった)可能性を否定できないとはいえ、今回はメンタルの問題が大半を占めるではないかと思っています。
あと、太りました。
戒めとして写真を貼っておきます
写真は山崎さん
いや~、太った。まじで太った。
ちょっと今後の生活を考えないといけません。
AACA新城では平日の夜練仲間が大活躍していました。
ありがたいことに、夜練は1-4に出場するビギナーから1-1に出場する東海地区アマトップクラスの選手まで幅広いメンバーが集まってくれます。トップの選手は以前から素晴らしい成績を残してくれていますが、最近は1-3や1-4に出ているメンバーも徐々にレースで結果が出てくるようになってきました。自分も夜練では下の組で若手と切磋琢磨している人間なので、良い刺激になりました。
前任のF谷くんやK田くんに代わって夜練の呼びかけをするようになり1年と数ヶ月が経過しました。一時期はS澤さんと自分の2人だけなんて時期もありましたが、ここ最近は練習会の雰囲気が本当に良くなってきたなと感じています。
今後とも、事故なく怪我なく練習を頑張っていきましょう。
さ、まずは痩せないと。