シンデレラガールズ10th LIVE Final day2の備忘録的な感想
【はじめに】
これは「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND!!!」のファイナルライブ2日目に参加した筆者の備忘録的な感想です。体験したこと、知り得たことの中で、明確に自分の中で文章化できたものを書き記します。
【自己紹介】
解釈の厄介オタク。
曲や声、演出に夢中になって記憶が飛ぶため、演者のいいところをよく見逃す。木村珠莉の伸びる高音の歌声が性癖。
(0)今までのあらすじ
・消えた沖縄
・消えた初日現地
(1)開演前
西武ドーム、もといベルーナドームはデレ6th以来であったが、あまり寒かったという覚えがない。今日も「雨降ってるけど大丈夫やろ!ガハハ!」と防寒着をあまり持って行かなかった。これは完全に大失敗だった。未来の自分、未来のオタク。悪いことは言わないから、他のオタクが「寒い」と言ってるときは信じてやれ。
久しぶりに名刺交換などの交流ができるかなと思って、名刺も新調してきたが、結局雨&寒さで交流もほどほどに会場内へ。なお、会場内も屋外みたいなもんなので結局寒い模様。
追記 未来の自分へ
雨の日は 替えの靴下 持っていこう
(2)曲感想ピックアップ
04.パ・リ・ラ
ぼく「沖縄……!俺の沖縄が返ってきた……!」
イントロ超速理解部で涙腺崩壊。クッソ明るい曲でバカ泣きしながらペンライトを振り回していた。あんまりにも感情になっていたせいでアイドルの3Dモデルが映っていたことに気づいていなかった。お前ここでふじとも映ってたらどうするつもりだったんだ。
あやめはやっぱり明るい曲を楽しそうに歌うと年相応の女の子に見えてすごく親心をくすぐられる。これからも高い身体能力と美少女チカラを活かせるPa曲をたくさん歌ってほしい。
05.じゃすあす
本当にライブ映えする曲。デレステ実装当初はコンセプトの印象が強くて曲と振り付けの良さに気づけなかったが、大振りで見栄えのいいダンスにサビでの大きな盛り上がりとライブシーンになって自分の中の評価がガラッと変わった。
07.レッド・ソール
曲に関しては文句なし。やっぱりVo特化でぶっ放されるこの曲は響く。機会があるのなら生演奏で聴きたい。
この曲というよりこの曲での演出、デレステの3Dモデルでのバックダンサーの人選に関しては少し言いたいことがある。この曲のラスサビで登場したのは「レッドバラード」というブルナポと双璧を成すモバマス初期衣装ユニットだ。曲の公開当初よりあーだこーだ言われていたので、ある程度言わんとしていることはわかってくれると思う。個人的にはどういう形であれ、そこに千秋が居たことは嬉しかった。が、同時に凄く悔しかった。私は黒川千秋というアイドルをバックダンサーのみをさせるためにプロデュースしているつもりはない。この舞台の主役として立たせたいと思うのが本望だろう。10年という祝うべき節目ではあるが、逆を言えば10年かけてバックダンサーどまりという現実を突きつけられた演出でもあった。別に出すなというわけではない。むしろ出してくれたことには本当に感謝している。だが「悔しい」と感じた自分の感情が確かにあったことはここに記しておく。
09.ほーむすいーとほーむ
助けて……助けて……!
まさか聴けると思ってなかった曲。津田美波のソロの音圧がヤバイ。
10.義勇忍侠花吹雪
イントロ爆殺部。サビ前まで全部寸劇に使うのは両采配。
こういった演技演出好きなのでもっとやって♡
この曲もかなり色々な回し方をされるようになったなあとしみじみ。
定期的にオリメン→変則打ちを繰り返して欲しい。
11.どりーみんぐすたー
ぼく「珠莉……!俺の珠莉が返ってきた……!」
day1に行けなかったので、もう聴けないと思っていた歌声。しかも幕張から紡がれたフィオレンティナで……。
この辺り情緒が完全にぶっ壊れてた。俺はどんな顔すればいいんだ……。
そして、いちいちペンラの色を変えるために下を向きたくなくなったので、ペンラを捨てて†空の手†を使い始めた。
20.とぅるーからーず
7人が仲間に加わってからもう3年半くらいなんですね……。
21.どれみふぁくとりー!
ちゃんとみててね!
22.Star!!
これを聴きに来た。
デレステサービス開始のころにシンデレラガールズを始めたので思い入れが強い。久しぶりに聴けて本当に良かった。
24.私色ギフト
オタク、理解ってんじゃん。
27.こいかぜ
マジでいいもんを見た。全オタクが微動だにせず緑のペンライトをふらふらと振っていた。俺もそうなっちゃった。
最後の手をグッと締めるのめっちゃカッコよくないですか?
36.THE VILLAIN'S NIGHT
沖縄に居たと思ったら福岡にいた。また聴けるとは思ってなかったのでマジで嬉しかった。
38.ヴァルキュリア
当方最大の問題曲。木村氏がセンターということでサビの度にド性癖の高音ボイスを聴くことが出来た私の目の前に現れたのは自慢の担当アイドルでした。マジで一気に正気に戻ったよね。エロ本が親バレした時みたいな顔してたよ。ファンとしてうねうね絶頂してるときに担当出すなて。
概ね擁いた感情はレッドソールの時に近しかったが、失敗なく踊れていた(当たり前なんだが)ので、藤居朋のプロデューサーとしては嬉しかった。実は朋には公式で初ステージがバックダンサーで、そこで失敗するけど、そこでくじけずに練習を続けて次こそは、と臨むエピソードがあるんですよ。モバマスのぷちデレラエピソードの1つです。これがあったりするもんだから、「ちゃんとミスなく出来たじゃねえか」って気持ちになりました。もちろん、千秋と同じく朋もいつまでもバックダンサーさせるつもりはありません。かならず主役の舞台に立たせて見せますよ。
39.いえぱ
からのこれよ。俺の精神もうぐっちゃぐちゃよ。
40.おれさふぁ
もうどんな顔してたかわからん。あやめもいるし。
46.ガルフロ
これが1位なのはかなり意外だった。個人的にガルフロの歌詞はとても好きで、このコンテンツにおいて夢の厳しさを経験してきた身としては「傷ついて何度も傷ついてようやく一歩進めると」という2番の歌詞が自分達と同じだなって勝手に共感してます。サンキュー八代。
48.ココカラミライへ!
だちゃーんは5nのライブに来る。また会えてうれしい。
49.always
10年先の未来から来た曲。デレマス界の天災デドダム。
流石にこれだけの人数が横並びすると総観。あやめがどこにいるかわからなかったので、全体を俯瞰してた。したら突然バックモニターに朋が出てくるもんだからびっくりしたわ。この演出はよかった。J、やるじゃん。
(3)発表された内容について
〇New総選挙
昔からやってる人は否定的な意見が多かった。また強いアイドルと戦うことになる。長いスパンで心を削ることになる。結局上位はいつもの面子。大体そんな意見だったかな。
一方で、比較的最近このコンテンツに入った人たちは非常に好意的。最大で20人にボイスが付く。応援したいアイドルすべてに票を入れられる。そんな感じ。
一概にどちらが正しいとは、自分には判断できない。確かにコンテンツの基本構造が変わっていない以上「強いやつが強い」という大前提が変わっていない。だが、VIAが始まる前はその状況で上位に食い込んでいたわけだから、悲観的になるにはまだ早いと思う。一方、総選挙で上位に入るということの厳しさを全く知らない人が増えたのも事実だとは感じている。
〇第2回ドリームユニット決定戦
今回は「藤居朋」「有浦柑奈」「夢見りあむ」「黒埼ちとせ」「イヴ・サンタクロース」の5人ユニットで行きます。
総選挙以上に自分らしさを出せる企画なので個人的には好き。凡人が行える戦略を出し尽くした感のある総選挙と違って新しいアプローチの模索が出来そうなところもワクワク感が強い。
ただ流石に公式既存のユニットとオリジナルユニットは別枠にしてほしい。前回の結果は個人的には「アマチュアの大会でプロが優勝した」という感じが否めなかった。こういった感情はどちらにしても損しかないので、ちゃんと住み分けができるルールにしてほしい。
(4)総括
今まで私が参戦したデレのライブの中で間違いなく1位のライブだった。シンデレラガールズに求めている「ぐちゃぐちゃ感/カオス感」をしっかりと感じられた一方で文脈を捉えたセットリスト、演出があり、(ノルマ的ではあるが)シンデレラガールズのアイドルすべてがようやく出そろった記念すべき公演でもあった。ここに現地参戦出来たことは一生の思い出になった。
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