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人生は、旅というより街歩き
10年働いた分としてもらった退職金で、半年間、
家族4人、明日何をしても大丈夫。
今日どこに行くかは今日の気分次第。
なんとも贅沢な時間をすごすことができました。
長期旅行、地方移住、転職活動、初体験への色々なチャレンジ。
「ハレの日」的ライフイベントだらけの日々が終わって、
「長い旅をやり終えた」
そんな気分になるかと思っていたのですが、少し違って。
自分の住む街の中にある、「気になるけど入ったことがなかった場所」を手当たり次第に巡ってきた
みたいな気持ちです。
思い出というより、今後も出入りする場所
体験したことを書き出して振り返ってみても、
・働きながらではなかなか味わえない特別な時間
・キラキラした思い出
みたいな印象を全然抱きませんでした。
なぜだろう?と考えてみて、思い当たったこと
まだまだ未消化な経験が多すぎて、「良き思い出として棚に飾る」みたいな気持ちに全くなれない。
それよりも、自分の住む街の中を探検しまくった結果、
・お気に入りの場所
・よくわからないけど気になるエリア
・持っていたものを預けてきたところ
がたくさん増えました、という気持ち。
折に触れて立ち寄ったり、忘れた頃にまた出会ったり、
今後似た物を見つけた時に「もしかして」と確かめに行ったり。
「前職での日々」とか、「学生時代」とかは、私の中でも「飾ってたまに手にとって眺めたい思い出」という感じがするのですが、この半年はそうではなくて、
今後もずっと往還が続くような時期になりそうな気がしています。
そんな新しい場所、
半年前までの人生を続けていたら縁がなかったであろうエリア
が「わたし街」の中にたくさんできた半年間、でした。
“Life is a journey“的な名言、たくさんありますが、
私にとっては
「旅をする」というより「わたし街の中を探検する」
人生を例えるならその方がしっくりくる。
半年間を振り返っていたらそんな発見をした!という話でした。
全然上手に言語化できないことにびっくりしつつ、この期間を総括しての率直な感想として残しておきます。
具体的に行った場所、体験してきたことについてはまたおいおい。
ではでは。