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趣味のハンドメイドで月3万円を稼げるようになるまで(余談多め)

日々ハンドメイドをするなかで、
やっとこさ月3万円稼げるようになったので備忘録としてここに記載していきます。
多分ハンドメイドで稼げるようになるまでは遅咲きなので参考にしてください。
方法だけ知りたい!って人は「ヒストリーいらない人はここから読んでね」から読んでね。

◆自己紹介◆(参考までに)


↑ニアコ↑


性別:女性
年齢:三十路付近
ハンドメイド歴:ちゃんと販売しだしたのは2019年からなので4年くらい
※2023年7月現在の情報


なんでハンドメイド?

学生のころからものづくり大好きマンで、
いろいろ作って文化祭で売ってたから。
イベントでのわくわくに取り憑かれたのでやめられないとまらないかっぱえびせん。


最初にコケたはなし

自身の作品に自信があったので、
2019年、近所のハンドメイド作品を販売する場所に
ハンドメイド品を委託販売した。


…が、1ヶ月経っても売れないので撤退(とてもはやい決断)

ここから後に学んだことは、「果報は寝て待て」ということ。
これに気づいたのは、1年か2年か経った時だったか。
自分のことを知らない人間がハンドメイド作品買うか?なんて
問いがあったら間違いなく「NO」だ。
地位や名声なんかがあれば近所の人が少し足を運んで買ってくれるかもしれないが、基本的にはNOだ。全くない。
ちなみに当時売っていたものはこちら↓

チンチラやハムスターの写実的なポストカードやポーチ、バッヂ。

価格帯は500円〜1200円の比較的安めなもの。
でも売れなかった。(そらそうだ)
ここから迷走していくのでご覧あれ。



迷走、そして迷走。

次に手を出したのは、2020年9月に開催された
「近所の蚤の市のようなマーケット」。
ここならたくさんの人が見るしいけるやろ!と判断。

が、またしても売れない。
ターゲット設定が曖昧すぎてヒットどころか三振した。
結果、ショバ代だけ払って、商品は1個も売れず。(結構ショックだった)

自分の商品のターゲットは「10~20代の女性」だったものの、
蚤の市の客層は「30~60代の男女」だった。そら売れんわな。

「このラインナップですと、デザフェスの方がいいと思いますよ!」

ありがたい発言を隣の出店者さんから受け取るも、
「デザフェスはショバ代が高いんだよなぁ」と実行せずにずるずると日だけが過ぎていった。失敗した体験その2。

当時の商品がこちら。

ポーチ、ポストカード、マスキングテープ、バッヂ。

この経験から「ハンドメイドはだめか〜」となり弱気になる。。
一応minneには在庫を出していた。だーれも知らないURLに、自分の作品がぽつり。
あ、suzuriにも手を出してたかな。元手ほぼタダだし。

2020年は他にBASEもやってみたものの、鳴かず飛ばず。
そりゃそうだよね、誰もURL知らないんだもん。


2020年10月、「ネズミまみれ」との出会い


「ネズミまみれ」主催マスダさんとの出会いで、状況が好転していく(ように思えた)。
「ネズミ」なんて私の大好物中の大好物!よっしゃ行ったろ!
というのがきっかけで即応募。

実際に行ったその時。
イベント主催「する側」に興味をまんまと持っていかれ、
主催マスダさんと後日タイマンでお話しをじっくり聞いた。
(この時の自分の実行力、すごいと思った。)

戦利品ほくほくの中でこの考えに行き着く。

「自分のテリトリー内のジャンルでイベント主催すればハンドメイド品売れるんじゃね?」

2021年3月に行われた「第1回チンチラチラチラ」への構想が練られ始めた瞬間である。



デザインフェスタへ調査に行く

さて、「チンチラチラチラ」のことで頭がいっぱいのニアコ氏、
「デザインフェスタで出店者募ったろ!」とウキウキしながら名刺配りへ。

そこで出会った「うさモノ」さんや「しず華*」たち
「チンチラ作家(と勝手に呼んでいた)」ら10人ほどにスカウト、
実行に移していく。

11月にはすでに秋葉原の会場を抑え、イベント開催にお熱に。
身近な友人や親に協力を仰ぎ、ついでに三光商会さんも巻き込み(法人で出店してくれた)、形にしていく。

ちーちゃんねるのちーさんにも声をかけて、映像でのゲスト参加もして頂いた。
12月にはマスダさんの「デグーサロン」にも委託販売させて頂いたりで好転。


「チンチラチラチラ」開催!

2023年3月21日、「第1回チンチラチラチラ」を開催した。

当時のサムネイル

当日アワテテテオワテテテでよく覚えていないが、
コロナ禍にも関わらずたくさんの人が予約、来場してくれて大賑わいとなった。

会場内の様子

この一件から、「ハンドメイド楽しいやん!」「主催楽しいやん!」と調子に乗りはじめる。
イベントの収支は、5,000円の黒字で終了。(実際自分の交通費とか入れたら赤字かも?)
ここから私生活が忙しくなってきたので、しばらく通販のみの活動となる。(ただしURLはしっかり明記していなかったので、minneで検索してくれた人がちょこちょこ買ってくれる程度)



また迷走した。。。


その後、1年ほどハンドメイドのイベントから離れる。
「またあの高揚感味わいたいなぁ」と思ったニアコ氏、
なぜか東京の青空市へ参加する。

まぁ今となっては分かりきった結果だとは思うが、
この日も売上ゼロ。3月の青空の下、無情にも時間だけが過ぎた。
(周りは売れてたから余計に自分の才能のなさを感じた。。。
ちゃんと自分のジャンルが輝ける場所に参加すればよかったのにね。)

当時のラインナップ。ちょっとチンチラ1本からは外れて、右上に普通のアクセサリーがいる。


デザフェスへ初進出


2022年5月22日、運命の日がやってくる。
デザインフェスタへの初出店である。

「ブース代14,000円きちぃ…」となりながらも一か八かで賭けたこの日。

当時のブースの模様

確か、売り上げは3万円いったと思う。
「Twitterで見ました!」という報告がめっちゃ嬉しかった。
あとはすずきポスターを見て「飼い主の苗字がすずき」という
勘違いをした人の群れが面白かった。。。

そして、今まで不安定だったもの心のつかえが消えていくような、
手応えのある1日だった。

そこからデザフェスは毎回参加するようになった。
味をしめて、両日参加にもした。
1日の売り上げが、ブース代を上回るのが嬉しくて。
趣味と実益ってこういうことを言うんだな〜と思った。

2022年後半には3Dプリンタの造形物にも手を出し始め、
チンチラフィギュア師として認知もされ始めた。

2023年7月現在、イベントで好評だったものを通販して、
月3万円の売上を出し始めたところ。



…というのがいままでのニアコのヒストリー。


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